寝たと思ったら泣き始めたり、昼夜逆転して夜になると起きだしたりと、睡眠時間のパターンが定まらない乳幼児は少なくないようです。

この記事では、乳幼児の睡眠時間の特徴や、睡眠時間を整えるコツを紹介します。

乳幼児の睡眠時間の特徴

乳幼児の睡眠時間には、大人と違った独特の特徴があります。ここでは、どんな特徴があるのかを見ていきましょう。

赤ちゃんがまとめて眠らない理由

新生児の場合は、そもそも目が見えず脳もまだ未発達なので、時間の区別がついていません。大人のように朝起きて夜寝るという体内時計のようなリズムがまだ整っていないのです。成長するにつれ昼と夜の区別がつくようになり、生活環境に合わせて少しずつ、昼起きて夜寝るといった睡眠をとることができるようになります。

乳幼児の睡眠時間はどれくらい?

0〜1か月:約16〜18時間
新生児はまだ昼と夜の区別がついていない。
一度にまとめてとる睡眠時間は約3時間半。
2〜3か月:約14〜15時間
睡眠時間と起きている時間が少しずつ分かれ、増えてくる。
一度にまとめてとる睡眠時間は約6時間。
4〜6か月:約13〜14時間
夜の睡眠時間が中心となり、まとまって眠るようになる。
一度にまとめてとる睡眠時間は8〜10時間。
7〜12か月:約11〜13時間
昼寝をしながらも昼は起きていて夜に寝るというリズムが定まってくる

それでは、一般的な乳幼児の一日の睡眠時間はどれくらいなのでしょうか?個人的な差はありますが、おおよそこれくらいの睡眠時間をとることが多いようです。

睡眠不足が乳幼児に及ぼす影響

赤ちゃんの睡眠時間が短すぎても長すぎても親は心配になるものですが、乳幼児は本能に従って、眠い時に寝て起きたいときに起きています。ですので、睡眠不足や寝すぎといった心配をする必要はありません。もう少し大きくなって、興味のあることや遊び時間が増えるに従い動きが活発になるので、疲れを感じて少しずつ長く眠るようになりますよ。

赤ちゃんの睡眠時間を整えるコツ

「赤ちゃんは寝るのが仕事」と聞いていたのに、睡眠時間が定まらなくてパパもママもお疲れ気味……ということもあるかもしれませんね。乳幼児の睡眠時間を整えるには、どんな方法があるのでしょうか?

生活改善で睡眠リズムを作り出す

例えば、朝起きたら窓辺やベランダなどで太陽の光を浴びる、夜は寝る前にお風呂に入るなど、毎日の生活の中で、朝と夜の区別がつくような習慣づけをしてあげましょう。「毎朝、出勤前のパパが5分間遊んであげる」といった決まり事を作るのもよいでしょう。

室内の環境を整える

「朝と昼は明るくて、夜は暗いもの」というのも、毎日同じことが繰り返される中で赤ちゃんが少しずつ覚えていくことです。遮光カーテンなどを上手に使い「朝は明るい」「夜は暗い」とメリハリをつけた環境を整えてあげるのもよいですね。

寝る前の儀式を決める

寝る前に必ずすることを習慣づけて「これをしているから寝るんだな」と意識させることも効果的です。まずはこれから毎晩続けても負担にならない「手を握る」「足をマッサージする」というような、両親のどちらでもできることにするとよいかもしれません。

乳幼児の特徴を理解してよりよい睡眠を

生まれたばかりの赤ちゃんは昼と夜の区別がついていません。そのため最初は睡眠時間をまとめてとれないこともありますが、乳幼児の睡眠の特徴を理解しながら、両親が意識して生活リズムを整えてあげられるとよいですね。