アンテナショップが点在する大銀座エリア。震災から10年経過したいま、アンテナショップで東北を応援しよう。今回は、大銀座のアンテナショップをご紹介します。

1.〈青森県特産品センター アンテナショップ東京店〉産地直送の生鮮食品も充実。個人商店のような楽しさに夢中。/新富町

青森といえば、のりんごをはじめ、津軽の伝統野菜や陸奥湾産の海の幸、味自慢の漬け物などが店頭に並ぶことも。昔ながらの個人商店のような雰囲気のなか、掘り出しものを見つけるのが楽しいと評判。東京では手に入りにくい銘酒、「豊盃」は入荷と同時に売り切れることが多いので、日本酒好きはこまめにチェックを。

〈青森県特産品センター アンテナショップ東京店〉
東京都中央区新富1-3-9 東光ビル1F
03-5540-7311
10:00〜18:30(土〜15:30)日祝休

2.〈いわて銀河プラザ〉約1,800もの“いわてブランド”がそろう魅惑のアンテナショップ。/東銀座

毎日のように店内外のブースで行われるイベントを楽しみに通う人も。四季折々の食品や匠の技が光る工芸品、菓子、清酒など“いわてブランド”が、コーナーごとに見やすく陳列されているのも人気の理由。地元の人気店〈福田パン〉や、時期によってはSNSで全国的に話題となった牛乳瓶入りのウニが登場することも。

〈いわて銀河プラザ〉
東京都中央区銀座5-15-1南海東京ビル1F
03-3524-8282
10:30〜19:00(月末最終日〜17:00)無休

3.〈日本百貨店 にほんばし總本店〉日本のクラフトマンシップを伝えるアイテムが充実。/日本橋

「ニッポンのモノヅクリとスグレモノ」をテーマに、全国から雑貨や食品、工芸品をセレクト。〈日本百貨店〉初の旗艦店では、宮城県はもちろん、日本各地の懐かしいものと新しいものをバランスよくそろえ、若手の作家にもスポットを当てている。手づくりの雑貨は“表情”もさまざまなので直感で選ぶ楽しさも。

〈日本百貨店 にほんばし總本店〉
東京都中央区日本橋室町3-2-1コレド室町テラス1F
03-6281-8997
10:00〜21:00 休みは施設に準ずる

4.〈秋田ふるさと館〉県外の人にも広く愛される昔ながらの美味の宝庫。/有楽町

多くのアンテナショップが集まる〈東京交通会館〉。秋田の風土によって育まれてきた食品や民芸品は、素朴で心癒されるものが多数。不動の人気の稲庭うどんや自宅で作ることができる横手焼きそば、郷土食のいぶりがっこをはじめ、地元っ子にはおなじみのニテコサイダーのドロップなど、レトロ可愛いパッケージのアイテムも。

〈秋田ふるさと館〉
東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館1F
03-3214-2670
10:00〜19:00 無休

5.〈おいしい山形プラザ〉地元っ子も太鼓判を押す“んまい”ものが目白押し!/銀座1丁目

1階は特産品展示販売、2階には観光情報コーナーや県産食材を使用したレストラン〈YAMAGATA San-Dan-Delo〉が併設され「あますことなく山形を体感できる」と評判。生産者や蔵元による限定販売会を頻繁に行い、その魅力を伝えている。素材を吟味した加工品や発酵食品など、体にもうれしい“山形の恵み”をチェック。

〈おいしい山形プラザ〉
東京都中央区銀座1-5-10 ギンザファーストファイブビル1・2F
03-5250-1750
10:00〜20:00 無休

6.〈日本橋ふくしま館 MIDETTE〉手に取ると温かい気持ちになる工芸品や民芸品にも注目。/日本橋

「見てね、来てね」という思いを福島の方言で表現したアンテナショップには、地元作家による工芸品や特産品が盛りだくさん。工芸品と民芸品のコーナーをそれぞれ広く取っているのも特徴で、会津塗のコーヒーカップや川俣シルクのストールなどの販売も。伝統工芸の赤べこはプチギフトにも最適。

〈日本橋ふくしま館 MIDETTE(ミデッテ)〉
東京都中央区日本橋室町4-3-16 柳屋太洋ビル1F
03-6262-3977
10:30〜20:00(土日祝11:00〜18:00)無休

大銀座のアンテナショップで東北にエールを送ろう。

東日本大震災から今年で10年。日常生活が一変した今、遠方から現地を訪れるのは簡単ではないが、復興への道のりを歩み続けている人と町にエールを送る方法はある。有楽町をはじめ、大銀座エリアには地方の特産品や伝統工芸品を扱うアンテナショップが数あるが、そのなかには、東北の魅力に触れることができるお店も。

個人商店のような趣の〈青森県特産品センター〉やご当地ブランドが一堂に集まる〈いわて銀河プラザ〉、地元で愛されるおいしいものを広める〈秋田ふるさと館〉や〈おいしい山形プラザ〉は、定期的に足を運ぶというファンも多い。また、東北地方は美しい工芸品や心温まる民芸品の宝庫でもある。〈日本橋ふくしま館MIDETTE〉や〈日本百貨店 にほんばし總本店〉で器や雑貨を手に取ってみれば、今も昔も変わらない、東北のモノづくりの心が伝わるはずだ。

大銀座のアンテナショップは土地に根付く文化を伝えるだけではなく、現地の“今”を発信する役割もある。未来へ進み続ける東北のパワーを体感し、あらためてエールを送りたい。

(Hanako1195号掲載/photo : Kenya Abe(Akita, Aomori)illustration : Mai Beppu text : Keiko Kodera)