今回の大冒険の舞台は〈JAXA 筑波宇宙センター〉。茨城県つくば市に広がる、地球と宇宙を繋ぐ研究所です。その一角に、宇宙のことをより詳しく知るための見学施設があることをご存じでしょうか。実物大の人工衛星や本物のロケットエンジンなどの展示は、大人になっても興奮するもの。取材陣の大人4人はすっかりキャッキャして、見学ツアーに参加してきました。

未来の “ムッタ” も。

見学ツアーに一緒に見学した少年がJAXAのキャップを被り、ピンと手を挙げて次々に質問する様は、まさに “宇宙博士” 。将来のムッタに出会った気がします(宇宙兄弟)。

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「読む派? 読まない派?」

「海派? 山派?」「蛍光灯派? 間接照明派?」「映画はエンドロールまで見る派? 本編が終わったら帰る派?」「スラムダンク、誰派?」生きていると、たくさんの “〇〇派” を問われる。

即答できることから、考え込んでうまく答えられないこと、はたまた適当に答えたけど「やっぱりそっちじゃなかったな〜」と寝る前に後悔することまで。なかなかに奥が深い。そして聞かれるのは億劫なくせに、つい自分も尋ねてしまう。きっとその人のことが知りたいのだろう。

私が多用する “〇〇派” は、「説明書、読む派? 読まない派?」である。私は、全く説明書を “読まない派” (正しくは “読めない派” だけど!)。だから、読まない派に出会った時は「だよね! フィーリング! まずは自分でやってみないと! オリジナリティ大切! 今から友達」と、一気に心の距離は縮まる。

一方、“読む派” に出会った時は「スゴい、忍耐力の塊なんですね(何かあったらこの人だ、ついていきます!)。今から友達」となる。つまり、どっち派だって、その人が身近な存在に感じられるステキな質問なのである。

ここJAXAでは、きっと説明書を “読む派” の人たちが、地球と宇宙を繋いでくれているのだろう。

取材終わり、ミュージアムショップで一目惚れしたお土産があった。『アポロ月着陸船のメタリックナノパズル』という、説明書を読まない人間にとっては到底、手を出しにくい代物。しかし、宇宙から帰還してホヤホヤの私に、そのオブジェはどうにも魅力的に映った。買ってしまった。

説明書を “読まない派” の一身として、フィーリングで組み立てた宇宙船は、扉全開 & 酸素ダダ漏れであった。

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今回訪れたのは…〈JAXA 筑波宇宙センター〉

いくつになっても未知の世界はときめきを与えてくれます。私が一番ときめいたのは、国際宇宙ステーションが肉眼で見えるという事実。タイミング良く夜空を見上げれば、ここ東京からだって宇宙ステーションを見つけることができるのだとか。宇宙が急に他人ごとではなくなった瞬間でした。

正門を入ってすぐの「ロケット広場」。50mもある本物のロケットは、立てれば後ろの建物とほぼ同じ高さだとか。。
展示館「スペースドーム」。写真右の黒い大きな衛星は、2007年に実際に打ち上げられた月周回衛星「かぐや」の試験モデル。

〈JAXA 筑波宇宙センター〉

静茨城県つくば市千現2-1-1
10:00〜17:00
不定休
無料

photo : Yumi Hosomi hair & make : Mikiko Suzuki