日本最古の温泉ともいわれ、3000年の歴史がある道後温泉。泉質は刺激が少なく、湯治や美容に適したアルカリ性単純温泉。道後地域の18本の源泉を分湯場に集めて浴槽で42度前後になるよう加温加水なくブレンドし、〈道後温泉本館〉などへ運んでいる。

また温泉地といえば、秘境をイメージする人も多いが、道後温泉は松山空港からリムジンバスで約40分、松山の中心街から路面電車で約10分というアクセスの良さ。コンパクトシティならではの立地で、レンタカーがなくても道後エリアと市内を1泊2日の旅程で十分に楽しめる。2023年2月26日までは、国内外で活躍するアーティストの作品が鑑賞できる芸術祭「道後オンセナート2022」を開催中。

DAY1

1.〈 道後温泉本館 〉と 〈 飛鳥乃湯泉 〉でまずは 温泉の風情とアートを楽しむ。

現在、〈道後温泉本館〉は後期保存修理工事のため一部浴場(霊の湯)のみ営業中。道後エリアでは「道後オンセナート2022」が開催され、本館の素屋根テント膜に愛媛県宇和島市在住の画家・大竹伸朗氏の作品「熱景/NETSU-KEI」が2024年12月(予定)まで展示されている。
〈道後温泉別館 飛鳥乃湯泉〉では写真家・映画監督の蜷川実花氏が花の写真約230点を床や壁面にちりばめた「飛鳥乃湯泉インスタレーション」も展開。

〈 道後温泉本館 〉
住所:愛媛県松山市道後湯之町5-6
営業時間:6:00〜23:00(22:30札止め)
定休日:無休(12月に1日臨時休あり)
TEL:089-921-5141

〈 道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ) 〉
住所:愛媛県松山市道後湯之町19-22
営業時間:6:00〜23:00(コースにより異なる)
定休日:無休
TEL:089-932-1126

2.〈道後オンセナート2022〉をめぐる。

10月31日公開の石川直樹氏による新作【Windows for Kanchenjunga】 2022年の春から秋にかけてカンチェジュンガにて撮影したもの。※画像イメージ
10月31日公開の石川直樹氏による新作【Windows for Kanchenjunga】 2022年の春から秋にかけてカンチェジュンガにて撮影したもの。※画像イメージ
道後商店街の入口にある「放生園」足湯にはTIDE氏の代表作であるCATを設置。【SPRING】 ©TIDE/ Dogo Onsenart 2022
道後商店街の入口にある「放生園」足湯にはTIDE氏の代表作であるCATを設置。【SPRING】
©TIDE/ Dogo Onsenart 2022
道後観光案内所には市原えつこ氏による道後の神縁・開運スポットへの道筋を示す【神縁ポータル】 ©Etsuko Ichihara / Dogo Onsenart 2022
道後観光案内所には市原えつこ氏による道後の神縁・開運スポットへの道筋を示す【神縁ポータル】
©Etsuko Ichihara / Dogo Onsenart 2022
道後温泉 第4分湯場ではタオル800枚をリサイクルして作られた力石咲氏の【道後温泉系】を展示 ©Saki Chikaraishi/ Dogo Onsenart 2022
道後温泉 第4分湯場ではタオル800枚をリサイクルして作られた力石咲氏の【道後温泉系】を展示
©Saki Chikaraishi/ Dogo Onsenart 2022
ミュージシャンSUPER BEAVERの歌詞をめぐる【〜道後からあなたへ〜】は道後エリア全8箇所に展示。 ©SUPER BEAVER/ Dogo Onsenart 2022
ミュージシャンSUPER BEAVERの歌詞をめぐる【〜道後からあなたへ〜】は道後エリア全8箇所に展示。
©SUPER BEAVER/ Dogo Onsenart 2022
上人坂(しょうにんざか)では、夏井いつき氏の俳句が季節ごとに5箇所で展開。 ©Itsuki Natsui/ Dogo Onsenart 2022
上人坂(しょうにんざか)では、夏井いつき氏の俳句が季節ごとに5箇所で展開。
©Itsuki Natsui/ Dogo Onsenart 2022
道後公園 武家屋敷2では、谷川俊太郎氏が書き下ろした最新詩【くるくるミラクル】を展示。 ©Shuntaro Tanikawa/ Dogo Onsenart 2022
道後公園 武家屋敷2では、谷川俊太郎氏が書き下ろした最新詩【くるくるミラクル】を展示。
©Shuntaro Tanikawa/ Dogo Onsenart 2022

3.〈 MUSTAKIVI 〉でお買い物。

可憐な花が描かれた砥部(とべ)焼の小皿「PIKKU」1,650円、手ぬぐいの老舗〈かまわぬ〉で染めた石本デザインの「CHUSENてぬぐい」各2,200円。

〈 MUSTAKIVI 〉
住所:愛媛県松山市道後湯月町3-4 上人坂テラス
営業時間:11:00〜17:00 
定休日:月〜木
TEL:089-993-7497

4.〈 門福 〉で、天津飯。

おだしの味付けで塩分を控えめにし、旨味調味料は不使用。和食と中華の技術で体に良い中華を提供。天津飯638円。

〈 門福 〉
住所:愛媛県松山市道後湯之町17-14 
営業時間:11:30〜13:30、17:30〜19:30 
定休日:水休、木不定休 
席数:15席
TEL:089-915-0151

