「徴」「邪」「旁」…何と読むかわかりますか? 難読漢字で脳トレにトライ!今回は、読めそうで読めない一文字の漢字をご紹介します。

【徴】同じ読みで「験」「標」とも書きます

最初にご紹介するのはこちらの漢字。

「徴」

徴

国民に兵役の義務を負わせる「徴兵制(ちょうへいせい)」の「徴」(ちょう)。会費を集めるときに使う「徴収」(ちょうしゅう)の「徴」(ちょう)。呼び出す、請求するといった意味を持つ漢字です。では、一文字ではどう読むでしょうか?

正解はこちら!

「しるし」

しるし

『広辞苑』で意味を見てみると

他と紛れないように見分けるための心覚えとするもの。

あることを証明すること。また、そのもの。

となっており、「前兆」や「きざし」といった意味もあります。

「印」「験」「標」も同じく「しるし」と読みます。

【邪】横方向であること……?

続いてはこちら。

「邪」

邪

悪いことを意味する「邪悪」(じゃあく)の「邪」(じゃ)、不正な心を意味する「邪心」(じゃしん)の「邪」(じゃ)として使いますね。

「邪」を『広辞苑』で見てみると……

横の方向であること。また、そのさま

正しくないこと。邪悪。邪曲。横道

という意味になっています。何と読むかわかりますか?

「横の方向」がヒントになりそうです。

正解は……

「よこしま」

よこしま

「横しま」とも書くようです。