今回は番外編をお届け。9月24日まで大手町仲通りで開催中の日本酒イベント『若手の夜明け』。このイベントに先立って行われた9名のテイスターによるテイスター会になんと、娘ひいなが栄えある初参加!その様子をご報告します。

今後の日本酒界を担うお酒が勢揃い!

日本酒ファン待望のイベント『若手の夜明け』をご存知ですか?参加蔵数41蔵、参加酒販店数11軒、会場には116種類のおいしい日本酒が並ぶ、夢のようなイベントで、チケットを購入して専用おちょこをもらったら、2時間試飲し放題!でも、これだけ多くのお酒が並ぶと、自分好みのお酒を見つけるのは一苦労。ということで「知らないお酒がたくさんあって、何から飲んだら良いのか分からない!」という方のために、お酒選びの指針となるテイスティングコメントが公式サイトに掲載されています。そのテイスティングコメントのための「テイスター会」に、わたし伊藤ひいな、「若手呑んべえ唎酒師」として僭越ながら参加してまいりました!

1本ずつコメントを書いたり、始めに全て飲んだり、人それぞれ。

華やかなラベルに横文字のお酒。個性豊かなラベルが100本以上並ぶテイスター会場に、9名のテイスター(わたし以外は料理人やソムリエの方などお酒に関わるプロの方ばかり)が集まって、それぞれ約12本をテイスティングするんです。一斉にテイスティングがスタートすると、ワイングラスや平盃、そば猪口など思い思いの酒器をセレクト。お燗をつける方も多く、お酒がより活きる方法を知っているプロならではの空間でした。

バラエティに富んだ圧巻のラインナップ。

甘くてジューシーなお酒や、洋テイストの酸味を感じるお酒。料理を格上げする日本酒らしいお酒に、低アルコールのお酒など幅広いラインナップ。米と水の共通点はあるものの、まるで個性が違います。テイスティングしていて、合わせたい料理や飲みたい温度帯が自然と浮かぶものもあれば、米のふくよかさとジューシーな果実味から「まるでフルーツ大福!」と新発見もありました。
中でも目を引いたのは、全国津々浦々の日本酒に名を連ねる「日本酒ではないお酒」。それは、日本酒をベースとして、フルーツやハーブを副原料として加えて造る「クラフトサケ」という分野です。〈株式会社LIBROM〉の「Passion Fruit」はその名の通りパッションフルーツをふんだんに使用しており、日本酒らしいお米の甘さとジューシーな南国の風を感じる1本。気取らずフランクに楽しめるので「1杯目はクラフトサケにしよう!」という未来も近いかもしれません。

屋外の開放感で、酒蔵や酒販店が身近な存在に。

イベントでは、造り手である酒蔵や蔵をよく知る酒販店の方とも交流が出来ます。不思議なことに、お酒の説明や造りの想いを聞くと、「お酒と心が通じる瞬間」が生まれるものです。たくさんのブースに立ち寄り、実際にお顔を合わせれば、より心に残るお酒を見つけやすくなります。

秋の空のもと、お酒とコミュニケーションをとりながら、自分のお気に入りを見つけられる「若手の夜明け」。心で味わえるようなお酒に出会えたら、毎日の生活の癒しにもなってくれるはずです。

「若手の夜明け」

日程:2022年9月21日(水)〜9月24日(土)
場所:東京都千代田区大手町1-9-7 大手町仲通り(大手町フィナンシャルシティ)
入場料:前売券4,000円、当日券4,500円 ※2時間入れ替え制
出店数:参加蔵数41蔵、参加酒販店数11軒

photo:Nobuhiko Shimizu(cut1〜3),Tatsuya Nakagawa(cut4)