弁護士・菅原草子が、愛してやまない食の話とお役立ち法律情報、Hanako読者からきたお悩みを解決する連載。第27回は気になるサブスクの解約方法についての話と、メガ丼の店をご紹介します。

みなさんこんにちは!6月もお疲れさまでした。今年も半分が終わってしまうんですね〜。年々、早くなる時の流れ、薄れる一日一日の記憶…震える。ついでに昨日の夕飯は何だったっけ?まあいっか、夏が来るわけだし、とりあえずビアガーデン、バーベキューに行こう!さらに記憶を失って、それでも家に帰ればシャワーだけは必ず入って(潔癖症の性)、ベッドにダイブして眠りにつこう。ああ、やめられない一人暮らし。現実は誰にも見せられない一人暮らし。

今月のお悩み:「サブスクの解約方法がわかりやすくなるって本当?」(W.Kさん 主婦)

やっていない人を探す方が難しいのではと思うほど、生活の一部になってきているサブスク。ほんと便利ですよね〜。今月はそんなサブスクにまつわるご相談。
「サブスクリプション(サブスク)」とは、定期・定額で、商品やサービスの提供を受けることのできる契約形態をいいます(厳密には定期購入とは区別されますが、ここではあわせてサブスクとします)。動画配信・音楽配信をはじめ、洋服バッグのレンタル、お花やミールキットの宅配や飲食店でのテイクアウトなどなど、いまやどんな事業でもサブスクが展開されてるからすごい。ちなみに私はクラフトビールのサブスクを頼んでいました!国内外いろんな土地のクラフトビールを飲むのは旅行気分で楽しかったな〜。何が届くかはお楽しみタイプのサブスクが好きです。みなさんのおすすめサブスクは何ですか?Hanako読者って良いものを知ってそうなのよ。
さて、サブスクが普及するなかで増えてきたのが、解約時のトラブル。初回が破格だったりすると夜中のテンションでついつい申し込んでしまって、その後は自動的に引き落とされるから支払いをしてる意識がなく、契約したことも忘れてたりして。翌月の商品が届いて思い出し、すぐ解約しなきゃ!と思っても、今度は解約方法がわかりにくかったり、解約ボタンが見つからず。電話じゃないとダメだと気付いたものの、その電話が繋がりにくいのよ…そうこうしている間に今月分を引き落とされちゃった…なんていう負のスパイラル、私もありました。苦い。そんなトラブルを回避すべく、2022年6月1日より「改正特定商取引法」が施行されました。どんな変化があるかというと、

【1】事業者は、ECサイトにおいて「1.購入回数や購入期間」「2.初回、2回目以降の価格」「3.無償から有償への移行時期」「4.支払時期・支払い方法」「5.解約方法・解約条件」などを、最終確認画面でわかりやすく表示することが義務付けられます。
【2】消費者を誤認させるような表示は禁止され、もし消費者が内容を正しく理解せず、誤認して申込みをしてしまった場合は、契約を取り消すことが可能になります。
【3】規制に違反した事業者は、行政処分や罰則(懲役や罰金)の対象になります。

消費者としても、注文前には十分に表示を確認し、念のためにどのような表示を見て申し込んだのか、スクショを取っておくといいかもしれません。また、ECサイトを運営している事業者の方は、現在のサイトの表示を修正、追加することが必要になるかもしれませんね。

結論:「サブスク、定期購入の解約がわかりやすくなるように改正法で定められました。ですが、困ったことがあったら、すぐに消費生活センターや弁護士にご相談を。全国共通の電話番号『188(いやや!)』に電話をかけ、消費者ホットラインの専門相談員に相談することも可能です」

今月の食いしん坊ご飯〜高い山こそ登りたくなるんだよ、メガ丼編〜

〈いづも〉の「鰻玉丼」。
〈伊豆高原ビール〉の「漁師の漬け丼」。

胃が弱ってきたなあ、と日々痛感しながらも、見つけてしまったら挑みたくなる心を抑えきれなくなるのが、目を疑うようなメガ丼たち。最近も2戦ほど行ってきました。
一戦目が、うなぎ居酒屋〈いづも〉の「鰻玉丼」。どんぶり飯の上に、厚焼き玉子どーん!鰻どーん!。ご対面できただけで大満足すぎました。なおお気づきでしょうか、ごはんが全面茶色、そう鰻のタレご飯になっているのです。ありがたい。にしてもこれ炊飯器1台分の米が入っていると思うの。さすがにギブアップ…でも大丈夫、なんとおにぎりにしてくれてテイクアウトできます。もう不安はないはず、会いに行ってみてください。
二戦目は、静岡の〈伊豆高原ビール〉の海鮮丼「漁師の漬け丼」。マグロ、サーモン、イカ、いくら、なんかが、これでもかと。あんなに口の中が海鮮でいっぱいになったことはないと思う。しかも色んな種類の伊豆高原ビールも飲めちゃいます。天気も良くて最高のランチでした。

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