こんにちは、子育てアドバイザーの河西ケイトです。

3歳児の育児に悩むママさん本当に多くいます。3歳児はコツや子どもの成長背景を学ぶことで、難しく考えること無く育児ができます。私が子育てで気をつけている4つのことを今回お話したいと思います。

自分は誰なのか? 人との違いに気づく3歳児

では、3歳児はどのような成長発達段階にあるのでしょうか? まず、自分が誰なのか? に気付く成長段階にあります。そして、自分の「姓名」「性別」「年齢」「身近にいる人の姓名や性別」などを理解します。また、身振り手振りを使って自分の身の回りで起きたことを説明しようという力がつきます。社会性も身につくのはこの頃で、知らない人を目の前にすると、大人の後ろに顔を隠したり、恥ずかしさのあまり色々なところを動き回るようにもなります。

これは、場面の切り替えが苦手な時期におきる姿で、4歳を迎える頃には自然と見られなくなるでしょう。2歳児との違いは、ずばり「貸し借り」「順番」「交代」などが理解できるようになること。このことで子ども同士のトラブルも大きく減ってきます。

家庭における3歳児との関わり方

基本的な生活習慣が身につくので、だいたいのことは、時間がかかっても自分自身で行うことができます。衣服の前後・裏表・上下という概念もわかり着脱をしたり、自ら脱いだ衣服をたたむこともできるようになります。

ここで大切なのは「できるようにはなっているけれど、あくまでも、まだはじめの段階で時間はかかるということ」大人は、傍で余裕を持って見守りながら、子どもの気持ちとペースを大事にして待つことが必要です。「急いで!」「早く!」という言葉は禁物です。

また、自分でやろうとしたことをやり通そうとする姿が大人の目には反抗的に映ることもあるかもしれませんが、それも今ならではの子どもの姿です。ちょっとした手助けをこちらが行えば、子どもは積極的に動いてくれるようになります。大事なのは「やる気スイッチ」を押せる配慮や仕掛けをしていくことです。

子どもが3歳になるまで母親は子育てに専念すべき?

「3歳児神話」という言葉を知っていますか? これは、古くから日本には、「子どもの成長にとって幼少期が重要であり、3歳児までの時期は生みの母親が養育に専念しなければならない。なぜならお腹を痛めたわが子に対する母の愛情は子供にとって最善だからである」や「母親が就労などの理由で育児に専念しないと、将来子どもの発達に悪い影響を残す場合がある」という考えが言われ続けていました。

この事により、母親のや女性の社会への進出の機会が奪われてしまっていたのですが、近年ではこうした考えは正しいものではないと言われています。これは、父親が育児に専念したり、女性の社会進出など育児が多様化しているという背景もあるのではないでしょうか? 前回、2歳児の「脳」についてお話しましたが、母親だけが育児をすれば、子どもの「脳」は拡大するのでしょうか?

答えは「NO」です。色々な人と触れ合うことで刺激を受けて拡大していきます。そこには、その一人として母親の存在もありますが、保育園や保育園で出会う子どもたち保育士によって子どもは、人としても成長していきます。今でも、この神話を信じている人は多いですが、子どものためにも、ママのためにも将来は無くなってほしい言葉ですね。

子どもに対しての言葉がけを大人もアップデートしよう!

基本的に、0・1・2歳は「乳児」と言われています。その反対に、3歳児からは「幼児」というくくりになります。子どもへの言葉がけも、少しづつ大人に近い言葉がけができるように大人もアップデートしていきましょう。

「おててて」「おすわりすわる」「くっくくつ」など乳児の時に当たり前として使っていた言葉を、2歳児後半からは少しずつ変化させていくと子どもは混乱せずに済みます。3歳になったからと言って、いきなり言葉が変わると子どもは混乱をしてしまいます。

先述しましたが、気持ちの面でも乳児から幼児へと変化するこの時期は、大人の思い通りにいかないことも多くあります。「本当は〇〇したいくせに!」「はずかしがりやなんだから!」など自制心を傷つける言葉を使うのではなく、子どもの自我の育ちを認め、尊敬し誠実に対応していくことが大切になってきます。

今回は、3歳児の発達についてお話させていただきました。2歳・3歳は本当に大変な時期だと思います。しかし、子どもたちもそれは同じです。ママやパパを困らせたいからやっているわけではなく、自分自身の「自立」の仕方を学び始めているのです。親は一生子どもの面倒を見ることはできません。こうした「自我」「自立」が未来を左右します。ですからお子さんのペースを見守りながら、時に厳しく。時に温かく育児をしていってくださいね。