ananやクロワッサンなど、雑誌のタイトルロゴを手がけた堀内氏の原点は絵本作家

堀内誠一氏は、マガジンハウスの雑誌anan、クロワッサン、BRUTUS、POPEYE、Oliveのタイトルロゴを手がけた名アートディレクター。しかし、彼の原点は絵本作家。絵本を描くことこそ、最も大切にしていた創作活動でした。

ぐるんぱのようちえん©Seiichi Horiuchi

堀内誠一氏の生誕90年にあたる2022年に、彼の創作の原点である絵本に焦点をあて、多彩な原画を中心に展覧する『絵の世界』展が開催されます。『ぐるんぱのようちえん』『たろうのおでかけ』『こすずめのぼうけん』など人気作品の原画のほか、雑誌の表紙やデザインの仕事、旅先で描いたスケッチや絵手紙なども合わせて、約150点もの作品を展示し、堀内氏の豊かな創造の世界を味わえる空間となっています。

こすずめのぼうけん©Seiichi Horiuchi

堀内氏は図案家だった父の影響もあり、子どものころから絵を描くことが好きでした。子ども時代に描いたスケッチや画塾に通いながら描いたデッサン、油絵なども展示。絵本作家になる前から彼の魂の中にあった創作の原点に触れられる場所でもあります。

ロボットカミイ©Seiichi Horiuchi

「やっぱり生きる喜びっていうのを、絵描きがそれぞれどういう風に描くかってことだと思うんですよね。生きる喜びがなかったら、絵なんか必要ない。描かないんじゃないかな、そもそもの動機として」(堀内誠一さん)

堀内誠一生誕90年 全国巡回展「堀内誠一 絵の世界」は、2022年1月4日の京都を皮切りに、静岡、神奈川、広島を巡っていきます。絵本、雑誌、商業アートなど、多くの人々に影響を与えた堀内誠一氏の絵の世界に、ぜひ触れてみてください。

大丸ミュージアム京都
2022年1月4日(火)〜1月24日(月) 075-211-8111

クレマチスの丘 ベルナール・ビュフェ美術館 055-986-1300
2022年3月19日(土)〜7月25日(月)

県立神奈川近代文学館 045-622-6666
2022年7月30日(土)〜9月25日(日)

ひろしま美術館 082-223-2530
2023年 夏 予定