新年度がスタート。心新たにという気持ちと同時に、子どもたちには健全な園生活が送れることを願うばかり。人の動きが増える時期だけに、家庭でのウイルス対策にも気を引き締めたいところです。この先も対策に絶対に欠かせない、家庭での「除菌」にフォーカスしてみました。

スプレー、ジェル、シートの除菌剤を場所によって使い分けよう

除菌生活が日々の習慣となり「もうこれ以上やるべきことはない」というくらい徹底しているママたちも多いと思います。そこで次のステップは「毎日使うもの」に対して、より安全に効果的に除菌剤を使い分けること。

まず、数ある除菌剤の中でも、種類で抜きんでているのが「スプレータイプ」。噴射することで手指や衣類、家具など表面についた菌を減らすことができるので、手軽に使えるのがメリットです。

菌を室内に持ち込まないために、水際対策として玄関に設置して、手指・衣類除菌する方法は、各方面でも推奨されています。

ですが、設置場所には気をつけたいことも。噴射した霧は勢いがあるため、子どもの目を直撃しないよう、目線の高さには置かないこと。また、食べ物を並べた食卓などで手指を消毒する場合は、噴霧を広げるスプレーよりも「ジェルタイプ」がおすすめです。

シートタイプは、縦型とボックス型ともに場所をとらずに、さっと取り出せてのがポイント。手指はもちろん、子供部屋のおもちゃなど細かい雑貨類を拭き取るのにも便利です。子ども自ら手にとって使いやすいのも良点。

用途に合わせて、除菌成分を選ぼう

そして、除菌剤の種類と同様に気を付けたいのが、除菌成分。除菌スプレーひとつとっても「アルコール系」から「次亜塩素酸ナトリウム」「天然由来」まで、成分はさまざま。

一般的なアルコール系除菌スプレーのアルコール濃度は30~40%前後。細菌の増殖予防には十分ですが、厚生労働省が新型コロナウイルスに有効の可能性としているのは、アルコールを70%以上含んだもの。購入の際はチェックすることが大切です。とはいえまだまだ未知のウイルスで、有効とは限らないことも念頭に。

アルコール系スプレーは噴射して除菌後、すぐに水分が蒸発して、成分が残りにくいので、手指以外にも、テーブルの上の拭き取りや、キッチン用品にも向いています。

次亜塩素酸ナトリウムは、感染力が強い感染症に対応

一方「次亜塩素酸ナトリウム」は、除菌力が高く、ノロウイルスやインフルエンザウイルスに効果的と言われています。ただし、塩素系漂白剤に含まれるので、匂いがきつく、さらなる拭き取りも必要になります。肌の弱い人は手袋をした上での使用がおすすめです。

やさしく除菌したいときは、天然由来や水の中に溶け込んだイオン水溶液を

デリケートな肌の赤ちゃんや小さな子どもがいるときは、成分にもこだわりたいもの。

口に中に入っても大丈夫とうたわれる、植物から抽出した「天然由来」や、ほとんど水と変わらない成分なのに、菌やウイルスにのみ反応して除菌する「水性ラジカル」による生成タイプなどは、少し価格は高いものの、効果と安心の両面でも革新的な除菌剤と言えます。

除菌剤の性格を知って、使い分けながら除菌習慣をスタンダードな習慣に

毎日の歯磨きや洗顔のように、ルーティーンとなっている除菌生活。除菌剤は、成分や特徴、テクスチャーに合わせて場所・用途を使い分けて、毎日の習慣にしていきましょう。ウイルス・菌を絶対に寄せ付けない! 緩みのない意識が、家族を守る除菌習慣につながると言えます。