ネバネバした食感が人気の夏野菜、オクラ。いろいろな料理に登場しますが、調理の前には一度、茹でてから使うことが多いです。そこで、オクラの茹で方とその前の下準備をご紹介します。夏に食べたい「山形のだし」レシピもぜひご参考に!

【オクラの選び方】小ぶりで柔らかいものがおいしい! 濃い緑色で切り口が白い新鮮なものを

オクラを選ぶ時は、大き過ぎないもの、そして、新鮮なものを選びましょう。成長し過ぎたオクラは筋張っていて、あまりおいしくありません。苦味が出るものもあります。小ぶりなもので、柔らかく弾力のあるものの方がおいしいです。

新鮮なオクラは、濃い緑色で表面にうぶ毛がびっしり覆われていて、全体的に張りがあります。ただ、オクラは緑色のネットに入って売られていることが多く、実際の緑色が分かりづらいという難点が…。色で判断がしづらい時は、切り口がなるべく白いものを選ぶと良いでしょう。

オクラは暖かい土地で獲れる野菜ですので、保存する際は冷蔵庫に入れない方がおすすめです。もし入れる時は冷蔵室ではなく野菜室に入れるようにしてください。

【下ごしらえ】ガクの部分を面取りすれば丸ごと食べられる 塩でうぶ毛取りもするとなお良し◎

下処理の方法は2種類あります。調理方法やオクラの状態などに合わせて、好きな方を選んでください。

〈ていねいな下処理〉

ヘタの周り(ガク)を包丁で面取りする要領で、くるりと一周、剥き取ります。さらに軸(茎)の切り口の硬い部分もカットしましょう。

こうすることでヘタの部分まで食べられるようになるので、丸ごと使いたい料理に便利です。

〈カンタンな下処理〉

ササッと済ませたい時や、オクラの茎が硬すぎる時は、ヘタの近くのガクの部分で切り落とせばOKです。

実の方をカットするとオクラの穴が出てしまい、茹でた時に水っぽくなるので、切る場所を間違えないようにしましょう。

〈うぶ毛を取る(板ずり)〉

下処理を終えたら、塩を使って表面のうぶ毛を取っていきます。1本ずつ手でこすりながら落とすか、まな板にオクラを並べて塩を振り、手のひらで軽く押さえながら転がして落としましょう。これを「板ずり」と呼びます。

オクラに塩がつくので、茹でる時はお湯だけでOKです。

時間がない時はこの工程を省いて、茹でる時にはお湯に塩を入れてください。先端が黒ずんでいる場合は、水っぽくならないように茹で終えてからカットします。

【茹で方】茹で時間は1分から1分半 すぐに氷水に入れればキレイな緑色に!

茹でる時のポイントは、水っぽくならないようにすること、そして、色がキレイな状態にすることです。オクラの食感や香りを楽しみたい料理では茹で過ぎないようにしましょう。

1.お鍋に湯を沸かし沸騰したら、うぶ毛取りをした場合はそのままオクラを入れます。

うぶ毛取りをしていない場合は、塩を入れて茹でます(お湯1Lに小さじ1杯ほどが適量です)。

2.1分から1分半ほど茹でます。途中で上下を返します。

3.氷水に入れてすぐにザルにあげて水気をとります。こうすることで「色止め」ができ、キレイな色に仕上がります。

【オクラのおすすめレシピ】ご飯に、冷奴に、納豆に! いろんな料理に使える「山形のだし」

刻んだ夏野菜と香味野菜を醤油などで和えた山形の郷土料理「山形のだし」。家庭ごとに作り方や味つけは様々ですが、オクラや昆布どのネバネバ食材を入れることが多いようです。

さっぱりとしているので、暑い夏に食欲のない時でも、ご飯や冷奴に乗せればスルスルッとお箸が進みます!

作り方は、野菜を刻んで和えるだけととても簡単。火を使わずに作れるので、料理が苦手な方でもチャレンジしやすいと思います。自宅で作って冷凍してキャンプに持っていけば、着いてすぐに食べられるのもうれしいですね!

冷蔵保存で3日ほど食べられます。

〈材料〉(2〜3人分)

  • オクラ…2〜3本
  • きゅうり…1本
  • なす…1/2本
  • みょうが…1〜2個
  • しょうが…10〜15g
  • 大葉…5枚
  • がごめ昆布…3g(細かく刻んだもの)

〈A〉

  • 醤油(または白だし)…大さじ2と1/2
  • 酢…小さじ1〜2
  • みりん…小さじ2
  • 砂糖…小さじ1

〈作り方〉

1.すべての野菜を4〜5mm角に刻みます。なすだけ、切った後に水に2〜3分さらしてよく水気を取ります。

2.〈A〉でだし汁を作ります。

3.なすを水切りして、〈A〉を大さじ1ほど混ぜ合わせておきます。

4.1と3をボウルに入れ、がごめ昆布を加えてよく混ぜます。

5.4に残りの〈A〉を入れて混ぜ合わせ、蓋をして冷蔵庫で1時間ほど置きます。

6.食べる前によく混ぜて粘りを出して、ご飯や豆腐に乗せたり、納豆に混ぜたりしていただきます。

・がごめ昆布

オクラ料理は下処理や茹で方がポイント 料理によって使い分ければもっとおいしく!

オクラは生のままでも食べられますが、ガクを取ったり、産毛をとったり、より粘りが出ておいしくなります。

加熱する調理は茹でなくても大丈夫ですが、和え物などでは茹でることで、より食べやすくなるので、料理によって下ごしらえをアレンジしてみてください。この夏はオクラを使った夏レシピで、元気に過ごしましょう。

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