テレビの報道や緊急事態宣言による日常の変化、子供たちも大きな影響を受けていることは忘れてはいけません。自身が感染してしまったらどうしよう、感染していないのに言いがかりをつけられていじめられたらどうしようなど抱える不安は様々です。

ですが、中には休みが長期化したことによる休み慣れの影響や、ゲームなどの遊びに夢中になってしまい学校に行くより遊びたいといった理由もあります。

今回はそうしたコロナが影響して発生した不登校の対策について、ご紹介していきたいと思います。

コロナによる不登校の実態

年々増加傾向にある不登校の人数ですが、原因は様々です。ここからどのように増えていくことが予想されるのでしょうか。

不登校者数へのコロナによる影響は?

2019年度に文部科学省が調査したところ、およそ18万人と過去最多でした。理由としては本人の無気力や不安といった要因が39.9%と最も高く、続いてがいじめ以外の友人関係、そして親子との関わりかたと続く結果です。コロナの影響が無くても年々増加傾向にありました。

コロナによる不登校の多くは「相手に移す不安」や「長期の休みに適応してしまって切り替えがうまく行かない」というものが多くあり、今後はこうした数字も不登校者の数に含まれて行きます。コロナの影響が大きい2020年度は、こうした不登校者数はより多くなることが予想されます。

コロナによる不登校の原因

コロナによる不要校の原因としては、学校が始まっても「自身は無症状で相手に移してしまうのではないか」といった不安のほかに、狂ってしまった生活リズムによる休むことへの慣れ、そしてゲームへの依存があげられます。それぞれを詳しく紹介していきます。

休み慣れの影響

もともと夏休みや冬休みといった長期の休みのあとというのは不登校が増えてしまいます。その原因の中にあるのが休みに対する慣れです。

長期間学校が休みだと心も身体も休むということに適応してしまいます。休みに適応しきった身体を急に学校に行く、勉学に励むという状況に切り替えられるかどうかにつては当然ながら個人差があります。

この休むということに適応した状態を勉強する為に学校に行く状態に切り替えがうまく出来ないと不登校になってしまいがちです。

ゲーム依存に影響

特に子供たちを魅了しているのが「荒野行動」や「フォートナイト」といったインターネットを通じて対戦を行うゲームです。コロナ禍での休校は友達とも会うことはできませんが、インターネット上でなら会うことができます。

リアルで会う友達のほかに、インターネットでも新たに人間関係を構築し、その中でともに一つの目標や課題をクリアすることで達成感を得られます。

休校を機にゲーム依存になってしまったこどもも多くいます。学校でも「家庭でのゲームに関知できない」と突き放すことが多く注意して貰えることの方が少ないので注意が必要です。

無気力・不安による影響

そして最後は無気力や不安による影響です。この状態がいつまで続くのか、終わりの見えない今の状況や普段当たり前だったことが出来なくなるストレスは子供たちも同じように抱えています。

しかしながら子供たちは、大人と違ってコロナに対して今の状況を整理して理解することはできません。このストレスが原因で無気力になってしまい、不登校に繋がってしまいます。

コロナによる不登校への学校対応

年々増え続ける不登校がコロナの影響でさらに増えつつある近年、学校側はオンライン授業に参加することで新たに対応を始めました。

オンライン授業の開始

学校側がオンライン授業を開始するというものです。児童、生徒一人ひとりにパソコンやタブレットといった端末を配布する国の「GIGAスクール構想」が今後重要になってくるとも言えます。コロナへの不安で外に出ることが不安なのであれば、オンラインで対応することでそうした不安は解消できます。

不登校になってしまったら親はどうするべきか

不登校を事前に防ごうとしても、既に学校に行かなくなってしまっている状況なら先ず親は何をすべきなのでしょうか。コミュニケーションの取り方や、しかるべき機関との連携も重要になってきます。

子供への声かけ

親の立場で重要なのは子供に対する言葉選びです。子供は大人と比較してSOSを出すのが苦手です。そうした子供たちのために親がしっかりと子どもがSOSを発信しやすい、「たすけて」と言いやすい環境を作るのが重要だといえます。

「大丈夫だよ」「いてくれるだけで幸せだよ」と日常的に伝えることで、子供たちは大人に頼ることが簡単になります。そのためには大人も心に余裕を持つ必要がありますので、しっかりと息抜きをして心に少し余裕を持つことを忘れないでください。

迷わず学校と連携をすること

学校側も家庭環境までは目が届かない、休校の遅れを取り戻すのに必死で相談ができないという状況は確かにあります。ですが学校と連携を取らないことには投稿を再開することは難しいです。フリースクールやオンライン学習を出席扱いにしてくれる学校もありますので、まずはこうした分野からアプローチしてみるのも一つの手段です。

忙しいかもしれない、登校している子だけで精一杯なのではないかと迷うのではなく、しっかりと連携しましょう。

コロナによる不登校は原因からしっかり把握しよう!

コロナの影響は子供たちにも多くの影響を与えてきました。その時大人がどう対処できるのかは重要です。コロナで不登校になってしまっても、大人は慌てず、不安を子供に見せず、学校と連携してオンラインでの出席や子供への心のケアも大切にしていきましょう。