二酸化炭素と水にまで分解される生分解性プラスチックや、自然由来のバイオマスプラスチック、再利用されやすい瓶。プラ製品が多くなりがちなキッチンアイテムも、今は選択肢が増えてきた。そして、キッチンにあってうれしいデザイン。

1.身近なプラスチック製品を、バイオプラに置き換えてみる。

土に還るラップとゴミ袋は、一般的な商品より燃焼時の二酸化炭素削減に貢献できる。もちろん、家でコンポストができる人にもおすすめだ。ラップは切り取り線付きでアルミの刃もなく安全に使え、レンジや冷凍もOK、有害物質を含まず安心。出したままでもおしゃれなところもまたよし。左から、バイオプラスチックゴミ袋(45L)3箱30枚1,584円、生分解性100% 土に還るラップ30m 660円(共にEARTH FRIENDLY SHOP)

サトウキビやトウモロコシなど植物由来のバイオマスプラスチック製品が、だんだん増えてきている。サトウキビなどは育成段階で二酸化炭素を吸収する、ゼロカーボンにつながる原材料。そしてこちらは、100%サトウキビを使ったバイオプラカッティングボード。もともとステンレスの業務用キッチン用品を手がけていたスウェーデンのブランドで、近年は家庭用品が充実してきており、質実剛健な雰囲気が魅力。カッティングボード825円(ヨナス|サンク 0422-26-8735)

2.ラップも、使い捨てないという選択肢。さらに、実は高機能。

コレクションを生産する過程で出てしまったオーガニックコットンの余剰生地と、無農薬の蜜蝋を使ってできたラップとバッグ。野菜やパンを包んで冷蔵庫に入れたり、お菓子の保存袋にしたり。蜜蝋の抗菌・保湿作用でより衛生的、新鮮に食品をキープ。水洗いして繰り返し使えるからゴミを減らせるだけでなく、食品ロスにも貢献しそう。左から、みつろうラップ1,600円、バッグ3,000円(共にEQUALAND - TRUST AND INTIMATE -|イコーランド シブヤ 03-6805-0903)

3.ガラス瓶なら、捨てずにリサイクルできるから。

原料は有機ブドウを野生酵母で醗酵させたナチュラルなワインのみ、野外に置いた樽でゆっくりと熟成させたヴィネガー。名だたるシェフが愛用する一本は、いつものサラダが特別な一皿に。赤でスペアリブを煮込んだり、白をポテサラに使ってマヨネーズを減らしたり。おしゃれな味になって長持ちの瓶調味料は、実は料理初心者の味方だったりする。左から、赤ワインヴィネガー500ml 2,400円、白ワインヴィネガー250ml 2,300円(共にラ・ギネル|アコテ 03-6873-7623)

プラ容器ではないケチャップは、西麻布にあるビストロ〈ル ブトン〉の自家製。青山・スパイラルの〈call〉で購入できる。ル ブトンで締めの一皿として提供されるナポリタンには、このケチャップが使われているそうで、ナポリタンのレシピ付きというのもまたうれしい。トマトの酸味と旨味が凝縮して、ポテトフライにつけても美味。パッケージは〈ミナ ペルホネン〉がデザイン。ギフトとしても変化球のある逸品だ。150g 1,188円(ル ブトン|call 03-6825-3733)

ミシュラン獲得店舗である〈sio〉の鳥羽周作氏が監修したマヨネーズ。体に優しい無添加で、酸味と塩味を抑えたことで味に角がなく、素材の味を引き出してくれる特別な調味料に仕上がった。いつもの茹で野菜や卵も、のせるだけでスペシャルに。瓶に入れることで、おいしさをよりキープできるという。ただ賞味期限は短いので、それを意識して食べ切りたくなるお惣菜のようなマヨ。ふつうのマヨネーズ120g×3個3,800円(ふつうのショップ 0120-596039)