自然派ワインの大御所酒販卸・直営のセレクト力。

「1軒目にも3軒目にもフラッと“遊びに”寄ってもらえる店が理想」と話すのは〈パシオン・エ・ナチュール OSAKA〉店長・桝井早貴さん。20年近くにわたって関西にナチュラルワインの素晴らしさを発信する名門酒販卸〈小松屋〉直営で、稀少ワインも多数揃う。

料理は手作りおでん1個110円やパテ・ド・カンパーニュ770円などのほか、隣接のブラッスリーからも一部取り寄せできる。

セレクトしたのはこの3本!

ワインショップ&スタンド〈パシオン・エ・ナチュール OSAKA〉の店長・桝井早貴さんセレクトのワイン3本を紹介します。

※[口開け日]2023年11月1日〜(なくなり次第終了)

1. ドメーヌ・ワ・スッドのガンガン メルロー、マルベック 2020(赤)

生産者:ドメーヌ・ワ・スッド商品名:ガンガン メルロー、マルベック 2020(赤)生産地:フランス(ラングドック)価格:グラス(90㎖)500円、ボトル2,250円
生産者:ドメーヌ・ワ・スッド
商品名:ガンガン メルロー、マルベック 2020(赤)
生産地:フランス(ラングドック)
価格:グラス(90㎖)500円、ボトル2,250円

ドメーヌ・ワ・スッドの赤は南仏で当社社員の岩田幸樹が造り、現地でも人気のよう。厚みの奥のピュアな余韻は、上質ナチュールのお手本のようです。

2. 98ワインズの芒(NOGI) 2022(白)

生産者:98ワインズ商品名:芒(NOGI) 2022(白)生産地:日本(山梨県)価格:グラス(90㎖)700円、ボトル3,850円
生産者:98ワインズ
商品名:芒(NOGI) 2022(白)
生産地:日本(山梨県)
価格:グラス(90㎖)700円、ボトル3,850円

98ワインズの白は、花梨、洋梨の香りと、旨みが自然に全身に広がるような、エキスの波動感ある名品。

3. マルク・テンペ「エム・テ・ヴァン」のクレール・キャプシーヌNV(オレンジ)

生産者:マルク・テンペ「エム・テ・ヴァン」商品名:クレール・キャプシーヌNV(オレンジ)生産地:フランス(アルザス)価格:グラス(90㎖)700円、ボトル3,960円
生産者:マルク・テンペ「エム・テ・ヴァン」
商品名:クレール・キャプシーヌNV(オレンジ)
生産地:フランス(アルザス)
価格:グラス(90㎖)700円、ボトル3,960円

マルク・テンペのオレンジは、おろしリンゴの香りと、白いイチゴのような酸味が心地いいワインです。

パシオン・エ・ ナチュール OSAKA

住所:大阪府大阪市北区梅田2-4-13
TEL:06-6452-1159
営業時間:14:00(土祝11:00)〜21:30、日11:00〜19:00
定休日:ほぼ無休

試飲3種セット(各30㎖)700円、グラスワイン500 円〜。ボトル350 種以上。

ナチュラルワインでも、特に“ポジティヴな波動”あるワイン

ノルディック・モダンを感じさせるスタイリッシュなフロアで知られるワインショップが2023年春から角打ちもスタート。オーナーの國本幸延さんは「ワイン選びでは“液体から伝わるポジティヴな波動”を意識します」と語ります。

メニューは少数精鋭。名門ビストロ〈ラ・トォルトゥーガ〉から届くジャンボン・ブラン1,160円ほかシンプル&パワフル系が中心。

セレクトしたのはこの3本!

ワインショップ〈sapo〉のオーナーの國本幸延さんセレクトのワイン3本を紹介します。

※[口開け日]2023年11月1日〜(なくなり次第終了)

1. キンタ・ダ・ボアヴィスタのブランコ・ルフィア 2022(オレンジ)

生産者:キンタ・ダ・ボアヴィスタ商品名:ブランコ・ルフィア 2022(オレンジ)生産地:ポルトガル(ダオン)価格:グラス850円、ボトル4,037円
生産者:キンタ・ダ・ボアヴィスタ
商品名:ブランコ・ルフィア 2022(オレンジ)
生産地:ポルトガル(ダオン)
価格:グラス850円、ボトル4,037円

キンタ・ダ・ボアヴィスタのオレンジは、フルーツ果汁のようにスッと自然に液体が体になじむワイン。

2. ブノワ・ローゼンベルジェのデザリテロフィーユ 2021(赤泡)

生産者:ブノワ・ローゼンベルジェ商品名:デザリテロフィーユ 2021(赤泡)生産地:フランス(オーベルニュ)価格:グラス1,500円、ボトル6,820円
生産者:ブノワ・ローゼンベルジェ
商品名:デザリテロフィーユ 2021(赤泡)
生産地:フランス(オーベルニュ)
価格:グラス1,500円、ボトル6,820円

ブノワ・ローゼンベルジェの赤は、アセロラ、プラム、シソの香りの奥に少しセロリの青さや、森林浴のニュアンスがある微発泡の軽やかな味。

3. ブックのカルテス 2021(オレンジ)

生産者:ブック商品名:カルテス 2021(オレンジ)生産地:ハンガリー(ショプロン)価格:グラス900円、ボトル4,180円
生産者:ブック
商品名:カルテス 2021(オレンジ)
生産地:ハンガリー(ショプロン)
価格:グラス900円、ボトル4,180円

