島根県には出雲大社があり国内外で人気の場所でもあります。そこで今回は、島根旅行で訪れたい、どこか懐かしい、ほっと落ち着く空間が魅力的なカフェをご紹介します。

1.出雲のカフェでいただく、地元の旬フルーツで作るクリームソーダ。〈LoTa森田屋〉

縁結びの神様で知られる島根県の出雲大社でしっかりと良縁を願ったあとは、もちろん出雲のカフェ巡りへ。周辺をくまなく散策した私がいま一番おすすめしたいのが、島根縛りのクセ強めカフェを自称する〈LoTa森田屋〉です。お店を営んでいる出雲出身の若者2人(とってもキュートな男の子!笑)に話を聞くと、2020年7月にスタートしたばかりのカフェで、うち一人は実家が柿農家を営んでいるとのこと。森田屋は実家の屋号から取っているそうです。

私のおすすめは、ソーダに旬のフルーツと自家製アイスをトッピングした1度で3度おいしいドリンク。その名も「本当のメロンクリームソーダ」(左)と「梨のソーダ」(右)です。自家製きび糖シロップで割ったソーダに、益田産「アールスメロン」の果実と「ほし柿ミルク」アイスをトッピング。アイスは自然豊かな奥出雲で育ったの牛の搾りたて生乳をそのまま使用。果実はもちろん、柔らかなアイスからも鮮度が伝わってきておいしい!店内には島根のお酒や食器が買えるお土産コーナーも。私は島根グラノーラと、大根がおろしやすそうなおろし器を発見したので自分用に買って帰りました。出雲大社にお越しの際はぜひ!

〈LoTa Moridaya(LoTa森田屋)〉
島根県出雲市大社町杵築東四ツ角576
11:00〜17:30 火休

2.松江城の城郭内にある洋館でモーニング。〈亀田山喫茶室〉

日本最古の湯として知られる島根県の〈玉造温泉〉。松江に来た人が必ずと言っていいほど訪れるのが松江城。カーキの石垣とブラックのボディがかっこいい。私のおすすめしたい〈亀田山喫茶室〉は、なんとこのお城の敷地内にあるんです。カフェがあるのは城郭の門を入ってすぐの迎賓館〈興雲閣〉の1階。天皇の滞在のために建てられたミントグリーンの洋館で、ブラックなお城とのコントラストが意外にも映えてます。高い天井から日光が差し込み、クラシック音楽が静かに流れる店内。シンプルながら趣があって、のんびりと過ごせます。

モーニング限定「フレンチトースト」は朝10時半までの人気メニュー。アパレイユに一晩つけこんだ厚切りパンはふわふわ食感で、ほんのりオレンジが香ります。お好みでメープルシロップとシナモンをかけて。暖かい日はテラス席でのんびりと過ごすのもあり。城郭内の建物や風景を眺めながら、旅の途中に一休みするのに最適です。ちなみに〈興雲閣〉の内部は入館無料。赤絨毯の敷かれた階段や2階のバルコニーなど、インテリアもすごく素敵でした。こちらも覗いてみてくださいね。

〈Kamedayama Tea Room(亀田山喫茶室)〉
島根県松江市殿町1-59 興雲閣内
8:30〜17:00 無休

3.良質だけど奥ゆかしい、出雲の食材をカフェの主役に。〈ル コションドール 出西〉

〈出西窯〉に隣接するベーカリーカフェ。
焼き菓子もバリエーション豊か。

鳥取で人気のベーカリーを開いていた倉益孝行さんが、〈出西窯〉の多々納真さんと意気投合。卵やチーズ、牛乳、豆乳、野菜など地元生産者の真面目な食材でパンや料理を作り、それを〈出西窯〉の器で提供する運びに。

木次の卵や乳製品を使ったサンドイッチなどを楽しめる。

2018年5月のオープン以来、早くも地元住民はもちろん遠来の客が集う注目のスポットに。

〈ル コションドール 出西〉
島根県出雲市斐川町出西3368 
0853-27-9123
9:30(フード10:30)〜18:00(カフェ17:00LO) 火、第2・4水休 
40席/禁煙

(Hanako1168号掲載/photo : Michi Murakami illustration : Maori Sakai text : Mutsumi Hidaka)