仕事を頑張る上で欠かせない、持っているだけで気分を高めてくれるアイテムってありますよね。この連載では、ハナコラボ パートナーたちが愛用しているマストアイテムをご紹介。今回は、ハナコラボ プロデューサー土屋志織が女性に嬉しい機能が搭載された「Apple Watch Series 8」を紹介します。

はじめて使う、「Apple Watch」。最新モデル「Series 8」はどんな機能があるの?

様々なデザインの文字盤(壁紙)があり、自分好みにカスタマイズできるのが魅力。私は「メトロポリタン」をチョイス。カラーは「エルダーベリー」に設定。

以前まで、時計はもっぱら、電池式のシンプルなデザインを着用。用途はシンプルに、今何時だっけ〜?と左腕の手首を眺めて時間を確認するのみ。ブレスレット替わりにアクセサリー感覚で身に着けていました。そんな中、手首についたモニター画面で操作しているお洒落な民がいるぞ!?本物の時計型麻酔銃か!?(そんなわけない。)というところから私の中で長年気になる存在だった「Apple Watch」。とあるご縁から、2022年9月8日に発売となった最新モデル、「Apple Watch Series 8」を去年末から着用することになり、念願のアップルウォッチデビューを果たしました。約半年使ってみて、従来モデルのようにiPhoneに届いたメッセージを確認できたり、着信に応答できたり、電子決済機能が使えるだけでなく、最新モデルは健康管理機能が豊富に搭載。ズボラな私の健康サポートをしてくれる相棒となっています。

皮膚温測定機能により排卵日を推定し、月経予測精度も向上

iPhoneのヘルスケアアプリケーションの概要欄に記載されている項目。一目で様々な情報が読み取れるのが嬉しい。

30歳を過ぎてから、生理痛が重たくなり、婦人科に行くことが増えたのですが、「あなた、ちゃんと基礎体温計ってる?自分の身体を知るのに一番手っ取り早い方法なんだからちゃんと計りなさい。」と、細かな目盛りのついた手書きタイプの基礎体温表を先生に渡され、自分の身体は自分で守らなきゃと記録に意気込んだものの3日坊主。グラフ化するには毎日記録することが大前提なのに、全くもって習慣化できなかった私だったのですが、最新モデルを着用することでそんなめんどうな作業(病院の先生ごめんなさい。)が一切不要で、排卵日の推定や生理周期の予測ができてしまうのです。

iPhoneヘルスケアアプリケーション内の「手首皮膚温」をタッチすると、週や月、半年単位の温度がグラフで確認できる。
推定排卵日もiPhoneのヘルスケアアプリケーション内の周期記録で確認できる。そのほか、Apple Watch上でも通知で知らせてくれる。

それらを可能にした機能が「皮膚温測定機能」というもの。本体の背面に新たに搭載された「皮膚温センサー」によって計測していきます。約 5日間、就寝時に Apple Watch を着用すると、手首の皮膚温の基準値が判定されます。 そのデータがとれた後、そのしきい値に対する皮膚温の変動が、Apple Watchをつけたまま就寝することで毎晩計測され、その結果がiPhoneのヘルスケアアプリケーション内にグラフとなって表示されます。
約2周期つけると、そのデータをもとに二相性変化と言われる排卵後によく起こる体温上昇も検知されるので、それを基に過去の排卵日の推測が可能に。排卵を予想するとApple Watch上に通知で知らせてくれたり、iPhoneのヘルスケアアプリケーションからも見ることができます。排卵後約14日程度で月経が始まるといわれているので、排卵日の推定は月経予測にも役立ちます。これまでは、生理が始まったタイミングで手動でアプリケーションに打ち込んで記録していたので、自動で予測してくれて記録もワンステップなのがとっても便利。PMSの備えをするきっかけにもなるし、妊娠を希望している方はなお、大切な目安になりますね。また、記録された周期の履歴が、不規則、回数が少ない、または期間が長い月経や不正出血など基礎疾患の症状かもしれない偏差を示す場合も、通知で知らせてくれます。ズボラな私にとって本当にありがたし機能。尚、体温計ではありませんので、正確な体温を計りたい場合は専門機器を使いましょう。

睡眠の質を手助けしてくれる機能も新搭載

iPhoneに表示された4つの睡眠ステージ。睡眠時間はまだまだまばらですが、睡眠の”質”を追求するように。

ほかにも、眠りの質を計測する「睡眠ステージ」も登場。仕事の時間が不規則になることが多いからなのか、年齢を重ねるごとに寝ても疲れが取れないことがあって。Apple Watch デビュー前も睡眠計測アプリケーションを使って眠った時間を均等にするよう努力はしていたけれど、睡眠の“質”までは気にしておらず。この機能が加わったことによって、日々の睡眠の質がどうだったのかがわかってしまうのです。
セットも簡単。Apple Watchを「睡眠」モードにしてApple Watch をつけたまま眠るのみ。翌朝計測結果をiPhoneのヘルスケアアプリケーションで確認すると、覚醒、レム睡眠、コア睡眠、深い睡眠と4つの睡眠ステージが色分けされて表示されています。このグラフをもとに、深い睡眠とコア睡眠を長くとれるよう、寝る前にストレッチをしたり、アロマオイルを使ったり。眠りの質を日々追求するようになりました。

ほかにも、45分で0%から80%になる高速充電や、衝突事故に遭った際に緊急通報サービスへの連絡を手助けしてくれる機能、水深50メートルの耐水性能を兼ね備えていたりなど、高精度な機能が満載の「Apple Watch Series 8」。何より自分の健康管理にこんなにも役立つとは!忙しく働く女性はもちろん、今後は父と母へも勧めたいです。

photo:Miyu Yasuda

土屋志織 ハナコラボプロデューサー

Hanako読者コミュニティ『ハナコラボ』担当プロデューサーです。趣味はフラワーアレンジメント。作業に没頭できる時間が何よりのストレス発散。