Hanako本誌連載「Hanako Beauty Skin Care あのコスメが生まれた理由」を掲載。今回は〈naturie〉から「ハトムギ浸透乳液」が生まれた理由をご紹介します。

ユーザーの願いをかなえるプチプラ浸透乳液が完成!

顔はもちろんボディにもたっぷり使える大容量、しかも保湿効果は抜群という理想のプチプラシリーズ〝ナチュリ エハトムギスキンケア〞に、3品目となる乳液が誕生し、早くも注目の的。手頃な価格なのに、なぜきちんと肌が潤うのか。その秘密を探ってみた。

肌表面の角層に、ハトムギエキスやベタインなど植物由来の保湿成分が浸透。油溶性成分と水溶性成分の2層から成る「Wシーリングブロック」が角層に抱え込んだ潤いをしっかり閉じ込め、ベタつかず、乾きにくい肌へと導く。230ml 750円(イミュ 0120-371367)

「ナチュリエ ハトムギスキンケアは、昔から美肌作りに役立てられてきた植物成分に注目したシリーズで、2002年に、〝ハトムギ化粧水〞を発売したのが始まりです。当時化粧水といえば、リッチなものを少しずつ使うのが一般的。しかし量を気にせず使いたい、たっぷり使わないと肌が乾くという声があることに着目し、大容量かつ手軽な価格で発売することになったのです」(ナチュリエPR担当・長島亜希子さん)

しかし発売から数年は苦戦。それでも根気よく店頭に並べるうち、口コミを中心に保湿力や容量、価格が評価され、ブレイクしたのだそう。「その後2016年には、ジェル状美容液として〝ハトムギ保湿ジェル〞を発売しました。化粧水一本では物足りないという意見や、当時流行したジェル剤型の使用感に関する不満の声を元に開発したアイテムで、肌の内側がしっかり潤うのにベタつかないと高く評価され、人気を集めています」

実はこの保湿ジェルと同時期に、乳液の開発もスタート。今回発売された〝ハトムギ浸透乳液〞の元となるコンセプトもできていたそう。「ナチュリエ ハトムギスキンケアユーザーは、ベタつくテクスチャーが苦手。そこでベタつかないのにきちんと保湿できる乳液を作ろうと考えました。また、研究を進めるうち、ハトムギのエキスには2種類のアミノ酸が含まれ、肌の内部に水分を留めてバリア機能をサポートするのにぴったりであることが分かってきたんです。さらに肌をベタつかせず保湿するには、〝水分を与えて油分でフタをする〞より、〝肌内部に水分を留めて蒸散させない〞ほうがよいのではないかと考え、浸透乳液のコンセプトに至りました」

ところが乳液は開発が難航。「紆余曲折あり、完成まで3年もかかってしまいました。試作品の数が200を超えたところで、ようやく理想の製品が完成。開発担当者も頭を抱えるほどの予算を費やしましたが、もちろんプチプラです。今までになかったものを開発してたくさんの人に使ってもらいたいという思が強いため、中身には一切妥協はありません。スーッと角質に浸透してもっちり潤い、表面はサラリという理想の使い心地。ぜひ一度、実感してみてください」

日本で唯一認められたライスパワーは現在も研究が進行中。

ナチュリエのハトムギスキンケアより、化粧水(右)と保湿ジェル(左)。新製品の浸透乳液とライン使いしてもいいし、それぞれ単品でお手入れにプラスしてもOK。ジェルは、朝使ってもメイクの邪魔にならない。

美容や健康によいとされるハトムギ。そのエキスに含まれる12種類のアミノ酸は、肌が本来持っている天然保湿因子を補給。水分を蓄えやすい肌に導いてくれる。

Brand Profile/〈naturie〉

2002年、ナチュリエ ハトムギスキンケア第一弾になるハトムギ化粧水を発売。コットンを化粧水に浸してマスクとして使う「ローションパック」ブームと共にブレイクして今に至る。2016年に発売されたハトムギ保湿ジェルも、さっぱりした使用感と確かな潤いで、全身の保湿に人気。

(Hanako1189号掲載/photo:MEGUMI styling:Momoko Miyata text:Yumiko Kazama)