こんにちは。子育てアドバイザーの河西ケイトです。

今回は、私のもとに来る相談で最も多いお悩みを3回の連載としてお届けしたいと思います。2回目は、「子どもにイライラMAX! こんな時どうしたらいい?」というお悩みについてです。

子育ては毎日戦場…。保育園で働いている私も朝の送迎の際に、「急いで!」「はやく!」とお子さんに声をかけている姿を見かけます。「余裕を持って!」と言葉にだすのは簡単ですが…実際はなかなか難しい現状があるのではないでしょうか?

今日は、お子さんに対して「イライラ」としてしまった時に、どのように向き合えば良いのかをお話したいと思います。

感情を割り切ってみる

「さっきも言ったでしょ?」とお子さんに対して言いたくなってしまうことありませんか?

そこにあるのは、子どもへの「1回言ったらやってほしい」「こうなってほしいのに、それができないのは困る」「お兄ちゃんなんだから…」と大人の期待を子どもへとぶつけてしまうことってあると思います。また、世間の目というのを気にしすぎてしまって「こう思われないように」と言う保守の気持ちから子どもへついつい強く言ってしまうこともあるのではないでしょうか?

でも本当にそうでしょうか?私達も、他の人から「こうなってほしい」と勝手に思われて、自分が腑に落ちていないのに、相反する言葉をかけられたらどう思いますか? きっと悲しい気持ちになるのではないでしょうか? イライラしてしまう原因は何処にあるのか?

それを繰り返さないために、どんな言葉がけが必要なのか? を考え、一方で「自分とは違う他人をコントロールするのはとてもむずかしいことなんだ!」と頭の何処かで割り切って考えていくと、案外「怒り」をコントロールできるかもしれません。

いつも心に余裕を持つためには?

お子さんを叱った後に、「あんなこと言わなければよかった…」と後悔することありませんか?

私のセミナーに参加するママさんの殆どの方が「怒った後に必ず後悔する」と話をしてくれます。子どもと大人はどちらが「経験値」が高いでしょうか? 失敗を繰り返さないですぐに習得できる力は人生の経験かと思います。ですから、私達が「心の余裕」を身につけることが大切なんですよね。

身につけるというよりか、鍛えて行くことが大切かもしれません。お子さんに対して叱ってしまったら、先ずは「叱った内容」をメモしてみましょう。

そして、それが「マイルール」になっていないかを確認するとともに「大丈夫・まだ許せる・許せない」で分けてみると良いかもしれません。定期的に、夫婦で見直しをしてみてください。

きっとお子さんに対しての怒りの視点は夫婦でも違うと思います。「マイルール」ではなく、我が家にはどんな「ルール」が必要なのか? 大切にしたいのか? を話し合い「パパはこういったのに!ママはなんで!」と叱られたことに対して子どもが混乱をしないように配慮するのも大人の役目だと思います。

1ヶ月続けると自分の怒りの傾向が見えてくるはずです。傾向が見えてきたら、対策とその状況になった時に、誰が介入するのか? も話していけるとより良いですね。

怒りの持続は6秒が限界?

皆さん6秒間息を止めてみてください。この6秒は、長いですか? 短いですか?

実は、怒りと6秒には関係性があります。人は、怒りがこみ上げて頂点に達した気持ちは、「6秒が限界」と言われています。

イライラした気持ちは収まらないかもしれませんが、怒りの頂点は、6秒経つと理性が働き始め、怒りに任せた行動が抑えられるようになるそうです。でも、6秒だって我慢するのは難しかったりしますよね。

私も若かりし頃は、現場で子どもに対して感情的に動いてしまいそうになることもありました。しかし、心の中で「怒っているときこそ笑ってみよう」や「大きく息を吸って吐こう」と常に心がけ、呼吸をしたり、大笑いをしてみると、なんとも不思議! 本当に怒りは消えていました。

自分で怒ってしまいそうになった時、衝動的になにかに当たりたくなってしまった時こそ、自分を育てるチャンスと捉えて(なかなか難しいことですが)、「笑う」ことや「呼吸」を意識してみてください。怒ることは一瞬スッキリしますが、その後に罪悪感を抱いてしまいますよね…。

怒りを乗り越えられたときこそ、「怒りのコントロールができた!!!」と自分を褒めて、自分自身で自己肯定感を高めていけるといいですね。

今回は、「怒る」についてお話をしました。

怒りに対してどのように向き合うか…大変かもしれませんが、是非日々の生活の中で訓練してコントロールできるようになっていってくださいね。