ブックのオレンジは、柑橘の香りと、ほどよい酸とミネラルの円いバランス感が絶妙の一本です。

sapo(サポ)

住所:大阪府大阪市中央区龍造寺町8-19
TEL:070-8490-0619
営業時間:13:00〜20:30LO
定休日:火曜中心に不定休

1階のショップと、ゆったり広い地下セラーで熟成させたワイン、計1,000種をストック。仏、伊、東欧産などのほか、小規模高品質シャンパーニュの品揃えにも、熱心なファンが多い。グラスワイン15種前後、500円〜。

日本のマイクロワインを、喧騒無縁の、街の隠れフロアで

インスタグラムでワイン・インフルエンサーとしても知られる松原杏奈さんが2022年スタートした〈cave de la foret CAMPWINe〉。約500種のセレクトは、「日本の日々の家の料理と合うワイン」が基準。北海道、長野、そして徳島など日本の上質マイクロワイナリーを肌で知ろうと、多くの休日をワイナリー訪問に費やすという若き女性オーナー、松原杏奈さんにとっておきの3本をセレクトしてもらいました。

ほぼDIYで造ったとは思えない居心地よくナチュラルなフロア。店名どおり、キャンプ感覚にも包まれる。セレクトするワインはラベルデザインも重視。「恋愛と同じで第一印象も大切ですよね」と松原さん。

セレクトしたのはこの3本!

ワインショップ〈cave de la foret CAMPWINe〉のオーナー松原杏奈さんセレクトのワイン3本を紹介します。

※[口開け日]2023年11月1日〜(なくなり次第終了)

1. マルク・テンペのアムゼル・ゲヴェルツトラミネール 2019(白)

生産者:マルク・テンペ商品名:アムゼル・ゲヴェルツトラミネール 2019(白)生産地:フランス(アルザス)価格:グラス(70㎖)1,100円、ボトル5,300円
生産者:マルク・テンペ
商品名:アムゼル・ゲヴェルツトラミネール 2019(白)
生産地:フランス(アルザス)
価格:グラス(70㎖)1,100円、ボトル5,300円

マルク・テンペの白は、アルザスの代表的な郷土品種、ゲヴェルツトラミネールの特徴であるライチや黄桃の香りと、余韻の白コショウのトーンが心地いいワイン。ボディ感もしっかりで、完熟ブドウのニュアンスと合いそうな、焼き芋が食べたくなります。

2. シルベール・トリシャールのボジョレ 2020(赤)

生産者:シルベール・トリシャール商品名:ボジョレ 2020(赤)生産地:フランス(ボジョレー)価格:グラス(70㎖)770円、ボトル4,300円
生産者:シルベール・トリシャール
商品名:ボジョレ 2020(赤)
生産地:フランス(ボジョレー)
価格:グラス(70㎖)770円、ボトル4,300円

シルベール・トリシャールの赤は、ボジョレでもボディしっかり。ラズベリーやプラムの香り、高級梅干しのような優雅な酸味、和だしに近い旨みもあります。もちろん〝酸化防止剤の添加が限りなくゼロに近いナチュールだな〜、うれしい!〞と、頭ではなく舌と体がすぐ喜ぶ、澄み切った果実味も、まさにナチュールの美しいバイブルです。

3. カーヴドッチのファンピー 2022(オレンジ泡)

生産者:カーヴドッチ商品名:ファンピー 2022(オレンジ泡)生産地:日本(新潟県)価格:グラス(70㎖)550円、ボトル3,300円
生産者:カーヴドッチ
商品名:ファンピー 2022(オレンジ泡)
生産地:日本(新潟県)
価格:グラス(70㎖)550円、ボトル3,300円

カーヴドッチの甲州品種のオレンジワインは、イキイキと活力たっぷりに柑橘や洋梨の香りが弾け、酸とミネラルもクリーン。種や果皮由来のわずかな渋み成分もいいアクセントで、秋の森林でのキャンプなどに持参できれば最高でしょう。

メニューはチーズやサラミなどシンプル構成で、松原さんが各地のワイナリー訪問時に見つけた日本のローカル・シャルキュトリーなども。もちろんこちらもワイン同様、鋭いセレクトと美意識が輝いています。

cave de la foret CAMPWINe (カーヴ・ド・ラ・フォヘ キ

住所:京都府京都市中京区壬生相合町67-1 UNビル2F
TEL:090-6822-9809
営業時間:12:00〜20:30LO 
定休日:不定休(インスタグラム参照)
Instagram:@cave_de_la_foret_campwine

グラスワイン5〜10種550円〜。

illustration_Yuko Saeki text_Mitsuhiko Terashita

No. 1226

No.1226 『もう少しだけワインのことを知りたい』 2023年10月27日 発売号

今日も町のレストランやワインスタンドには人があふれ、そこにはにぎわう場に欠かせないアイテムとなったワインが。楽しく飲む!が正解。でも、楽しければ楽しいほど、後日“この前飲んだおいしかったワイン、何だったっけ”となることはありませんか?それはとてももったいないことだと思うのです。今よりもう少しだけワインのことを知ることができたら、自分にとっての“おいしいワイン”を忘れずにいられるようになるかもしれません。 教科書は、町のグラスワインにワインショップに並ぶボトル。必要な知識・教養をまとめた「ワインがもっと楽しくなる基礎 …

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