ちいさな島が点々と浮かぶ青い海や色とりどりのアートなど、魅力がぎゅっと詰まった岡山県。そんなこのエリアでは、2022年9月30日(火)まで自治体・観光関係者とJR6社が共同で展開する『岡山デスティネーションキャンペーン』を開催中。2022年ならではの過ごし方を楽しみつつ、変わらない穏やかな景色を堪能してみては。記事前編はこちら。

キャンペーン期間中は、倉敷市に本社を構えるマスキングテープブランド〈mt〉と瀬戸内海がコラボレーションした限定アートを見ることができたり、かわいくラッピングされた船が運航したりとワクワクするイベントがたくさん! ここからは、日本のエーゲ海といわれる牛窓〜アートの島、犬島エリアを中心にバスと船を使って巡るモデルコースをご紹介。

〈桃茂実苑〉で朝からふんわり甘い旬の白桃を味わう。

瀬戸内海に面し、温暖で降水量が少ない気候から国内有数の果物の産地としてもよく知られている岡山県。そんななか高い人気を誇るのがこの時期に旬を迎える白桃。今回訪問した、赤磐市にある〈桃茂実苑〉では、約15,000平方メートルの広大な農園で白桃を育てており、なんと23品種もあるそう。

おいしい桃を味わいたいなら、まずは農園で自ら新鮮な桃を収穫してみよう。実際に桃狩り後にいただいた桃は、香り高くそのみずみずしさとなめらかさに驚くほど。とろけるような食感と自然な甘みに思わず感動するはず。

〈桃茂実苑〉桃狩り
〜2022年8月15日(木)
岡山県赤磐市尾谷843
086-958-5444
9:00〜16:00
料金はHPにて確認

芸術の文化が根付く牛窓で色鮮やかな〈mtショップ〉を楽しむ。

旬のフルーツでお腹を満たしたら、倉敷市に本社を構える〈カモ井加工紙〉のマスキングテープブランド、〈mt〉を使ったアートが4カ所で展示されている牛窓エリアへ。〈瀬戸内市立美術館〉の3階ギャラリーには新作&限定テープやグッズを扱う期間限定の特設mtショップを開設しています。

美術館の展示室ではmtとコラボした特別展が。その中でも一際目を引く作品『Flags』は、自然に生えた草花をテープでマスキングしたアート作品。目を凝らすとそれぞれ葉っぱや花のシルエットが見えてくるので、ぜひ実際に自分の目で確かめてみて。

〈mt@瀬戸内市立美術館〉
〜2022年8月31日(水)
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓4911
0869-34-3130
9:00〜17:00(入場16:30まで)
月休

さらに『mt×牛窓』のイベント期間中は〈瀬戸内市立美術館〉〈牛窓ヨットハーバー〉〈街角ミュゼ牛窓文化館 〉〈牛窓オリーブ園赤屋根〉の4つのスポットを巡回する無料シャトルバスが運行するので、この後はこちらのバスで移動するのがいちおし! 

『mt×牛窓会場巡回シャトルバス』
2022年8月6日(土)7日(日)、11日(木・祝)〜15日(月)、20日(土)21日(日)27日(土)28日(日)
瀬戸内きらり館(街角ミュゼ牛窓文化館 まで徒歩5分)〜牛窓オリーブ園〜牛窓ヨットハーバー〜 瀬戸内市立美術館
0869-22-3953(瀬戸内市文化観光課 平日9:00〜17:00)

西日本最大級のスケールを誇る〈牛窓ヨットハーバー〉には、mtショップのほか爽やかな色合いの帆が特徴的なヨットも展示されているので、必見。

〈mt@牛窓ヨットハーバー〉
〜2022年8月31日(水)
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓5414-7
0869-34-5160
9:00〜17:00
火休

大正4年に建てられた銀行建築を活かした〈街角ミュゼ牛窓文化館〉は、カーテンのように張り巡らされたマスキングテープが大正ロマンあふれる建物と見事に融合しています。

〈mt@街角ミュゼ牛窓文化館〉
〜2022年8月31日(水)
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓2836-1
0869-22-3953
9:00〜17:00
無休

〈牛窓オリーブ園・赤屋根〉は、故 佐竹徳画伯がセザンヌに衝撃を受け、40年ほどアトリエとして使っていた建物だそう。そんな歴史ある建築がオレンジと緑のオリーブの実をイメージしたマスキングテープで彩られ、いつもとは違う表情を見せてくれます。

〈mt@牛窓オリーブ園 赤屋根〉
〜2022年8月31日(水)
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓412-1
0869-34-2370
9:00〜17:00
無休

〈牛窓オリーブ園〉は、それ以外にも見どころがたくさん! 約2,000本のオリーブの木が植えられた農園に足を踏み入れると〈牛窓国際芸術祭〉で設置されたアートや、美しい瀬戸内海の海を展望台から堪能することができます。

