集団生活の中でじっとしていられなかったり、大声を出して騒いだり、子どもの問題行動を目の当たりにしたときに、何らかの障害を疑ってしまうママもいるのではないでしょうか。ADHDなどの発達障害は、判断が難しいことや周りの方に理解されにくいこともあり、親としては大きな心の負担となってしまうことがあります。この記事では、子どもの問題行動について、発達障害のセルフチェックなどについてご紹介します。

騒ぐ、落ち着きがないのは子供の性格?

順番を待てない、じっと座っていられない、などの落ち着きのなさは、子どもの性格によるものなのでしょうか。ここでは、子どもの行動の原因についてお伝えします。

子供の行動にはさまざまな原因がある

例えば、椅子にじっと座って居られない子は、好奇心が強く、自分の興味を持った物にすぐ手を伸ばしてしまう性格ということも考えられます。子どもはどうしても感情のコントロールが難しいため、考えるよりもすぐに行動してしまうことも多いです。

ほかにも、大声を出して騒ぐ子は、周りの注目を浴びたい、という気持ちが強い場合もあります。「落ち着きが無い」ととらえられることもありますが、自己主張が強い性格とも考えられます。

原因ごとに対処法を変えてみよう

ここでは、子どもがさまざまな問題行動をおこす原因別の対処法をご紹介します。

言葉で上手く気持ちを伝えられない子供

自分の気持ちを言葉で伝えることが難しい場合、大声を出したり、騒いで気をひこうとしたりする子どももいます。「静かにしなさい!」など無理に子どもの気持ちを抑え込むのは逆効果になることも。気持ちを受け止めたり、子どもの気持ちをそらせたりすることで対処してみましょう。

人の関心をひきたい子供

親や先生などの愛情不足を感じ、わざと困らせるような行動を取ることもあります。環境の変化などが原因となっていることも考えられるので、思い当たることがある場合は子どもの心のケアをしてあげましょう。愛情を感じることができれば、行動が落ち着くこともあります。

ストレスを感じている子供

子どもはデリケートで、多少の環境の変化でもストレスを感じてしまうことがあります。また、大人のように上手にストレスを発散できないため、問題行動を起こす原因につながります。子どもの変化を見落とさず、ストレスの原因となるものを取り除いてあげましょう。

ADHDの可能性はある?

問題行動がひどく、発達障害などの心配があるという方は、病院へ相談する前に家庭での様子を観察してみましょう。

セルフチェックをしてみよう

ADHD(注意欠陥/多動性障害)は、症状もそれぞれ異なるため判断が難しいといわれていますが、判断基準となるセルフチェック項目があります。当てはまるからといってADHDというわけではありませんが、ひとつの基準となるものです。不安を感じている方は、病院へ相談をする前に、セルフチェックをしてみるのも一つの方法ではないでしょうか。

自分の子育てを否定せず、ありのままを受け入れる

子どもの行動にはさまざまな原因があります。まずは目の前のありのままの子どもを受け入れることからスタートしましょう。子どもとの接し方を意識していくことで、行動が落ち着いてくることもあります。自分の子育てに責任を感じ、自分を責める必要はありません。一人で考えすぎず、周りに相談をすることも大切です。

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得