毎日しっかりと睡眠時間がとれているという方はどれくらいいるでしょうか。夜中に目が覚めてしまったり、なかなか寝付けなかったりすることで、まとまった睡眠が取れていない方も多いかもしれませんね。

この記事では、睡眠不足と不妊の関係や、睡眠の質などについてお伝えしていきます。

不妊治療中の睡眠不足は良くない?

まずは、不妊と睡眠不足の関係を見ていきましょう。

妊娠中に必要なホルモンの分泌を妨げる

一日の理想的な睡眠時間は6〜8時間程度といわれています。ある病院の調べでは、生理不順や生理痛がひどいなどの症状でお悩みの方の平均睡眠時間は、一日3〜4時間程度だそうです。

睡眠が足りていないと体の回復ができないことはもちろん、神経系にも影響を与えやすくなってしまいます。妊娠中に必要なホルモンの分泌を妨げることもあり、排卵が不安定になることもあります。

女性だけでなく男性にも影響がある?

不妊治療全体の約25%は男性不妊と言われています。男性不妊の原因のひとつに睡眠不足があげられており、仕事によるストレスや疲労も問題視されています。

質の良い眠りが良い結果につながる

ただ睡眠を取るだけでなく、睡眠の質も重要です。ここでは、睡眠の質について解説していきます。

質の良い眠りとは?

睡眠には、浅い睡眠と深い睡眠があり、約90分ずつのサイクルで浅い眠りと深い眠りを繰り返しています。深い眠りのときに脳を休ませ、体と心が回復させている状態です。

睡眠時間が少ないと、眠りのサイクルが少なくなるため、体と心の回復が十分にできません。妊娠に必要なホルモンは、眠り初めの深い眠りに入ったときに分泌が活発になるともいわれています。

質の良い眠りのためのポイント

質の良い眠りを取り入れるには、寝る前の行動が重要になってきます。ぜひ、今日から試してみてください。

光の刺激を避ける

スマートフォンやテレビなどの光は、眠りを妨げる原因の一つになります。人間の体内時計を狂わせてしまいますので、寝ながらスマートフォンを見たり、テレビを見たりするのは避けましょう。

体をあたためる

寝付きが悪いと感じるときには、白湯やホットミルクなどで体の内側から温めるのもおすすめです。気持ちが落ち着き、寝付きがよくなります。

寝る2時間前の間食は避ける

食べ物を食べると、体は消化しようとするため働きはじめます。そのため、寝る2時間前くらいは食べずに、体を眠るモードにしてあげることも大切です。

質の良い眠りを取り入れ、リラックスしてすごそう

質の良い眠りのためにも、リラックスしてすごすことは重要です。ストレスや緊張から解き放たれ、ゆったりとした気持ちで休めるように、ハーブティーやアロマなど、自分の好みのリラックスグッズを探してみても良いですね。

質の良い睡眠をとることが、不妊解決につながることもあります。ぜひ、今日から睡眠を見直してみてくださいね。

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得