障害と一口に言っても、障害の度合いも子どもによって異なります。また、子どもをサポートする家庭もさまざまで、シングルマザーとして一人で子どもをサポートしているママも少なくはありません。しかし、シングルマザーなどのひとり親は負担も大きく、さまざまな面で悩みを抱えている方も多いです。

この記事では、ひとり親で障害を持つ子どもを育てる方専用のコミュニティや支援制度についてご紹介します。

障害を持つ子供を育てるシングルマザーも多い

どんな子育ても、悩みや葛藤はつきもので、子どものことで悩みを抱える親がほとんどではないでしょうか。しかし、障害を持つ子どもとなるとそれ以上に負担がかかることもあります。

相談できる相手が少なく孤立してしまうことも

子育てのコミュニティなどは多いですが、障害を持つ子どものコミュニティの数は少ないのが現実です。児童館などへ連れていっても、パニックを起こしてしまったり、周りの子と馴染めなかったりすることが増えてくると、少しずつ足が遠のいてしまい、周りとの接触が少なくなり孤立してしまうことも少なくありません。

仕事と子育ての両立が難しい

シングルマザーなどのひとり親は、子どものサポートだけでなく生活していくために仕事をしていかなければなりません。しかし、障害の度合いによっては、仕事と子育ての両立が難しくなってきます。

障害を持つ子供は受け入れてもらえない場合も

障害を持つ子どもを保育園に預ける場合には、加配保育士がいる保育園でないと受け入れてもらえないケースもあります。療育施設では預かってもらえる時間が短いこともあり、フルタイムでの勤務が難しいことも多いようです。

専用のコミュニティや支援制度を活用

障害を持つ子どもを育てるひとり親世帯のコミュニティがあることをご存知ですか?ここでは、専用のコミュニティや支援制度についてご紹介します。

ひとり親で障害を持つ子供がいる方向けのコミュニティ

同じ環境で子育てをしている方と悩みを話し合ったり、情報を共有し合ったりと交流することで、悩みを解決できたり、気持ちに余裕ができます。専用のコミュニティは、ひとり親で障害を持つ子どもを育てる方の強い味方になってくれるでしょう。

特別児童扶養手当

身体的、精神的障害を持つ方を対象に、国から支給される手当です。障害の度合いや、子どもの人数によって金額が異なります。

障害児福祉手当

こちらの手当は、身体的、精神的障害を抱えているために、常時サポートを必要とする方、自分の力では日常の生活を送れない方に支給されます。どちらの手当も、20歳未満の子どもが対象となる制度です。

一人で抱え込まず、周りに相談する勇気を

障害を持つ子どもの子育ては周りの協力を得ることが難しく、大変な思いをすることが多いかもしれませんが、勇気を出して専用の施設や周りの方へ相談をすることで、自分の心に余裕が生まれることもあります。一人で子育てをしていても、一人で悩みを抱えこまないようにしていきましょう。

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得