料理ライフを楽しむキラキラA面女子(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」そんな本音を持つB面女子(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを、フードデザイナー・細川芙美さんが紹介する連載。第56回は、秋にぴったりの炊き込みご飯を紹介します。

今回のテーマ:「肌寒い季節に食べたくなる、味噌だれカレーうどん」

「肌寒くなれば、ふぅふぅして食べる料理が食べたい」。今回は、そんな幸せが叶うカレーうどんを作ります。駅の中にある蕎麦屋の看板を見て、いつもお腹を空かせた。その頃から私のB面が頭角を表し、1皿を誰よりもおいしくいただく、好きなものを心ゆくまで食べるプロになった。今回で「SIDE-Bクッキング」は最終回です。気取らずただ楽しむだけ、おいしいまで一直線に!

材料(1人前)
豚バラ肉(焼肉用)…50〜80g
サラダ油…適量
エリンギ…大1本
しめじ…1/2パック
まいたけ…1/2パック
塩・胡椒…各適量
カレー粉…小さじ1と1/2
味噌だれ…大さじ1 ※前回「炊き込みご飯」の作り置きを使用
めんつゆ…小さじ1
冷凍うどん…1玉
水溶き片栗粉…片栗粉小さじ1:水小さじ2
大葉…3枚
刻みねぎ(九条ねぎがGOOD)…お好みの量
すだち…1/2個

最後までハサミトングで料理したい!

【POINT】相変わらずのまな板入らず。
【POINT】火を付ける前にサラダ油を。
【POINT】カリッと香ばしく。
【POINT】きのこは裂いてストックしておくと便利。
【POINT】豚の旨味を吸わせて。
【POINT】そして、その香りが立ち始める。

【1】豚バラ肉は重ねたらハサミトングで棒状に切る。フライパンに切った豚バラ肉、サラダ油を入れたら強火でカリッとなるまで焼く。手で裂いたエリンギ、しめじ、まいたけ(詳しい裂き方は前回の記事を確認して)を加えさっと炒めたら塩少々振って。

作り置きしたあのタレがスープとなって…

【POINT】カレー粉はよく炒めて。
【POINT】かけるだけじゃなく、出汁にだってなる!
【POINT】きのこに絡み…。
【POINT】少しずつ加え、溶かしてゆく。
【POINT】最後にめんつゆ!和風だしで決める。

【2】中火にしたらカレー粉、味噌だれを入れ、焦がさないようにしっかり炒めたら、水300ml(分量外)を少しずつ加えてのばす。最後にめんつゆを足して。

冷凍庫にうどんを発見!今日の献立が決まった

【POINT】月並みですが、フライパンで湯を沸かす。
【POINT】湯気を浴びて、完成を待ちわびて。

【3】沸かしたお湯に冷凍うどんを入れて2分ほど茹でたらざるにあげてお湯を切り、どんぶりに盛る。電子レンジでチンでもOK!

柔らかいとろみで、やさしさに包まれたなら

【POINT】塩・胡椒で味を調えて。
【POINT】水溶き片栗粉を用意。
【POINT】麺をすすりやすいようとろみは弱め。
【POINT】ひと煮立ちさせて。
【POINT】こぼさないように…。

【4】2のスープを中火と弱火の間で5分ほど煮たら、塩・胡椒少々を振って味を調える。水溶き片栗粉を用意し、火を弱火にしたら少しずつ混ぜながら伸ばしていく。最後に強火にしてひと煮立ちさせ、うどんの入ったどんぶりに流しかける。

私らしさを表現するトッピング。思う存分、好きを掻き立てて

【POINT】切り立てが1番香るんじゃない?
【POINT】どっさりがお好き。
【POINT】実は1本でも使えるハサミトング。
【POINT】切り込みを入れる。
【POINT】浮かれ気分〜冬ver〜

【5】大葉ははさみで千切りにし、刻みねぎとともに好きなだけ盛り付ける。すだちは2等分にしたら、切り込みを入れてどんぶりの淵に噛ませる。出来上がり!

薬味を混ぜれば混ぜるほど味が変わり出すうどん。きのこの風味に、味噌だれで仕上げた少しエキゾチックなおいしいカレーうどんに出会いました。

最後のご挨拶!

おいしいを求めればキリがない。だけど自炊においては、これだけの材料でこんなにもおいしくできたという感動がある。そして、自分の好きなものを好きなだけ入れられ、大きな口を開けて無我夢中になれる。それはとっても等身大で、私の大好きな食べ方の一つ。茶色く仕上がることが正義のときも、うつわからはみ出てしまったときも、全てが正解となる。春夏秋冬のB面料理、ズボラな心がいいスパイスになって楽しくいろんな料理が出来上がりました。今回で「SIDE-Bクッキング」は終了ですが、チームB面は永久不滅です!ご愛読いただいたみなさま、ありがとうございました。

いつだって楽しい撮影をしてくださったHanako編集部の東海さん。よだれが出てしまうくらいおいしい写真におさめてくださったカメラマンのみなさま、本当にありがとうございました!そしてこのテーマで色々な料理を作るきっかけをくださったHanako編集部に心からお礼申し上げます。世の中に、世界に、おいしいと好きが自分らしい形で私らしい形で愛していけますように。 細川芙美

A面、B面女性とは…?

料理ライフを楽しむキラキラA面女性(SIDE-A)がいる一方、「料理はしたいけど楽ちんなのがいい!」のが本音。そんなB面女性(SIDE-B)の願望を叶える簡単レシピを紹介する本連載。パラレル女子のA&B面をチェックして!