太田夏来 料理家

島根県松江市出身。京都の料理家アシスタントとして和食の経験を積むとともに、スリランカでアーユルヴェーダに基づく現地の料理を学ぶ。現在は松江と京阪神、東京を行き来しイベントやワークショップ、レシピ提供などに携わる。スリランカへのツアーコーディネートも手掛ける。Instagram:@nat_ota

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1.いつもの食卓が楽しくなる、食の担い手に出会える楽しみを。
日曜市〈Sunday Market CiBO〉

出雲、松江地区はもちろん県西部からも出店。スタート前から行列のできる、地域の名物マルシェ。

島根半島と中国山地の間に横たわる出雲平野は、県下でも指折りの穀倉地帯。広い空の下に田畑が悠々と広がる風景は、地域の食の豊かさを感じさせます。少し足を伸ばせば日本海、また宍道湖や神西湖もすぐ近くという土地柄だけに、新鮮で質の良い食材が盛りだくさん。そんな食の作り手に出会えるのが日曜市〈Sunday Market CiBO〉です。出雲出身のメンバー5人で立ち上げたファーマーズマーケットで、農業者や漁業者だけでなく、パンや焼き菓子、干物や練り物、自家焙煎コーヒー、燻製などさまざまな食の担い手が一堂に集います。その場で頬張れるフードも充実。家族連れも多く、この土地の日常にすっかり溶け込んでいる感じも素敵です。

Sunday Market CiBO (サンデー マーケット チーボ)

住所:出雲市役所芝生(出雲市今市町70)
※12月は第3日曜に朱鷺会館(出雲市西新町2-2456)で開催 
TEL:なし 
開催日:毎月第4日曜9:00〜13:00(7、8月は16〜20時) 
※荒天中止、1、2月は休み スケジュールなど詳細は
Instagram:@sundaymarketciboを参照

2.パンなら〈ル コションドール出西〉

〈ル コションドール出西〉(出雲市斐川町出西3368)は、昭和22年(1947)に開窯した民藝窯・出西窯を中心とする「出西くらしのvillage」内にあるベーカリー。ここは山陰の宝! クロワッサンとパンオショコラが一番のお気に入りです。

3.オーガニック野菜の〈スピラファーム〉

〈スピラファーム〉の、化学肥料や農薬に頼らない野菜づくりは、良い食材を探して地域はもちろん県外から島根を訪れる料理人から信頼されています。出雲市内を中心に、様々なマルシェに出店。詳細はInstagram:@spira_farm

4.出雲杜氏の伝統を引き継ぐ〈板倉酒造〉

出雲杜氏の伝統を継ぎ、銘酒「天穏」を醸す全量純米蔵〈板倉酒造〉(出雲市塩冶町468)。小さいながらも純米酒好きや醸造関係者が全国から訪れる名蔵。試飲販売も楽しいですよ。

5.メイン料理のアクセントに使える調味料が豊富!〈くるみ市〉

柑橘系の調味料はこれ一択! 〈OZOELEMON〉の「レモン胡椒」は、パンチの効いた岩塩+レモンの酸味と心地よいほろ苦さ+唐辛子の辛味で、肉料理や揚げ物がさっぱりと。地元の農産品や加工品などが並ぶ常設産直市の〈くるみ市〉(出雲市大津町1574-8)で取り扱い。

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One More Place

民藝好きは見逃せない窯元。

独特の青色“出西ブルー”のうつわで人気の〈出西窯〉(出雲市斐川町出西3368)は、河井寬次郎やバーナード・リーチら民藝の巨匠から指導を受けた窯元。工房の見学も2023年から再開。

photo_Keiko Kamba, text&edit_Mutsumi Hidaka

No. 1227

No.1227 『47都道府県、おいしいあの町へ』 2023年11月28日 発売号

47都道府県、あらゆる県のあらゆる町に、まだまだ私たちが知らない、おいしいものが待っています。 1県たりとも食べ逃したくない! そんな食いしん坊心で、「47都道府県・全県グルメガイド」ができました。ガイド役は、各県に暮らす食通、総勢47名。それぞれの県から1箇所ずつ、今行くべきグルメエリアをピックアップし、在住者の目線で「おいしい地元案内」を披露してもらいました。郷土料理、食堂、スイーツ、ご当地土産、B級グルメから、グルメと併せてチェックしたいアートスポットやパワースポットまで、旅の目的地はなんと合計282スポット …

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