元々の食が細かったり、つわりで食事がとれなかったり…。

ママはお腹の中で赤ちゃんを育てていますが、今の食事で栄養が足りているか不安に感じることも多いのではないでしょうか? 今回は、妊婦が積極的にとりたい栄養素や食事について紹介します。

妊婦の食事は量より質に気を付けよう!

時期によってはつわりもあり、なかなか食べられないという人も多いでしょう。つわりが辛い時期は量より質を心がけて、3食バランス良く食べましょう。

生魚やナチュラルチーズなど、妊婦には注意が必要な食材もあるので、覚えておくと良いですよ。

3度の食事をバランス良く

赤ちゃんはママの身体から栄養を吸収するので、母体が栄養不足を起こすと、赤ちゃんの発育に影響を与える可能性も。

豆、ゴマ、わかめ(海藻)、野菜、魚、しいたけ(キノコ類)、イモ(芋類)の、「まごわやさしい」を心がけてバランス良く栄養を摂取しましょう。

献立は薄味のものを

塩分の高い食事は、高血圧やむくみなどに繋がります。さらに症状が進むと妊娠高血圧症候群になりかねません。

「薄味は美味しくない」と言われる方もいるかもしれませんが、お酢や香辛料などで風味付けをすれば、塩分が控えめでも美味しく食べられますよ。また、加工食品や漬物も塩分が多いので注意が必要です。

大きい魚やナチュルチーズは要注意!

【水銀による発育への影響が懸念】マグロ、キンメダイ、メバチマグロなど

魚は、食物連鎖の過程で自然界に存在する水銀を体内に蓄積している可能性があります。大型になればなるほど捕食した小魚たちの水銀を引き継いでいるため、水銀量が多い可能性が。

大人や子どもであれば、あまり心配する必要もありませんが、胎児は低濃度でも脳の発達への影響が懸念されており、妊娠中は控えた方が良い食材として指定されています。

【リステリア菌による食中毒の可能性】加熱殺菌していないナチュラルチーズ、生ハム、スモークサーモン

食中毒を起こすリステリア菌は、妊婦が感染すると胎盤を通して赤ちゃんへも感染します。感染すると流産や早産を引き起こす可能性もあり、大変危険です。

最悪の場合、死産や出生後の死亡に繋がる場合もあるため、妊娠中は、加熱殺菌をしてから食べるようにした方が安心です。

妊婦が積極的にとりたい栄養素

赤ちゃんはママから栄養をもらっています。赤ちゃんの発育のために、鉄分、カルシウム、葉酸は積極的にとりたい栄養素です。

鉄分

胎児に栄養を運ぶ血液の原料となる鉄分は、赤ちゃんの発育にとっても欠かせない栄養素です。また、酸素供給の役割もあるため、不足すると発育不良や赤ちゃんの酸欠を招くこともあります。

鉄分と言えばレバーですが、レバーにはビタミンAが豊富に含まれており、取りすぎはNG。特に、妊娠初期にビタミンAを取りすぎると、先天性異常のリスクが高まるため、注意が必要です。

カルシウム

カルシウムは、赤ちゃんの骨や歯の形成に欠かせない栄養素です。意識的に摂取しないと不足しがちな栄養素でもあるため、小魚や乳製品、モロヘイヤなどを積極的に食事に取り入れましょう。

葉酸

葉酸は、赤血球の形成、赤ちゃんの正常な発育に欠かせない栄養素です。 食事からの継続的な摂取が難しい上に、尿とともに排出されてしまうため、サプリメントを有効活用すると良いでしょう。

食事で補えない分はサプリを活用しよう

特に葉酸は、食事からの摂取が難しいため、医師や助産師に相談の上でサプリメントを活用すると良いでしょう。また、サプリメントは、つわりでどうしても食事がとれない場合などにも有効です。

基本的には、バランスの良い食事から栄養を取ること。自分が食べたものがお腹の中で赤ちゃんを育てているという意識を持って、妊娠中は栄養たっぷりの食事を楽しみましょう!