ロケ弁ブランドをはじめ、さまざまなジャンルで活躍をするフードデザイナー・細川芙美さんが、ズボラ女子でもできる簡単レシピを紹介する連載。第39回は、秋の味覚・さつまいもを使ったパニーニを紹介します。

今回のテーマ:「ミートでポテトな甘じょっぱいパニーニ」

しかも秋の味覚もおさえさせてもらいます。

新しく友達ができた。豪華なシステムキッチンでホットサンドメーカーを使い、パニーニを作ってくれた。こんなキッチンがあれば…私もホットサンドメーカー欲しいな。でも、一過性の感情で買ってしまったものは大体使わずにお家で眠り、ほこりをかぶってしまうのがBの本質。大事なのは、キッチンにあるもので最大限にトライをしておいしいものを作るということ。そう思いながら、今回は腕を振るってみようじゃないか!

材料(2枚分)
さつまいも…1/2本
塩・胡椒…各適量
ターメリック…少々
牛乳…100ml〜
サラダ油…適量
合いびき肉…120g
ほうれん草…2〜3本
ライ麦パン…2枚
シュレッドチーズ…ふたつかみ(パニーニの外側、内側でひとつかみずつ)
卵…1個

いもをおいしく茹でるコツは“丸ごとをじっくり”

【POINT】水は、さつまいもがかぶる程度。
【POINT】塩を入れておく。
【POINT】箸が力を入れずにスッと通ったらOK。
【POINT】熱いので布巾でむく。
【POINT】剥きにくいところは包丁で。

【1】鍋にたっぷりの水とさつまいも、塩少々を入れる。中火で沸騰したら弱火にし、20分ほど茹でる。待っている間は読書でもして、気長に待つこと。さつまいもに箸をさし、スッと通ったら鍋から上げて熱いうちに皮を剥く。

マッシュポテトは色鮮やかに仕上げる!

【POINT】潰しやすいようにカット。
【POINT】フォークでマッシュに。
【POINT】色鮮やかな隠し技!
【POINT】牛乳は少しずつ。
【POINT】好みの柔らかさはちょっとゆるめ。
【POINT】半分は次回使用。

【2】皮の剥けたさつまいもは潰しやすい大きさにカットし、ボウルに入れてフォークで潰す。鍋に移したらターメリック入れて。弱火にかけて牛乳を少しずつ入れながら伸ばし、塩少々で味を調えて。

※マッシュポテトは半分使い、もう半分は次回使用。

ブランチ以降で食べたいならミートは必須!

【POINT】合いびき肉はフライパンで…。
【POINT】焼くだけ!それだけ!
【POINT】付け合わせのほうれん草を茹でる。

【3】フライパンにサラダ油少量を引いて強火にかけたら、合いびき肉をさっと炒める。塩・胡椒各少々で味を調え、ざるに上げて余分な油を取り除く。付け合わせのほうれん草もここで茹でておこう。

これぞ方程式!さつまいも+お肉+チーズ=甘じょっぱい

【POINT】ジャムをしっかり塗るようなイメージ。
【POINT】炒めたお肉をのせ…。
【POINT】チーズをのせたら、方程式はこれで完成。
【POINT】しっかり両手で押さえて。

【4】ライ麦パン1枚にマッシュポテトを厚さ1cmほど塗る。その上に炒めた合いびき肉、シュレッドチーズをのせる。甘じょっぱいイメージを持ちながら、もう1枚のパンをかぶせてしっかり押さえてサンドに。

パニーニのチーズは中だけじゃない

【POINT】まずはチーズをひいて。
【POINT】崩れないように真ん中へ。
【POINT】フタはひとまわり小さいもの。
【POINT】焼き上がりはチーズで確認。
【POINT】金色でカリカリ!

【5】フライパン全体にチーズを入れたら、3のパンをのせて中火に。フタはぴったりはまらない、ひとまわり小さいもので上からパンをおさえる(ない場合はお皿でもOK)。チーズが焼けて色が変わり、乾き始めたらひっくり返す。反対の面も中火で軽く焼き色がつくまで焼いて。

なくてもいいけど、あったらうれしい付け合わせ。意外と重要なんです

【POINT】あわよくばチーズの風味がうつる。
【POINT】はさみで十分。

【6】フライパンは洗わずに、そのままサラダ油少量をひき、卵を割り入れて目玉焼きを作る。茹でておいたほうれん草はカット。うつわにパニーニと目玉焼き、ほうれん草を添えて完成。

毎回すぎて申し訳ないが、完成するとにんまりしてしまうのはどうしてだろう。作っている過程で甘さやしょっぱさがイメージできたり、金色に焼いたチーズはかぶりついたらカリッとするに決まっている。言わずもがなを知っている私は、もう食べる前からおいしいんです。食べ終わった頃には、ホットサンドメーカーの必要性なんて1ミリも感じませんでした。シンプルな調理器具で、にんまりできるんだもん。

今回のB面撮影裏側日記

キッチンにグリーンのタイルを貼りました。その後、海外の著名な料理家のキッチンがこぞってグリーンになっていたことをSNSで発見。私のほうが緑にした日は早かったのに。「世界と同じアンテナをもっているんだ〜」と、どうでもいいことに有頂天な様子がこちら。

A面、B面女子とは…?

料理ライフを楽しむキラキラA面女子(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」のが本音。そんなB面女子(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを紹介する本連載。Hanako誌面の連載「SIDE-B COOKING」と連動中!Hanako.tokyoのWEB連載、instagramと合わせてパラレル女子のA&B面をチェックして!