おうち時間が長い今だからこそ“読書”をしませんか。今回はSDGsをわかりやすく学べる入門書的な本をピックアップ。本の中には今すぐ実践できるSDGs生活のヒントが満載です。

1.【エシカル】

(NHK出版/2,000円)
(山川出版社/1,400円)

『プラスチック・フリー生活 今すぐできる小さな革命』/シャンタル・プラモンドン、ジェイ・シンハ 訳:服部雄一郎
暮らしを見つめ直すと、私たち人間がいかに便利なプラスチックに頼ってきたかがわかります。そのプラスチックが自然環境や生き物にとって脅威であることは、最近ニュースでもよく目にするように。では、生活からプラスチックをなくすことは可能なのか?そもそもなぜ、プラスチックはよくないのか?プラスチックに代わるものはあるのか?色々な悩みを解決してくれる一冊。

『はじめてのエシカル』/末吉里花
2016年に出版した拙著です。エシカルについて学ぶための初心者向け入門書として書きました。私自身がどう関心を持ち、変わっていったのかというパーソナルストーリーとともに、なぜエシカルな考えが大切なのか、暮らしに取り入れる実践方法なども。巻末にはエシカル・ショッピングガイドも掲載。一歩踏み出せなかった方たちから「実践する勇気をもらった」とうれしい感想をいただいています。

(Hanako1185号掲載/photo:Natsumi Kakuto styling:YuiOtani illustration:SANDER STUDIO text:Tomoko Yanagisawa edit:NaoYoshida)

2.【食】

『あるものでまかなう生活』/井出留美
私たちのまわりはまだ食べられるもの、もっと使えるものであふれている。再利用したり、リメイクしたり、長持ちするように工夫することでそこに新たな命が宿る。捨てない幸せ、使い切る満足を知ることで、食も暮らしも新しいスタンダードにすっきりとシフトしてみたらいかがだろう。(日本経済新聞出版/1,540円)

『コーヒーで読み解くSDGs』/Jose、川島良彰、池本幸生、山下加夏
SDGsは17の目標を掲げているが、それらの目標は、コーヒー業界が以前から取り組んできた課題の縮図でもあった。三人の著者がコーヒーを通してSDGsを紐解き、解説していくことで、誰もがコーヒーを通じてSDGsに貢献できることに気づく。コーヒーの価値観を変え、SDGsを理解できる一冊。(ポプラ社/1,870円)

3.【ジェンダー】

『男らしさの終焉』 /グレイソン・ペリー 、訳:小磯 洋光
ターナー賞アーティストであり異性装者として知られる著者が、新時代のジェンダーと男性のあり方を模索する一冊。権力、暴力、パフォーマンス、感情の4つのエリアに分けて、男性性の支配について言及。さまざまな分野を横断して男性について分析し、男性のための未来のマニフェストを提示する。(フィルムアート社/2,000円)

『LGBTを読みとく-クィア・スタディーズ入門』/森山至貴
最近よく見かける「LGBT」という言葉にはレズビアンやゲイの頭文字が含まれているが、実はそれはセクシュアルマイノリティのほんの一部に過ぎない。「LGBT」を手がかりに、バイセクシュアルやトランスジェンダー、言葉で括ることができない多様な性のあり方について正しく学ぶための教科書。(筑摩書房/800円)

(Hanako1190号掲載/photo:Natsumi Kakuto text:Momoka Oba)