晩婚化が進み高齢出産になることで、産まれてくる子どもの健康に不安を感じる方も多いことから、妊娠中に出生前診断をする方もいます。

この記事では、出生前診断で障害の有無がわかったことで、産む選択、産まない選択をすることについて考えます。同じ境遇にある方や、これから子どもを希望する方はぜひ参考にしてください。

出生前診断とは

まずは、出生前診断とはどのようなものかをご紹介します。

事前に病気がわかり、サポートの準備ができる

出生前診断とは、胎児が病気をもっているかどうかを妊娠中検査し、その結果を医師が診断することです。事前に胎児の病気がわかっていることで、出産前からサポート体制を整えられるなどのメリットがあります。

産まない選択は悪いことなのか?

出生前診断で障害などの病気があることがわかり、産まない選択をする夫婦も少なくないようです。夫婦にとっても判断することが難しく、正しい、間違っているという結論が出せる問題ではないかもしれませんね。

産まない選択の理由はさまざま

家庭の経済的な理由や、家族のサポートが難しい状況など、産まない選択の理由はさまざまです。当事者にならなければわからない気持ちかもしれませんが、多くの夫婦が身を切られるような辛い思いをしながら産まない選択をしています。

産む選択で夫婦の関係に変化も

なかには、障害があることを知りながら、産む選択をするママもいます。しかし、産む選択をすることにより、夫婦関係に亀裂が入ってしまうことや関係性が悪化してしまうことも少なくはないようです。

産む選択で夫婦の関係に変化も

出生前診断の結果を受けて、答えを出せないママも多いでしょう。そんな時には勇気を出して相談をすることも大切です。

出生前でも相談できるコールセンターも

出生前診断専用のコールセンターが設けられていることがあります。出生前診断の結果に悩む方はもちろん、診断を受けようか迷っている方の相談にも応えてくれます。電話相談だけでなく、気軽に問い合わせやすいオンラインの相談窓口もあるので安心です。

自分だけでは答えを出すことができない、産みたいが、どんなサポートが必要なのかを知りたいなど、産まれる前の命についての相談ができるコールセンターを利用してみてください。

幸せの形はさまざま、自分の選択を責めないで

夫婦の形を守りたい、障害があってもなくてもお腹の子どもを育てたいなど、産む選択、産まない選択はそれぞれで、夫婦の幸せの形もさまざまです。

「産まなかったこと」の、自分の選択を責める必要はありません。難しい問題ですが、自分は正しい選択をしたと、自分自身で納得できる判断をすることが大切なのです。

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得