震災から10年。復興の過程にある東北3県への支援は、“楽しく続ける”のカタチもある。旅に出かけ、おいしいものを食べ、現地からお気に入りを取り寄せて。ワクワクを力に変えて。「いつか東北本を出したい」と語るツレヅレハナコさん。そこで今回はご本人の写真とともに教えてもらった、福島のとっておきアドレスをご紹介します。

「掘るほど面白い県。2度目の東北旅に!」。魚介類、お肉、お米、野菜、果物、お酒。豊かな食資源は、食いしん坊にはたまらない!

「照れ屋さんが多い東北人の中でも、いちばんシャイなのは福島の人かも?だからかな、PRがあまり得意じゃないのがもったいない。でもみなさん優しいので、わからないことは聞けば優しく教えてくれるはず。会津若松で知った馬刺し文化やおいしいお蕎麦、個人的には東北一と思っている果物、大好きな酒蔵、城下町ならではの風情ある街並み。訪れる度に“好き”が増えていく。福島にはそんな魅力がありますね。いい温泉もたくさんあるので、温泉×で旅をプランニングしてみるのもあり。あー、話していたら、旅に出たくなってきた(笑)」

1. 「円盤餃子」はひとりひと皿が基本〈満腹〉/福島

「福島の名物“円盤餃子”。老舗から人気店まで何軒もあって、地元の人たちはそれぞれ“推し”の餃子屋さんを持ってるそう。私の“推し”は〈満腹〉さん。小ぶりで中身は野菜たっぷり、軽い食感でひと皿なんてペロリ。もちろん、お供はビール。何軒かはしごして、味比べをするのも楽しいはず」。円盤餃子 1皿1,650円(税込)。
福島県福島市仲間町1-24
024-521-3787
16:30〜21:00(土日11:40〜なくなり次第終了)火水休
50席/喫煙

2.新鮮な馬刺しとレアな日本酒がそろう〈盃爛処(はいらんしょ)〉/会津若松

「県内で消費され、地元から外に出回らないお酒がたくさんあるのも東北。ここは見たことのない銘柄がずらりと並び、福島中のお酒がそろってます。日本酒好きには、たまりません。新鮮な馬刺しと一緒にいただくのが、また最高です。お酒のことがわからなくても、気さくな店主に“おまかせ”で頼めば色々教えてくれますよ」。
福島県会津若松市中央1-3-23
0242-25-0062
17:00〜23:00(22:00LO)日不定休
20席/喫煙

3.思わずジャケ買い!ラジウム玉子〈岩城屋米穀店〉/福島

「福島駅発のレトロなローカル線に乗って訪れた飯坂温泉。そこで偶然見つけたのが、かわいいパッケージに包まれた温泉卵。濃厚な味でおいしさ抜群。帰りにまたお土産用に買い求めたほど。飯坂温泉は、公衆浴場みたいなローカルな温泉から素敵な宿まであり、すごく楽しめました。福島からの日帰りも可能です」。ラジウム玉子 10個入り タレ付き赤玉700円。※取り寄せ可。
福島県福島市飯坂町立町
024-542-4437
18:30〜18:30 日休

【お取り寄せ!】桃の香りがたまらない!〈みちのく福島路ビール〉

吾妻山系の雪解け天然水を使い、手仕込みされたビール。福島の特産品、桃を使ったピーチエールは女性人気の高い商品。「福島県は果物天国。一年を通じて、何を食べても、そのクオリティはびっくりするほど高いと思います。ほのかに桃の香りと酸味を感じるピーチエールだけでなく、白桃をぜいたくに使った桃のラガーもおすすめ。夏を先取りできますよ」。ピーチエール330㎖ 574円。

Navigator…ツレヅレハナコ

東北の酒と食と人をこよなく愛す編集者・文筆家。Instagram(@turehana1)のファンも多数。近著に『ツレヅレハナコの南の島へ呑みに行こうよ!』(光文社)など。

(Hanako1194号掲載/photo : Kaori Ouchi, turezurehanako text & edit : Yoshie Chokki)