都心から30分ほどで気軽に行ける観光スポット・横浜。心身ともにストレスを感じていたコロナ禍を経て、最近は「癒し」が旅のトレンドとなりつつあります。そこで、今回『横浜市主催プレスツアー』に参加して、“プチ・リトリート”を体験できる横浜市のスポットを巡ってきました。この夏は、海辺の開放感や中華街や洋館から漂う異国情緒など非日常要素たっぷりの横浜にある、身も心も癒されるスポットを訪れてみませんか?

【平沼橋駅】朝の〈横浜イングリッシュガーデン〉で、緑のマイナスイオンをチャージ!

まず、朝に向かったのは、〈横浜イングリッシュガーデン〉。今の時期は気温がまだ高くなく涼しい午前中のうちに訪れるのがおすすめです。約2,000坪ある園内は6つのエリアに分かれ、植物の種類は約3,000品種以上も!

緑溢れるなか、マイナスイオンをたっぷり浴びつつ散策すれば、心地よい時間を過ごせるでしょう。

9月16日までの今の時期は「サマーフェスティバル」として、風鈴を800個設置した涼ゾーンも。風が吹くたびに風鈴の美しい音が聞こえ、SNSでも発信され話題となっています。

〈横浜イングリッシュガーデン〉
神奈川県横浜市西区西平沼町6-1 tvk ecom park内
045-326-3670
夏季10:00〜18:00(最終入園17:30)
無休
相鉄線「平沼橋駅」より徒歩約10分
※各線「横浜駅」西口より無料シャトルバスあり。HPで運行時間をご確認ください。

【東白楽駅】新鮮な摘みたてハーブや野菜たっぷりのランチを堪能できる、〈ICONIC STAGE café〉。

ランチで訪れたのは、昨年の12月にオープンした〈ICONIC STAGE café(アイコニックステージカフェ)〉です。出張料理人の第一人者である、マカロン由美氏がお店をプロデュース。新鮮な摘みたてハーブや野菜を使ったメニューが味わえます。

お店の内外観は、白をベースとして水の巡りをイメージした鮮やかなブルーをアクセントにまとめられ、明るくスタイリッシュな雰囲気。

こちらのお店では「店産、店消」をコンセプトとして、ビルの3階で水耕栽培されたハーブや野菜は2階のキッチンで加工され、1階のカフェやパティスリーショップで提供されています。日が当たらない室内だと育ちにくそうなイメージですが、よりハーブは香り高く、野菜も風味豊かに育つそうです。

カフェに併設されたパティスリーショップでは、水耕栽培されたエディブルフラワーを使った「キューブケーキ」各524円などを販売。フルーツ餡をココナツ風味の生地で包み、ホワイトチョコレートでコーティングした上にエディブルフラワーの押し花が飾られた、華やかな見た目のスイーツです。

今回は、ランチメニューの中から3品をご紹介します。「ビーツフムスの薄焼ピザ・ランチセット」1,760円は、揚げ焼きにしたピザ生地の上に、水耕栽培のレッドソレルやフリルレタスと、薄切りマッシュルームをたっぷり載せた、見た目も華やかな一品。さらにサラダも付く、野菜をたっぷり摂取できるセットです。

「タンドリーチキン 自家製フォカッチャサンド・ランチセット」1,705円は、水耕栽培で育てたみずみずしいレタスをたっぷり味わってもらうために作られたメニュー。ポテト付きでボリューム満点なので、男性にもおすすめです。

私がいただいたのは、「アイコニックパワーサラダ・ランチセット」1,760円。水耕栽培の野菜やハーブを中心に、10品目以上もの素材が使われたサラダは、スーパーフード“モリンガ”の粉末を混ぜ合わせたドレッシングで味わいます。

ふんだんに使われた摘みたて野菜と鶏胸肉のボリューム感、ディルの爽やかな香りが相性抜群!美容や健康に気遣う人に食べてほしいメニューです。フォカッチャ付きで、サラダメインでも食べ応えあり。

〈ICONIC STAGE café(アイコニックステージカフェ)〉
神奈川県横浜市神奈川区西神奈川2-9-11 SustainuS 1F
045-900-2257
café 11:00〜20:00 (19:30LO)、日〜17:00 (16:30LO)、shop11:00〜20:00
無休
東急東横線「東白楽駅」より徒歩約2分

【新高島駅】美容への好奇心が刺激される、資生堂の複合型体験施設〈S/PARK〉。

次に訪れたのは、資生堂の研究施設に併設された〈S/PARK(エスパーク)〉。インタラクティブな体験型ミュージアムやランニング&エクササイズスタジオ、商品をお試しできるBeauty Bar、カフェなどが併設された、資生堂が運営する複合型体験施設です。

施設コンセプトは「美のひらめきと出会う場所」。美容に対するさまざまなものに触れられ、美容に興味のある女性なら1日いても飽きないくらい、コンテンツが豊富です!

