新生児の成長や体調の変化を把握する方法として、定期的に体重を測っておくことはとても有効です。しかし、初めて赤ちゃんを育てる方は、自分の赤ちゃんが順調に成長しているのかどうか、目安がないと判断が難しいですよね。そこで今回は、新生児の体重について解説します。

新生児の体重から健康状態をチェックしよう

新生児がしっかりと育っているのか否かを判断する基準として、「体重」はとても重要なポイントです。ここでは新生児〜1歳までの平均体重や増えすぎている原因、増えない原因などを解説します。

生後12ヶ月までの平均体重は?

生まれたばかりの赤ちゃんの平均体重は、女の子が2.94kg、男の子が3.0kgです。そして、生後28日を過ぎ、1ヶ月検診をおこなうときの平均体重は、女の子が3.89kgであり、男の子が4.13kg。

新生児の体重の変化における平均は、1か月で1kg。つまり1日30gずつ増えることが平均的です。

体重が増えすぎる原因は?

新生児の体重が、平均を大きく上回って増えてしまうケースもあります。ですが、新生児の場合、増えている分には問題ありません。原因としては、母乳やミルクの飲みすぎと考えられます。

しかし、平均に近づけようと自己判断でミルクなどの量を減らすことは避けてください。心配な方は、医師の診断を仰ぎましょう。

体重が増えない原因は?

母乳をあげている場合と、ミルクをあげている場合とでは、体重の変化に差が生じます。前者の場合は平均体重より軽く、後者は重くなることが多いです。授乳してもすぐにお腹を空かせる場合などは、母乳にこだわらずミルクなども与えましょう。

新生児の体重はどうやって測ればよい?

立つことができず、首もすわっていない新生児の場合、体重を測るにもひと工夫が必要です。ここでは新生児の体重測定のタイミングや測り方、注意事項などを解説します。

体重を測定するタイミングは?

体重を測定するタイミングとして望ましいのは、授乳の前です。朝起きた直後や沐浴後などがおすすめ。また毎日同じ時間帯に測定することで、体重の増減を正確に把握できます。

ベビー用の体重計はマスト?

体重を測るときは、赤ちゃん用の体重計があると便利です。しかし、使用できる期間が短いため、必ず必要というわけではありません。商業施設の授乳室には、赤ちゃん用の体重計が設置されている事も多いので、活用してください。

体重を測定するときの注意事項

新生児の体重を測るときは、以下の点に注意してください。

  • 授乳直後に測らない
  • 服を着せたまま測らない
  • 赤ちゃんが静止しているときのメモリを見る

体重から疑われる病気は?

新生児の健康状態をチェックするうえで、体重は大切な基準となります。では体重が増えすぎている、または増えない場合には、どのような病気が疑われるのでしょうか。

体重が増えすぎているケース

体重が増えすぎている場合には、すぐに病気を疑う必要はありません。

しかし、就学する頃になっても、体重の増加が緩やかにならない場合は、将来的に肥満や糖尿病になりやすい可能性もあります。

体重が増えないケース

体重が増えない原因としては、早産児や低体重児であることも考えられます。またどちらでもないにも関わらず、なかなか体重が増えない場合は「先天性疾患」の可能性があります。

しかし、この場合は体重の増減以外にも、なんらかの症状がある場合が多いので、他に気になる点がないかチェックしましょう。

体重から、新生児の健康状態をチェックしよう

新生児の健康状態や成長を把握するうえで、体重をみることは効果的です。しかし、平均体重ばかり気にしてしまい、お母さんがストレスをかかえるのはよくありません。

平均体重は、あくまでも目安。神経質になりすぎない範囲で気を配りながら、ゆっくりと赤ちゃんの成長を見守ってください。