仕事に趣味に積極的な女子たちが集まる本誌Hanakoの読者組織『ハナコラボ』。そんなハナコラボパートナーのパーソナルにスポットライトを当てたコーナー。普段は見えない素顔に迫ります。今回は23歳の酒師、伊藤ひいなさん。資格を取るきっかけや日本酒がテーマの連載の舞台裏について聞きました。

初めてアルバイトをした和食店の店主が、日本酒がすごく好きな方で、店に常時20種類ほどのお酒が置いてあったんです。しかも、どんどんラインナップが変わるので、お客さんから「このお酒はどんな味?」「この料理にはどれが合う?」と聞かれるのですが、全然答えられなくて。それが悔しくて、名前と味、香り、口当たりなどの特徴を飲んで覚えるようになりました。せっかく身につけた知識を生かしたいと思い、酒師の資格を取ろうと決意。猛勉強の末、一発合格し、20歳11カ月で酒師になることができました。

Hanako.tokyoの連載『伊藤家の晩酌』を始めたのは、写真家の父の知人で編集者の方から声をかけてもらったのがきっかけ。父におすすめの日本酒とそれに合う料理を紹介するという内容で、撮影日はだいたい6〜8本録り。撮影の終盤はライターさん、編集さん含めて全員結構酔っ払っています(笑)。毎回、準備は大変ですが、連載のおかげで、父がすっかり日本酒好きになり、一緒に飲めるようになったのがすごくうれしいです。日本酒は使う米の種類や造る場所の風土、造り手によって変わる個性の豊かさが魅力で、知れば知るほど知りたいことが増えていく。今後は日本酒の魅力を、同年代を含めた幅広い層や海外の方に伝えるべく、SNSなどの情報発信にも力を入れたいなと思っています。

唎酒師よりも難しい?酒ディプロマの勉強中。

日本酒の資格「酒ディプロマ」取得が次の目標。知識と合わせてサービス提供に必要な高いアドバイス能力も問われる。「米の産地や酵母など、覚えることがたくさん!」

種類に合わせて酒器を選ぶのも楽しい。

ガラス、陶器、磁器や錫(すず)などコレクションがずらり。「軽い口当たりの日本酒を飲むときは口が小さめの酒器を、香りを楽しみたいときは口が広いものを選んでいます」

ヅカファン歴6年。日々の活力になってます。

初めて観たときから宝塚歌劇団にドハマりしているというひいなさん。「星組の愛月ひかるさんのファンで、彼女の公演があるときは月に6回劇場に行くこともあります」

Profile…斉藤アリス(いとう・ひいな)

3年前に酒師の資格を取得。現在は日比谷にある酒の専門店に勤務。趣味は造り手の顔が見える蔵元巡り。インスタグラム(@sake_hi)で日本酒の情報を日々発信し、連載『伊藤家の晩酌』はHanako.tokyoで毎週日曜更新中。

(Hanako1188号掲載/photo:Natsumi Kakuto text:Mariko Uramoto)

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『伊藤家の晩酌』

弱冠22歳で唎酒師の資格を持つ、日本酒大好き娘・伊藤ひいなと、酒を愛する呑んべえにして数多くの雑誌、広告で活躍するカメラマンの父・伊藤徹也による、“伊藤家の晩酌”に潜入!酒好きながら日本酒経験はゼロに等しいというお父さんへ、日本酒愛にあふれる娘が選ぶおすすめ日本酒とは?
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