これから出産を控える妊婦さんなら、陣痛はどれくらい痛いのか気になっている人も多いはず。陣痛の痛みの表現方法は人によって違うので、いまいちピンと来ないこともあるかもしれませんね。

そこで今回は、陣痛の痛みを表す例えを紹介します。

陣痛の痛みは3種類ある

陣痛の痛みは大きく分けて前駆(ぜんく)陣痛・陣痛・後陣痛の3種類があります。痛みの感じ方も異なるので、それぞれの特徴を見ていきましょう。

1.出産前に起こる「前駆陣痛」

「前駆陣痛」は、出産前に起こる陣痛のことです。一般的に出産の1ヶ月前になると、お腹の張りを感じるようになります。ただ前駆陣痛が始まるとお腹の張りとは異なり、少し痛みを感じるのです。

多くの人が想像する陣痛と違うのは、いつの間にか痛みが消えてしまうことでしょう。妊婦さんによってはあまり痛みを感じないこともあるため、前駆陣痛には個人差があります。

2.本陣痛と呼ばれる「陣痛」

正期産に入る37週を超えたらいつ起こってもおかしくないのが、本陣痛と呼ばれる「陣痛」です。はじめの段階は、子宮収縮の間隔が不規則で痛みも決して強いわけではありません。しかし、子宮口の開きとともに徐々に痛みが増していき、出産に至ります。

3.子宮の回復を促す「後陣痛」

出産後は痛みを感じないと考える人もいますが、実は赤ちゃんを産んだあとは開いた子宮が元に戻ろうとして収縮します。

この時に痛みを感じるのです。通常、子宮は産後12時間ほどで元に戻りますが、痛みは産後1日目に強く感じます。その後、3日目くらいで徐々に痛みが収まるのが一般的です。

例えるなら陣痛の痛みはどんな感じ?

実は陣痛の痛みの感じ方は、人それぞれです。ただ実際に出産を経験した女性は、陣痛の痛みを以下のように例えています。

・痛すぎて腰の骨が砕けそう
・鼻からスイカを出す感じ
・腰の上を車が通過したみたい
・1年分の便秘を一気に出す感じ

痛い陣痛に対する対処法2つ

陣痛の痛みと聞くとネガティブなイメージを抱く人も多いでしょう。しかし「痛い」「苦しい」の気持ちが先行すると、陣痛の痛みと相まって体に変な力が入り出産がつらくなることも。ここでは、痛い陣痛に対する対処法を確認していきましょう。

1.我慢せず声を出して痛みを発散する

本格的な陣痛が始まると、痛みをグッと堪える人も多いです。ただ痛みが強くてつらいときは、我慢しないで「痛い!」など声に出すのがおすすめ。

適度に痛みを発散すれば、パニックに陥ることもありません。また我慢をすると余計に痛みを感じることもあるので、周りを気にせず声に出して発散させましょう。

2.体を温めて筋肉の緊張をほぐす

体を温めることも陣痛の痛みを和らげるのに効果的です。陣痛で筋肉が緊張してしまうと余計に痛みを強く感じることも少なくありません。

体を温めることで血行が良くなり、緊張でこわばっていた筋肉も緩みます。体を温めるのに便利なカイロを持参するのがいいでしょう。

陣痛の痛みは対処次第で緩和できる!

陣痛の感じ方には個人差があるので、例え以上の痛みを感じることもあるかもしれません。そんなときは慌てず、体を温めたり適度に声に出して痛みを発散させたりしましょう。

痛みが和らげばパニックに陥らず、落ち着いて出産に挑めるはずです。陣痛を乗り切った先には、妊婦さんにしか味わえない喜びを感じられるでしょう。

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得