ロケ弁ブランドをはじめ、さまざまなジャンルで活躍をするフードデザイナー・細川芙美さんが、ズボラな人でもできる簡単レシピを紹介する連載。第54回は、イギリスの定番ドリンク・ピムスを紹介します。

今回のテーマ:「自家製レモンシロップのピムス」

左下、ピムス(リキュール)を使用。
材料はこちら。

イギリス人の友人宅に招かれた夏の夕方。ひと手間かけた自家製のアルコールドリンク「ピムス」を出してくれた。誰かを招いたときにお酒を作って出してくれる友人は大切にしたい。B面女性は晴れ時々寂しがりなのだ。私も大切にされたいので、今回は自家製レモネードシロップを使ったピムスを紹介します。

材料(3〜4杯分)
レモン…1と1/4個
きび砂糖…大さじ3
きゅうり…1/4
ズッキーニ…1/4
ミント…適量
ピムス(リキュール)…大さじ2/3(濃さはお好みで調整)
炭酸水…200ml前後

レモンシロップは丁寧に作ればとてもおいしくなる

【POINT】先端を切り落とす。
【POINT】果肉部分とワタの部分に刃を入れて…。
【POINT】全方面切り落とす。
【POINT】残ったワタも削ぎ落として。
【POINT】果肉は輪切りに。
【POINT】皮は水にさらす。

【1】まずは、レモネードにも使えるシロップ作り。レモンの先端を切り落としたら、果肉とワタの間に包丁を入れ、球体に添わせて皮を剥く(果肉に残ったワタは、あとから削ぎ落とす)。果肉は輪切りにし、先端以外の皮を水(分量外)に30分以上さらす。水は2〜3回変えてね。

きび砂糖でコクのある甘味をプラス

【POINT】レモンの果肉はフライパンへ。
【POINT】きび砂糖を振りかける。
【POINT】砂糖がだんだんと染み込んで…。
【POINT】中の水分が出てくるまで待つ。
【POINT】水を加えて煮込む。

【2】フライパンに1のレモンの果肉を移し、きび砂糖を振りかける。10分ほど放置し、レモンから水分が出たら水を加え、中火で煮る。

レモンの皮は火を止めてから!香りが全然違うんです

【POINT】果肉部分が溶け…。
【POINT】ヒトデのように萎む。
【POINT】香り用の皮を投入。皮の表部分を下にして。
【POINT】フタをして蒸らす。
【POINT】香りを閉じ込めます。
【POINT】ざるでこす。

【3】15分ほど煮て、だんだんと煮汁が果肉に染み込んできたら弱火にしてさらに10分ほど煮る。果肉が完全になくなったら火を止め、レモンの皮を入れてフタをし、5分ほど蒸らす。ざるでこして粗熱を取って。

瓜科の野菜、飲み物に合う説

【POINT】前回「ヤムウンセン」で余った野菜が大活躍。
【POINT】薄切り。
【POINT】ズッキーニも同じように。
【POINT】ミントも洗って、準備完了。

【4】きゅうりとズッキーニを薄切りに。ミントも洗って準備しておく。

容器はぜひ透明のグラスで。美しい層をアピール!

【POINT】グラスにレモンシロップとピムス。
【POINT】きゅうりとズッキーニを入れて…。
【POINT】氷を入れ、ミントを添えたら3層に。
【POINT】仕上げに炭酸水を。

【5】グラスに3のレモンシロップ大さじ1とピムス、きゅうり、ズッキーニ、氷(分量外)を入れる。ミントを添え、炭酸水を注いだら完成。

「自家製レモンシロップのピムス」
野菜を潰しながら飲んで。

野菜が入るとぐんとオリジナリティの溢れる飲み物に。きゅうりやズッキーニを潰しながら飲み、ぐびっと飲んだら食べる。ただ今回、ストローが長すぎた…。友人を招くまでには、ぴったりのストローを用意しておこう。

今回のB面撮影裏側日記

まだまだ片付いていません(笑)。

引越しして、お店も移転リニューアルオープンする予定です。これからここにカウンターを作り、座席を用意して…。お店の名前は〈細川出飯社〉。これからここで新しいライフをはじめます。

※撮影は8月1日。お店は9月16日にオープンしました!

A面、B面女性とは…?

料理ライフを楽しむキラキラA面女性(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」のが本音。そんなB面女性(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを紹介する本連載。パラレル女子のA&B面をチェックして!