日本茶を語る上で避けては通れないのが茶葉の産地による違い。そこで今回は、代表される4つの地域の個性をご紹介。さまざまな楽しみ方や注目のお店を1冊のムックにまとめた『私が知りたいお茶のこと、すべて。』よりお届けします。

日本茶を語る上で避けては通れないのが茶葉の産地による違い。日本三大銘茶といわれる静岡、埼玉、京都に加え、近ごろは鹿児島も注目。鹿児島が2019年にお茶の産出額で初の全国一になったニュースは2021年の業界を席巻した。お茶の歴史を紐解くと、生産や製法のルーツは京都に。

お茶の色は濁りがなく透明に近い黄色。鼻に抜ける香りが芳しく、旨みや甘みが強い。山間部、平地、海岸沿いまで茶畑が広がる静岡を見渡すと、その土地ごとの特徴が顕著。透き通った水色(すいしょく)の川根、深蒸し茶の牧之原など、細かな地名まで知っていると飲み比べが楽しくなりそう。

「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と言うように、狭山茶は深い味わいが自慢。広大な茶園で作られる鹿児島茶は濃く艶のある茶葉に。爽やかな香りとふくよかな味わいが、初夏の茶園を思わせる。

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1.埼玉

狭山茶再興の立役者、〈山本山〉(03-3271-3273)。強火で火入れし香ばしく濃厚な味。100g1,296円。

2.鹿児島

〈すすむ屋茶店〉(099-251-4141)で一番鹿児島茶らしいという、こくまろ100g 1,296円。

3.静岡

茶園ごとに製茶する店。No.2100g 1,512円。〈NAKAMURA TEA LIFE STORE〉(03-5843-8744)

4.京都

しっかりとした甘味が味わえる〈一保堂茶舗〉(0120-21-3423)の嘉木3,240円(小缶箱105g)。

(Hanako特別編集『私が知りたいお茶のこと、すべて。』掲載/photo : Norio Kidera text : Kahoko Nishimura)