フィジーの子供たちは多くの人たち(大人も子供も含めて)に囲まれており、常に人にまみれる状態にあります。

どんな人にまみれているのか。第一には「血縁」関係の人たち。

大家族のフィジーでは、一軒家に何世帯かで同居しているケースが多いほか、親族の集まりが頻繁にあります。

合計特殊出生率もフィジーは「2.7」と日本の約2倍(日本は「1.34」)なので、家の中が常に人でごった返しています。

日本では、子供が大学進学や就職を機に実家から出て一人暮らしをすることが多いと思いますが、それは経済的に恵まれている国の発想かもしれません。フィジーでは経済的事情もあり、親世帯と別居するという選択肢がない家庭が多くあります。なので、フィジーでは親子関係が良好であることが大切です。

第二には「地縁」関係の人たち。

ご近所付き合いも非常に盛んで、家族ぐるみでよく遊びます。血縁関係の人たちだけで家はすでにいっぱいですが、さらに近所の人たちがそこに飛び込んできて「カオス」な状態になります。

子供たちは自分の実親だけでなく、いろんな大人と接することになり、パパやママがたくさんいるような環境です。私自身も近所に住む子供たちと関わりまくっていますので、「彼らにとって私は10番目のパパ」といった感じかもしれませんね。

加えて、第三には「教会縁」の人たちもいます。

敬虔なキリスト教徒であるフィジー人は、毎週日曜日に家族みんなで正装して教会に出かけます。そこで信仰を同じくする仲間たちと2時間ほどを一緒に過ごします。ここでも子供たちは人にまみれまくり。

日本の子供たちは「学校縁」(クラスメートや同じ部活のメンバーなど)関係のつながりが大きいように思います。フィジーでももちろん学校縁は強く機能していますが、他の種類の「縁」も同様に強いので、全体に占める学校縁のウェートは相対的に小さくなります。学校の人間関係でうまくいかなかったり、そこに居場所が作れなかったりしても、他のコミュニティーが大きなセーフティーネットになっているので安心です。

日本では「子供の孤独」が社会問題であるのに対し、フィジーの子供は「孤独」になりたくてもなれない環境に生きています。

現在はフィジーもコロナ禍なので、人まみれの密状態は許されていません。これを機に、フィジーも日本のような「おひとりさま」社会に移行していくのか、はたまた「新しいつながり」の形を生み出していくのか、時代の変わり目を興味深く見つめています。

<特別プレゼント企画のご案内>

8/1に出版した「まんが南の島フィジーの脱力幸福論」(いろは出版)ですが、おかげさまでご好評いただいております。マンガなので小学生の方にもお読みいただいております。

現在、「探せ! 日常ハピネス」というプレゼント企画をやっています。

あなたにとって身近にある幸せを1枚の写真(簡単な説明も添えて)で表現していただいています。

例があったほうがわかりやすいと思うので、2枚ほど例を。

「1日1局。息子と共通の趣味があるシアワセ」
「娘はパパより兄が好き」

エントリーいただいた作品の中から、私の独断により「なんかええなぁ」と思う10作品に対し、「まんが南の島フィジーの脱力幸福論(1冊)」および、いろは出版の人気シリーズである図鑑本(「寿命図鑑」「失敗図鑑」「人間図鑑」のどれか1冊)をプレゼントさせていただきます。

『まんが南の島フィジーの脱力幸福』
永崎裕麻 著
『寿命図鑑-生き物から宇宙まで万物の寿命をあつめた図鑑』
いろは出版 やまぐちかおり 著
『失敗図鑑-偉人・いきもの・発明品の汗と涙の失敗をあつめた図鑑』
いろは出版 mugny イラスト
『人間図鑑-みんなのちがい』
いろは出版 間芝勇輔 イラスト

「幸せ」は目指すものではなく、気づくもの。

日常の中に潜むシアワセを発見するアンテナを高めるためにも、この企画をご活用いただけたら幸いです。エントリー方法は以下をご参照ください。皆様のシアワセの瞬間をぜひ教えてください

【エントリー方法】

以下のfacebookアカウントをフォローいただき、ダイレクトメッセージにて写真(簡単な説明文を添えて)をお送りください。ご応募はお一人様1作品のみです。エントリーいただいた作品は許可なく公開することはありません。

※ 受賞作品にはこちらから返信させていただきます。その際に、ギフト(本2冊)の郵送先を確認させていただきます。

【エントリー期日】

2021年9月末まで。

※ 受賞作品10点の発表は10/15までに、ダイレクトメッセージにてお伝えさせていただきます。