3〜4歳になると、子どもが「自分で!」ということが増えてくるもの。「お手伝い」をしたがるのもこの時期。「『やりたい』と思ったときに挑戦させることで、子どもの自己肯定感が育ちます。たとえ上手ではなくても『よくがんばったね!』『ありがとう』と声がけすることで、子どもは『もっとがんばろう』とやる気になれます」と話すのは、子どもの育て方に詳しい征矢里沙さん。

でも、忙しいママにとって、子どものお手伝いは煩わしいことも。

でも、そんなときは、無理をせず、気持ちに余裕があるときだけで大丈夫。

お手伝いの内容も、最初は「自分で着替える」など、自分のことは自分ですることを目指し、子どもの興味や様子を見て、簡単なものから難しいものへ、少しずつお手伝いの幅を広げていきます。そして、

「食事どきのお手伝いなど、毎日だいたい同じ時間に同じお手伝いを繰り返すことで、自然と習慣化します。子どもがやっているときはダメ出しをせず見守るのがポイント。お手伝いで大事なのは上手にすることではなく、やる気を育てること。技量は年齢とともに上がっていく。やる気さえ育てておけば、小学校になると本当に戦力になりますよ」

注:東京ガス都市生活研究所「親子料理の意識と実態 2014」調査 2 (長子小学生の母親)より

小さなことからお手伝い

【配膳】

【掃除】

【身支度】

【料理】

教えてくれた人征矢里沙さん

「生きる力をはぐくむ」をテーマに NPO 法人いきはぐを設立。全国 100 カ所以上の教育現場を取材。近著『子どもの生きる力を伸ばす方法』(総合法令)。

イラスト佐々木奈菜 取材・文石井栄子