妊婦さんにとって、水分補給はとても重要。しかし、つわりが酷い時には、何も口に入れたくないかもしれません。そこで今回は、辛いつわりのときでも飲める、おすすめの飲み物を紹介します。つわり時でも無理なく水分補給ができるので、ぜひ試してみてください。
妊婦に水分補給が必要な理由は?

妊婦さんは、1日に1.5〜2リットルもの水分が必要となります。ではなぜそれほど多くの水分が必要なのでしょう。水分が足りていない妊婦さんは、以下のような健康被害を引き起こすリスクがあります。
- 感染症
- 脱水症状
- 便秘
- 合併症
上記のようなリスクを軽減するためにも、妊婦さんは積極的に水分補給をしてください。
つわり時におすすめの飲み物7つ

水分補給は大切ですが、つわりの時期は何も口にいれたくないと感じることも多いでしょう。そこでここでは、つわりの時期でも飲みやすく、症状を軽減してくれる飲み物を紹介します。
1.生姜湯
生姜の辛さは、つわりの時の吐き気を軽減してくれます。そして生姜湯ならば、つわりの軽減とともに、身体を温めてくれるため妊婦さんにはピッタリです。はちみつを加えるなどのアレンジも可能なので、ぜひ試してみてください。
2.お酢ドリンク
のどごしがスッキリとしたお酢のドリンクも、つわりの時期に最適です。炭酸で割ることによって、より爽快感を楽しめます。
3.レモン水
さっぱりできる飲み物としては「レモン水」もおすすめです。ただし、レモンの酸は胃に負担をかけてしまうため、空腹のときにたくさん飲むのは控えましょう。
4.炭酸水
炭酸水も、気分を爽快にしてくれるのでおすすめです。無味のものでは味気ないという方は、フレーバー付きのものか、スライスしたオレンジやレモンを入れてアレンジしてみても良いでしょう。ただし、糖分を控えたいので、無糖の炭酸水を選んでください。
5.スポーツドリンク
スポーツドリンクも、つわりによる吐き気から、水分不足になっている身体にはおすすめです。しかし、糖分が高いため、飲み方には注意してください。そのまま飲むのではなく、水で少し薄めると、糖分のとりすぎを防ぐことができます。
6.100%ジュース
野菜ジュースやオレンジジュースなども、おすすめです。食欲がないときでも、野菜から栄養をとることができます。しかし、ポイントは成分。糖分がたくさん含まれているものは避け、できる限り素材100%のものを選びましょう。
7.牛乳
カルシウムを摂れる牛乳もおすすめです。好みによって、さまざまなアレンジを加えることができるのも、牛乳をおすすめする理由。ホットミルクにしたうえではちみつを加えると、リラックス効果も期待できます。
つわり時でも大丈夫な飲み方の工夫

何かを食べたり飲んだりすることに抵抗があるつわり時。飲み方を工夫することで、無理なく水分補給ができます。水分をとるものも辛いという方は、以下のような方法を試してみてください。
- 少しずつ飲む
- 常温で飲む
- 冷やして飲む
- 飲み込まず、口に含めるだけ
こまめに水分補給をして、つわりを乗り越えよう

つわりが辛いからと、水分を補給しないことで、かえって症状を悪化させる可能性もあります。つわり時でも、できるかぎり水分補給をするように心がけましょう。少しずつでも構わないので、こまめに水分を摂取してください。