1階エントランスにある、資生堂パーラー監修の〈S/PARK Cafe(エスパーク カフェ)〉。体の内側からキレイにしてくれるような、“野菜中心”という意味の“ベジセントリック”がコンセプトです。解放感たっぷりの店内では、多くの人がゆったりと過ごしていました。

私はケール、セロリなどを使った緑色の方の「スムージー」600円を飲んでみましたが、思ったよりもフルーティーでとっても飲みやすかったです。

〈資生堂グローバルイノベーションセンター (S/PARK)〉
神奈川県横浜市西区高島1-2-11
045-222-1600(総合インフォメーションセンター)
〈S/PARK Cafe〉9:00〜19:30(19:00LO)、土祝9:00〜19:00(18:30LO)
 〈S/PARK Museum〉11:00〜18:00、土祝10:00〜18:00
 〈S/PARK Beauty Bar〉10:00〜18:00、土祝10:00〜19:00
 〈S/PARK Studio〉12:00〜21:00、土祝9:00〜19:00※要予約。
日、8/14〜8/22、8/29休
みなとみらい線「新高島」駅 1・2番出口より徒歩約1分、各線「横浜」駅東口より徒歩約10分

【みなとみらい駅】地上200mの絶景を望める〈ランドマークスパ〉で、身体の内外から癒される!

つづいて、〈横浜ロイヤルパークホテル〉49階にある〈ランドマークスパ〉へ。〈ランドマークスパ〉は、スカイプールやジェットバス、サウナ、ジムなどを備え、地上約200mの絶景を望めます。〈LA VILLA SPA by L'OCCITANE YOKOHAMA〉と提携しているため、〈L'OCCITANE〉のスパトリートメントを受けることもできます。

今回体験させていただいたのは、「アロマコロジー フットリリーフ25分」 6,600 円。散策で疲れた足をオイルを使って丁寧に揉みほぐしてもらい、至福の時間でした。

トリートメントの後は、重厚感たっぷりのインテリアが素敵な併設のカフェで酵素ドリンクカクテル(ノンアルコール)」プレーンレモネード/ジンジャーレモネード/ベリーレモネード各1,089円をいただき、身体の内外からたっぷり癒されました。

〈ランドマークスパ〉
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1-3 横浜ロイヤルパークホテル49F
045-221-1001
7:00〜10:00(土日祝〜9:00)、12:00〜22:00
[7:00〜10:00]2,750円、[12:00〜22:00]3,850円、土日祝[7:00〜9:00]3,850円、土日祝[12:00〜22:00]4,950円
※8/31までは、平日も土日祝料金での対応となっております。
無休
みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩約3分、各線「桜木町駅」より徒歩約5分

【元町中華街駅】クラシカルな洋館で優雅なティータイムを満喫できる、〈えの木てい本店〉。

横浜の観光スポットといえば、中華街と並んで外せないのが山手西洋館です。その中でも、洋菓子の販売でも有名な〈えの木てい本店〉へ。かつて外国人居留だった1927年に山手に建築され、150年以上の歴史を誇るそう。アンティーク家具や薪を炊く暖炉、木製の上げ下げ窓などが現在もそのままの形で残り、室内はクラシックな雰囲気たっぷりです。

この重厚感溢れる洋館の中で、こだわりのケーキを紅茶やコーヒーとともに味わえます。数種類あるケーキの中から、1番人気という「ロザライチのケーキセット」1,386円をチョイス。ライチのムースとフランボワーズのジュレ、バラとライチのムースを重ねたケーキで、華やかなバラの風味に甘酸っぱいフランボワーズのジュレが後引く味わいでした。

〈えの木てい本店〉
神奈川県横浜市中区山手町89-6
045-623-2288
12:00〜17:30(17:00LO)、土日祝11:30〜18:00(17:30LO)
無休
みなとみらい線「元町中華街駅」より徒歩約7分

【元町中華街駅】中華街のパワースポット〈横浜媽祖廟〉で、中国式のお祈り&おみくじを楽しむ!

山手を降りて、駅の反対側にある横浜中華街の〈横浜媽祖廟(よこはままそびょう)〉を訪れました。こちらには中国三大宗教のひとつである道教の神様・媽祖(まそ)が祀られ、航海の安全や自然災害、疫病などから護っているほか、縁結びの神様「月下美人」も祀られています。

参拝方法は、まずは受付でお線香(500円)と金紙(1,000円)を購入します。金紙を本殿にお供えした後、1〜5番の香炉を順番に回りお線香を差しつつ参拝していきます。全て回り終えたら本殿に入り、膝をついて3回お辞儀をして神様にお願いしましょう。最後に、備えた金紙を廟内で少しずつお焚き上げします。

中国式の「おみくじ」(200円)も体験!棒くじを入れた筒を斜めにし、飛び出た棒を1つ選びます。つづいて、神筈(しんばえ)と呼ばれる2つの木片を床に落として、この棒くじに記載された数字が自分にとって正しい数字なのかを媽祖さまに伺います。