5.〈 BRIDGE 〉で雑貨探し。

地元作家の器から、キッチン雑貨、イブルなど布ものや調味料までそろう、道後公園のそばにある生活道具の店。
砥部焼、中田窯の「輪花鉢」5,500円。
今治タオル、〈コンテックス〉の「MOKU」バスタオル3,300円、フェイスタオル1,430円。

〈 BRIDGE 〉
住所:愛媛県松山市岩崎町2-12-1 1F 
営業時間:11:00〜17:00 
定休日:日月金
TEL:089-993-8488

6.〈 STROLL 〉で食器探し。

毎日手に取るだけでちょっと幸せな気持ちになれる、主張しすぎず料理の背景として美しい器や生活道具を全国からそろえる。愛媛の砥部焼やガラス作家・大野なつみ氏のグラスのほか、木工作家・川端健夫氏の器やさじ、北海道小樽の陶芸家・戸塚佳奈氏の小鉢などもある。

〈 STROLL 〉
住所:愛媛県松山市千舟町1-1-1 2F 
営業時間:11:00〜17:00 
定休日:日金
TEL:089-933-8911

7.〈伊織 本店〉で一休み。

約2,000種の今治タオルが揃う伊織 本店では約100種類の中からタオルを1日貸し出してくれるサービスや蛇口みかんジュース体験も。
蛇口みかんジュース は常時3種から5種の季節のみかんジュースが飲める 540円〜。
伊織 本店の奥には貸タオル処が常時約100種類のタオルが440円より1日レンタルできる。
伊織 本店限定商品 道後めぐりハンカチはみかんや松山城道後柄など1枚880円。

〈伊織 本店〉
住所:愛媛県松山市道後湯之町20-21
営業時間:10:00〜18:00(土曜9:30-21:00) 
定休日:月〜日
TEL:089-913-8122

8.〈 いよ狸 〉で瀬戸内の食を満喫。

創業45年、道後の老舗居酒屋。瀬戸内海の珍味をはじめ、おばんざい各種が食べられる。屋台からスタートしたのでシメのラーメンもおすすめ。道後の地ビールや愛媛の地酒も豊富にそろう。亀の手550円、セミエビ880円〜。

〈 いよ狸 〉
住所:愛媛県松山市道後湯之町18-2 
営業時間:18:00〜3:00 
定休日:第4月火
席数:40席 
TEL:089-921-5350

9.〈 道後hakuro 〉に宿泊。

現代的でスタイリッシュな外観、ダブル・ツイン・スーペリアツインのコンパクトながら居心地のいい客室でひとり旅から友達同士まで対応。〈道後温泉本館〉と同じ泉質の露天風呂付き大浴場もあり、松山出身の墨絵アーティスト・茂本ヒデキチ氏の壁画も楽しめる。

〈 道後hakuro 〉
住所:愛媛県松山市道後鷺谷町3-1 
部屋数:全86室 
料金:1泊1名8,350円〜(朝食付き)
TEL:089-903-8960

DAY2

10.〈 10FACTORY 〉でみかんジュース。

愛媛産みかんジュースの専門店。店内ではジュースの飲みくらべやジェラート販売もある。ハンディゼリー不知火410円、ストレートジュース伊予柑540円。

〈 10FACTORY 〉
住所:愛媛県松山市道後湯之町12-34 1F 
営業時間:9:30〜19:30 
定休日:無休 
TEL:089-997-7810

11.〈 鍋焼きうどん アサヒ 〉で ソウルフード堪能。

昭和22(1947)年創業、優しい甘さで松山市民から長年愛される鍋焼きうどんの名店。店内は小津安二郎の映画のような古き良き世界観。アルミ鍋で出てくる鍋焼きうどん750円、卵入り800円。

〈 鍋焼きうどん アサヒ 〉
住所:愛媛県松山市湊町3-10-11 
営業時間:10:00〜売り切れ次第終了 
定休日:火水
席数:35席 
TEL:089-921-6470

12.〈 GRAYS 〉でティーブレイク。

1980年創業、イギリスのアンティーク調の店内で、手作りケーキと紅茶でブレイク。
フランス産マロンペーストとスポンジを層にし、和栗の甘露煮をふんだんにあしらったマロンのタルト453円。

〈 GRAYS 〉
住所:愛媛県松山市千舟町4-6-2 
営業時間:10:30〜19:00 
定休日:水、第3火
席数:30席 
TEL:089-943-5700

13.〈 THE CENTRAL MARKET 〉で 最後のお土産探し。

昨年、〈松山三越〉の地下にオープンした、旬のものや地域の産品がそろう新しい食のセレクトマーケット。四国のおいしいもの、体にいいものはお土産にもぴったり。〈ピクルス屋いく農園〉の「コリンキーのスイートピクルス」1,566円。
ユズの香りと辛味がクセになる〈川添フルーツ〉の「BAKASCO」756円。

〈 THE CENTRAL MARKET 〉
住所:愛媛県松山市一番町3-1-1 松山三越B1 
営業時間:10:00〜19:00 
定休日:無休 
TEL:089-968-1555

photo : Hiroaki Zenke illustration : Mami Tsujimoto text : Junko Shimizu cooperation : Saya Matsunami