展望台のすぐそばの〈幸福の鐘〉は、いわずと知れたフォトスポット。ゆっくりと鐘を鳴らし、オリーブに胸の中に秘めた願いを託してみるのもいいかも。

〈牛窓オリーブ園〉
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓412-1
0869-34-2370
9:00〜17:00
無休

澄んだ海を臨む山の上のカフェでひとやすみ。

園内を歩き回って疲れたら〈山の上のロースタリ〉へ。 あえて照明をつけず、 瀬戸内海の自然の表情を大切にしているこちらの店舗は、瀬戸内市で人気を誇るカフェ〈キノシタショウテン〉が手掛けるロースタリカフェ。

店内で焙煎したコーヒーと近隣の〈石原牧場〉の牛乳を使用したカフェラテは、ミルクの甘みとコーヒーの苦みのバランスが絶妙で絶品なのでぜひ一度チャレンジを。

〈山の上のロースタリ〉
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓412-1
0869-34-2370
10:00〜17:00
無休

牛窓を満喫したら、海を見渡せる高台にある料理旅館〈民宿味惣 別館〉でランチタイム。前菜6品盛りからメバルの煮つけ、海の幸を堪能できるしゃぶしゃぶまで揃うコースは、豊富なラインナップでお腹を満たしてくれること間違いなし。

〈民宿味惣 別館〉
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓4608-2
0869-34-9877
チェックイン16:00、チェックアウト10:00
無休

心躍る色とりどりの船に、いざ乗船!

そして午後からはキュートにラッピングされた船が目を引く〈Okayama 京橋 mt クルーズ〉で、牛窓から犬島に移動します。船で約10分の場所に位置する犬島は、岡山市唯一の有人島。近代化産業遺産でもある銅の製錬所跡を再生した〈犬島精錬所美術館〉や、犬島の集落で展開される〈家プロジェクト〉など、近年はアートの島として注目を集めています。

〈Okayama 京橋 mtクルーズ〉
〜2022年8月4日(木)
岡山県岡山市北区京橋町(京橋フェリー乗り場)
086-201-1703
コース(1)京橋〜犬島:大人3,000円、小学生1,500円
コース(2)犬島〜牛窓:大人1,000円、小学生500円
8月6、7、11〜15、20、21、27、28日は、犬島〜牛窓間を「NORINAHALLE」が運航。

瀬戸内国際芸術祭の舞台、犬島でポップなアートを体感。

島に到着したら、白い外観の空き家をマスキングテープで彩った〈mt@犬島〉の元へ。カラフルでありながらどこかノスタルジックな雰囲気が漂うこちらの作品は見ごたえたっぷり。

〈mt@犬島〉(白い家)
〜2022年8月31日(水)
岡山県岡山市東区犬島 
086-465-5800
9:00〜16:00
火休(祝日の場合は翌休)

造形家の川埜龍三氏が『犬島ハウスプロジェクト』として2年の歳月をかけて製作した〈犬島の島犬〉も、この島に来たら必ず見ておきたい作品。海の家をイヌ小屋に見立てて作られた巨大な彫刻には、2万枚もの陶板タイルを使用しており、その迸るエネルギーにはきっと感じるものがあるはず。物憂げなイヌの表情にも魅了されます。

〈犬島の島犬〉
岡山県岡山市東区犬島 
090-7776-6878
無休

瀬戸内ブルーを望む絶景スポットでのんびり。

アートを楽しみ尽くしたら、穏やかな海と島々が織りなす多島美を体感できるエリアへ。〈犬島精錬所美術館 チケットセンター〉の周辺にはいくつものテーブルと椅子が並び、絶景を望みつつゆったりと寛ぐことができます。

チケットセンターにはカフェも併設されているので、フードやドリンクをテイクアウトするのもおすすめ。犬島で採れた甘酸っぱい山桃を使った〈山桃のかき氷〉と爽やかな〈ジンジャーのかき氷〉(各520円)は、どちらもさっぱりとした味わいでクセになること間違いなし。きらきらと輝く瀬戸内の海を目の前に頬張るスイーツは格別です。

〈犬島チケットセンターカフェ〉
岡山県東区犬島327−5
086-947-1112
10:00〜17:00(16:30LO)
火休

日本一のだがし売場で、自分へのご褒美を手土産に。

犬島に別れを告げ、最後は瀬戸内市にある〈日本一のだがし売場〉へ。子どもから大人まで楽しめるだがしのテーマパークを目指したどこか懐かしさ漂う売場には、面白い商品・仕掛けが満載! 

大切な人への手土産を購入するのはもちろん、自分へのご褒美にだがしを大人買いして旅を締めくくるのもいいかも。

〈日本一のだがし売場〉
岡山県瀬戸内市長船町東須恵1373-5
0869-26-6580
10:00〜17:00、日祝9:00〜(土日祝、お盆期間は入場券が必要)
9月30日、12月30日〜1月3日休