新生児は首がすわっていません。初めて子供をもつお母さんとお父さんのなかには、抱っこをするのが怖いという方もいらっしゃるでしょう。しかし、赤ちゃんを抱っこすることは、親子の大切なふれあいの時間です。そこで今回は、新生児を抱っこする際のポイントを解説します。

新生児の抱き方には2種類ある

赤ちゃんの抱き方には「横抱き」と「縦抱き」、2つの方法があります。ここではそれぞれの抱き方について、ポイントや新生児に向いている方法を解説します。

横抱きのポイント

横抱きとは、赤ちゃんを寝ている体勢のように、横向きにする抱き方です。新生児は首がすわっていないため、後に紹介する縦抱きよりも、頭をしっかりと支えられる「横抱き」のほうが適しています。横抱きのポイントは以下の3つなので、よく確認しましょう。

  • 頭と首をしっかりと支えること
  • 大人の身体で赤ちゃんの顔を圧迫しないこと
  • 大人の身体と密着させること

縦抱きのポイント

首がすわってきた赤ちゃんは、縦抱きをすることもできます。縦抱きの場合でも、注意するポイントは横抱きと同様です。頭や首をしっかりと支え、大人の身体から離さず、しかし、顔は圧迫しないように抱っこしてください。

新生児の抱き方のコツは?

繰り返しになりますが、新生児は首がすわっておらず、頭の重さを自分で支えることができません。新生児の抱き方のコツは、しっかりと頭と首を支えてあげること。さらにお母さんの心臓の音が聞こえる位置で抱っこしてあげると、赤ちゃんがより一層安心できます。

抱き上げるときはどうすれば良い?

寝ている赤ちゃんを抱き上げるときは、抱っこしているとき以上に慎重にしてください。ここでは赤ちゃんを抱き上げるときの流れを解説します。手順1〜4に沿って、ゆっくりと抱き上げましょう。

手順1.首とおしりに手を回す

まずは寝ている赤ちゃんの首とおしりに手を回します。首がすわっていない新生児を抱き上げるときは、特にしっかりと首〜後頭部を支えてください。

手順2.持ち上げる

赤ちゃんの下にしっかりと手を回したら、ゆっくりと抱き上げます。まずは縦抱きの状態で、お母さんの身体に赤ちゃんを密着させてください。

手順3.横にずらす

次に首とおしりを支えたまま、横向きにずらしていきます。このとき、急にずらしてしまうと、赤ちゃんの脳や首に負担をかけてしまいます。ゆっくりとずらすことを意識してください。

手順4.頭を固定

最後に、腕全体を使いながら、赤ちゃんの頭をしっかりと固定します。右腕と左腕、どちらに頭を乗せるのかは、お母さんの抱きやすい方で問題ありません。

新生児を抱くときの注意点は?

新生児は細心の注意をはらって、扱わなければなりません。ここでは改めて、新生児を抱っこする際の注意点を解説します。

新生児を抱くならここに注意して!

新生児の頭は柔らかく、首も不安定です。かといって、お母さんが力みすぎるのも、よくありません。腕や手首に不要な力が入ってしまい、腱鞘炎になる可能性があります。赤ちゃんを抱っこするお母さん自身も、リラックスしてください。

絶対にしてはいけない抱き方

赤ちゃんとお母さんの身体が離れた状態での抱っこは絶対に避けましょう。赤ちゃんの体重が、手首だけにかかることで腱鞘炎になりやすくなります。また、赤ちゃん自身も、不安定な状態となるので非常に危険です。

ポイントを押さえて、新生児を安全に抱っこしよう

初めて赤ちゃん育てるお母さんやお父さんにとって、赤ちゃんを抱っこするのはとても緊張することでしょう。しかし、緊張から力が入りすぎることは避けるべきです。ポイントを押さえたら、リラックスして赤ちゃんを抱っこしてください。