兄弟を同じように育てられるのがベストですが、兄弟を時に比較してしまう母親も少なくありません。無意識に比較して叱ってしまい、後になって後悔をしている方も多いことでしょう。

こちらの記事では、兄弟を比較してしまう理由や問題点、改善するコツをまとめてみました。

母親が兄弟を比較する理由とは?

母親が兄弟を比較してしまうのは、兄弟ならみんなが等しく、できる子でいて欲しいと思うからです。

それぞれの個性を考えず、兄弟のうち一人が勉強も運動もできて友だちもたくさんいるような場合、他の兄弟にも同じような子でいてほしい、という過度な期待を抱いてしまいがち。

そして、その期待から外れた子に対して、できる兄弟と比較して叱ってしまうのです。

母親が兄弟を比較する問題点

母親が兄弟を比較して育ててしまうと、どのような問題点があるのでしょうか。2点紹介しますので、しっかりと把握しておきましょう。

母親からの愛情が感じられなくなる

子どもは皆、母親からの愛情を感じたいと思っています。しかし、兄弟と比較されて叱られてばかりいる子は母親からの愛情を感じにくくなるのです。

「母は自分より他の兄弟の方が好きなんだ」と愛情不足を感じると、自己肯定感を持つことができなくなります。その結果、反抗的になったり大人になってからも人からの愛情が感じられなくなったりすることがあるのです。

兄弟の仲が悪くなることも

兄弟を比較して育てると、どうしても兄弟間で優劣のようなものが生まれてしまいます。

「自分の方が愛されていた」「自分は愛されていなかった」という気持ちが生まれることで、兄弟の仲が悪くなったり憎悪の気持ちを抱いたりするケースもあるようです。

母親として兄弟を比較しないコツ

兄弟を比較して育てる問題点を知れば、母親は兄弟全員平等に育てたいと思うでしょう。完全に平等は難しいかもしれませんが、以下のコツを踏まえて子育ての参考にしてみてください。

その子自身の成長を見る

比較するなら、兄弟同士ではなくその子の過去と今を比べましょう。それによって、それぞれの子どもの成長を褒めることができるようになります。また、思った以上に成長を感じることができれば、感慨深い気持ちにもなるでしょう。

できるようになったことをしっかり褒める

過去と今を比較すれば、その子なりに成長していることがわかるでしょう。そこをしっかりと褒めてあげることで、子どもにとっても「母は自分を見てくれている」と感じることができます。

褒められることはモチベーションにもつながるため、いいと思ったところをきちんと褒めてあげることが大切です。

個性をいい部分として捉える

誰しも「子どもにはこうあってほしい」という願望や「こうあるべき」という思い込みがあるものです。例えば母親が「積極的で明るい子がいい」と思い込んでいたら、「人見知り」の子は「もっと友達と仲良くしなさい!」と叱られることもあるかもしれません。

けれど子どもにはそれぞれ個性があります。「人見知りだけど冷静に状況が理解できる」「いつもうるさいけれどとても友達に好かれている」など、それらは一人一人の個性で長所となります。一見短所と思われるようなことでも、いいところだと捉えて見守るのが大切です。

それぞれの子どもとしっかり向き合おう

今回は、母親が兄弟を比較してしまうことについて解説しました。比較してしまうのには理由があり、ある程度仕方のない部分もありますが、それが兄弟にもたらす問題もあることを知っておきましょう。できるだけ兄弟を比べずに、子どもたち一人一人と向き合えるといいですね。