2018年のオープンから4年間〈kumasan 麻布〉を支えた永井さんが腕を振う、黒毛和牛に日本料理を織り交ぜた肉割烹〈うし富味〉。五感を研ぎ澄ませて味わいたい、多彩な日本料理の技が結集。

多彩な日本料理の技が結集する16品。

宮城県産の雲丹の上にサーロイン、キャビアをのせた「雲丹ユッケ」。甘め醤油と絡めて。
お任せコース 18,000円。
前菜は、「上ミノ三つ葉浸し」や「ハツ黄ニラオイル」などをはじめ四季を映した華やかな八寸。どれも軽やかでおいしく、お酒が進む。

〈うし富味〉は、新富町駅からわずか4分ほど。店内に入るとシンプルでモダンな空間に、わずか8席からなるライブ感溢れるオープンキッチンのカウンター席。

ここでは、銀座の懐石料理〈瓢喜〉料理長をはじめ長年日本料理で経験を積み、2018年のオープンから4年間〈kumasan 麻布〉料理長を務めた永井さんが腕を振う。あらゆる食材を熟知した目利きの良さで調達した旬の食材たちを使い、多様な滋味の料理たちをいただくことができる。

さまざまな土地のもつパワー溢れる食材たちが集まる。
上質な和牛を使ったバリーション豊かな料理を提供。
素材を調理して盛り付けるプロセスが、カウンターに楽しい一体感をもたらしてくれる。
冬瓜や木の芽を添えた「ハモのお浸し」。滋味深い、優しい味わい。
塩昆布で締めた、鹿児島県産の「和牛タン刺し」。
五島列島産の「クエ刺し」を1週間ほど熟成。醤油や山葵で少しアクセントを足して。
「すっぽん和牛メンチカツ」。
小籠包みたいに、中からすっぽんの香ばしく味わいの濃いスープが溢れ出る。

コース16品には、日本料理の基本に忠実に、黒毛和牛と四季折々の食材の素材そのもののおいしさをシンプルに引き出す引き算の料理たちを提供。以前料理長を務めた、素材と素材を掛け合わせる足し算の料理が中心の〈kumasan 麻布〉とはまた違った味わいを楽しめる。

料理ができあがるまでの香りや、音など五感で楽しめるのも、カウンター席ならではの面白さ。目の前で仕上げていく料理は、見ている時間もご馳走だ。

「サーロしゃぶ」に刻み葱、花穂を散らし、特製出汁を。サーロインの内側には柔らかく煮浸しされたトマトが。
「ヒレカツ巻き」。自ら手で巻いていただくのも楽しい。
「厚切りタン焼き」。酸味が少ないレイヤーレモンを使用しているので案外さっぱりいただける。
土佐酢でさっぱりいただく「焼き鮑」。
土鍋で炊いた「とうもろこしご飯」。立ち上る香ばしい香りだけでお腹いっぱいに。
とうもろこしの旨みが凝縮され、もうお腹いっぱいなのに箸が止まらないほどのうまさ。
自家製の「手打ち茶蕎麦」。スルッと喉越しがよく、もうお腹いっぱいにも関わらず、スルスル食べられる。
〆は「青梅蜜煮」。さっぱりとした甘さで上品。

季節ごとの食材を巧みに使って繰り広げられる研ぎ澄ませれた料理たちは、目でも舌でも存分に楽しませてくれる。

一つひとつの料理を引き立てる日本酒やワインも一緒に楽しめる、ペアリングも用意あり。ドリンクペアリング 7,000円〜。

16品のコースは、途中食べ飽きることのない充実な内容であっという間。
滋味深い味わいのこだわりの素材を存分に堪能できる、どんな人にもお薦めしたくなる一軒だ。

〈うし富味〉
東京都中央区新富1-15-13
03-5244-9007
営業時間第一部 18:00〜、第二部20:30〜
水休
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