<横浜のココがキニナル!>

みなとみらいで京急新社屋の建築工事が進んでいますが、工事現場ゲート名が「品川」と「三崎(マグ)口」になっています。ちょっとしたユーモアですが、なぜこの名前をつけたのでしょうか?(くろてんさん)

<調査結果>

工事車両が「京急の現場はここだ!」と分かるようなゲート名を設置。発起人は現場責任者で、仮設事務所内にも京急グッズが置いてある


みなとみらい地区で進んでいる京浜急行電鉄の新社屋建設。


2016(平成28)年3月30日の様子


2018(平成30)年9月5日の様子


投稿によると、こちらの工事現場が普通の工事現場とちょっと違う装飾をしているらしい。実際に現場へ足を運んでみた。



みなとみらいに「品川」と「三崎マグロ」が!



今日も着々と工事が進んでいるなぁ〜と思って見てみると


日産グローバル本社ギャラリー側にある搬入口のゲート名が・・・


なんと、「品川」になっている!


どういうこと!?ここ、みなとみらいですけど!何の目的があって「品川」の看板が掲げられているのだろうか?
頭の中に「?」を浮かべながら、京急新社屋の工事現場をぐるっと回ってみると、今度は「三崎口」のゲート名を発見!


しかも、ちゃんと「三崎(マグ)ロ」になっている!


向かい側の清水建設の工事現場を見てみると、「No.1ゲート」「No.2ゲート」となっているし、お隣で工事中の資生堂「グローバルイノベーションセンター」では、「S1〜3ゲート」となっていた。工事現場によってゲート名は違うようだが、それにしたって奇抜すぎやしないか?


清水建設のゲート名


清水建設の作業員さんには、「京急さんの工事現場は面白いことしてるから見てきたほうがいいよ」とオススメされたほど。


資生堂のゲート名


京急といえば、ぶっ飛んだ企画が多いことで最近も話題になっている。またまた京急の遊び心によるものなのだろう、と思い、京急にその旨を問い合わせると、「工事現場についてはノータッチです。大成建設さんのご厚意で京急らしい装飾をしてくださっています」という。

なんと!京急発信じゃないのか!もしかしたら、京急のぶっ飛び具合に感化されて、大成建設がおかしくなってしまったのかもしれない。
ということで、大成建設に問い合わせてみると、心が沸き立つようなご返答をいただいたのでご紹介したい。



京急電鉄と一体になって、竣工に向かっていこう!



まず、「品川」と「三崎(マグ)ロ」のゲート名を掲げるに至った経緯について。

大成建設によると、「MM地区の、特に当作業所に近接する『56-1街区』エリアでは、現在建設ラッシュを迎えており工事車両の往来が増えております。一般的な工事現場のようにゲート名を数字にしてしまうと、初めて来場する工事車両のドライバーには見分けがつきません。資材等の誤搬入や交通渋滞を招かないよう、工事車両が間違いなく『ここが京急の現場だ!』と分かる工夫をする必要がありました」とのこと。


これなら間違いようがない


そこで大成建設は、「工夫をするならば、施主であり、多くのファンに愛されている京急電鉄にちなんだものにしよう」と、2017(平成29)年7月に駅番号「KK-01」の「品川」と、一番長い路線の終着駅である「KK-72」 の「三崎口」を採用したそうだ。2017年秋には、本家の「三崎口」駅が「三崎マグロ」駅に改名したのを機に、京急の遊び心に応える形で、ゲート名を「三崎マグロ」ゲートに変更したのだとか。

こんなに特徴的なゲート名だったら、運転手の人も搬入先を間違えないだろうし、何だかホッコリしてしまいそう。思いがけず発見した人からすると、「また京急が面白いこと考えたな!」と思われているかもしれないが、こちらの仕掛けは大成建設が考案したもの。


では、ワクワクする仕掛けを考えたのはいったい誰なのか?



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