それぞれ表裏になれば正しい数字とされ、表同士や裏同士なら正しい数字ではないとされるため、棒くじからやり直します。正しい数字であれば、やっとその数字が書かれたおみくじを受け取れるのです。日本のおみくじより工程を経る分、神様の意志が働いている気がして、おみくじを受け取った後は真剣に読み込んじゃいました(笑)。

〈横浜媽祖廟(よこはままそびょう)〉
神奈川県横浜市中区山下町136
045-681-0909
9:00〜19:00
無休
みなとみらい線「元町中華街駅」より徒歩約3分

【日本大通駅】海の上から横浜の夜景を思う存分眺められる、〈SUITAKU〉。

乗船時間に縛られず自由な時間に貸し切りで乗船できる、水上のタクシー〈SUITAKU(スイタク)〉。横浜港ボートパークと象の鼻桟橋を繋ぐ航路を運航しているほか、今回利用した希望と目的に合わせて自由にカスタマイズできるオンデマンド・クルージング「スイタク・プレミアム」もあります。

歩くよりも早い速度でスイスイ移動しながら、海の上から横浜の夜景をたっぷり満喫できます。

〈SUITAKU(スイタク)〉
神奈川県横浜市中区海岸通1
070-3534-4119(横浜はしけ運送事業協同組合)
スイタク・プレミアム ナイトタイム30分コース(象の鼻桟橋〜横浜港ボートパーク)15,000円
みなとみらい線「日本大通り駅」より徒歩約6分

【馬車道駅】〈TSUBAKI食堂〉の獲れたて横浜野菜メニューで、野菜不足を解消!

最後は、ディナーを食べに〈TSUBAKI食堂〉へ。横浜産の野菜や畜産物を使った、地産・地消にこだわるメニューが揃うお店です。横浜市は港北区なども含めると意外と広い面積がありますし、市内には約3,000戸もの農家がいるそうです。店主の椿さんは毎朝横浜の契約農家を回っているため、朝収穫したばかりの野菜が料理に使われています。

この日いただいたメニューは、5,000円の「おまかせコース」。その日に収穫される野菜が異なるため、内容は日によって変わります。

最初に提供されたのが、こちらのどでかいお椀!一体何が入っているのかと蓋を取ってみると、、中に入っていたのは、細々と繊細に盛り付けられた前菜6品。このギャップに目を引かれます。

前菜は、左手前から時計回りに「ミニトマトの塩麹ドレッシング和え」「コリンキー(カボチャの品種名)のナムル」「ビーツのきんぴら」「とうもろこしの浅漬け」「スーヨー胡瓜(キュウリの品種名)の醤油漬け」「茄子のすり流し」。横浜産の旬野菜を使った、彩り豊かな料理が揃います。

2品目にいただいたのは、こちらの10種類ほどの獲れたて横浜野菜を山盛りにした「ど根性サラダ」。オーダーを受けてから野菜をカットするほど、鮮度にはこだわっているそう。シャキシャキした歯応えで、野菜そのものの力強い風味が味わえます。

3品目は、「野菜の茶碗蒸し」。数種類の横浜野菜入りで、野菜の優しい味わいです。

4品目に提供された、「稚鮎と青トマト、白オクラの天ぷら」。稚鮎を食べる際に蓼酢(たでず)に見立てた青トマトと白オクラを一緒に味わうと、酸味や粘り気で稚鮎のハラワタの苦味を口の中で中和してくれます。

5品目にいただいたのは、「YOKOHAMAヨークシャーのローストポーク」。希少品種である横浜育ちのブランド肉“YOKOHAMAヨークシャー”は、脂身の甘さが特徴。

豚肉を柔らかく、脂身のおいしさをじっくり味わってもらえるよう、低温調理されています。横浜野菜のカラフルな3種類のジャガイモをジャーマンポテトにして、付け合わせに。

最後の〆に出されたのは、横浜市が全国で生産量トップクラスという地場野菜の小松菜を使った「小松菜丼」。包丁を使わず、手で千切ることでシャキシャキとした食感に仕上げた生の小松菜に、ドレッシングとちりめんじゃこ、ゴマ油、海苔を加えて味付けされています。素朴な味付けながら、みずみずしい小松菜の食感がたまらない一品でした。

今回のコース全メニューを味わうと、野菜尽くしで1週間分の野菜を摂取したのではないかと思うほど!「最近野菜が足りてないな」と思っている方には、さまざまな種類の野菜料理が味わえ、特におすすめのお店です。

〈TSUBAKI食堂〉
神奈川県横浜市中区本町6-50-10 LUXS FRONT2F
045-211-4300
11:00〜15:00(14:30LO)、17:00〜22:00(21:00LO)
無休
みなとみらい線「馬車道駅」1C出入口より直結、各線「桜木町駅」より徒歩約3分

今回、都心から手軽に訪れられる横浜で、"プチ・リトリート"をテーマにスポットの数々をご紹介しました。なかなか堂々と海外や遠くに旅行に行ける情勢になりませんが、近場の横浜でもいつもと少し違う非日常感を味わったり、新しい体験をすることは可能です。日頃のストレス発散に、週末プチ・リトリートを体験しに訪れてみてくださいね。