キャンプをよりいっそう楽しくしてくれるのが、キャンプ飯。ただ外でごはんを食べるだけでも非日常感あふれる体験ですが、もっと手軽に、そしてもっと美味しくできたら最高ですよね。今回は、飯盒(はんごう)を使って「キャンプ定食」に挑戦してみました。簡単で作るのも楽しいキャンプ飯をご紹介します!

飯盒ひとつで「定食」作ったらアツくないですか?

キャンプ飯といっても、出来合いのものからおしゃれな凝った料理まで、幅広くあります。

「今日は手抜きでいいやー」ってときにはスーパーで買ったお惣菜で済ませることもあるでしょうし、ダッチオーブンやスキレットを持ち出して、作る工程から料理を楽しむこともあるでしょう。

そんな自由なことも魅力的なキャンプ飯ですが、あえて言わせてください。飯盒ひとつで「定食」ができたらアツくないですか?

ご飯があって、汁物、主菜に副菜......まさに定食。

飯盒を焚き火にかけて作る料理って、何だかワクワクしますよね。キャンプ飯だからチャチャッと作れて、洗い物も少なければなおよし。

そんな夢とロマンに満ち溢れた「キャンプ定食」を作っていきましょう!

●実は飯盒って同時調理ができるんです。

今回使用するギアは飯盒(はんごう)。飯盒と言えば、飯盒炊爨・飯盒炊飯でおなじみのあれです。

そんな飯盒ですが、米を炊くだけのマシーンではないのです。実は同時調理ができる優秀なキャンプギアだってご存知でした?

中ぶた・外ぶた・本体を上手に使うことで、汁物を煮込みつつ、米を炊き上げ、焼き物も作れちゃう。そんな便利な道具なのです。

今回は、ムラコの飯盒「ライスクッカー」を使って調理していきます。

【中ぶた】桜えびとたけのこの炊き込みごはん

お米は事前に水を吸わせておいた方が失敗なく炊きやすいので、最初にご飯の準備をしましょう。

今回は飯盒の中ぶたで、桜えびとたけのこの炊き込みごはんを作ります。

材料

  • 「ふじっ子 塩こんぶ」
  • フジッコ おかず畑(たけのこ煮)
  • 桜えび

「え?飯盒の”中ぶた”?」と思った方もいるかもしれませんが、中ぶたであっています。飯盒の構造を上手に使えば、浅い中ぶたでも十分ご飯が炊けちゃうんです。

本体で作る料理の水蒸気が中ぶたを熱することでお米が炊けるんです。通常よりも時間が多少かかりますが、焦げる心配もなく、汁物も同時に煮込めて一石二鳥なのです。

作り方

(1) 「おかず畑 たけのこ煮」を食べやすい大きさに切る

(2) 米を0.5合測り、中ぶたにいれる

(3) 桜えびとたけのこ煮、米と同量の水をいれる

(4) 「ふじっ子 塩こんぶ」を上からちらす

(5) このまま30分〜60分置いて、お米に塩こんぶ・たけのこ煮の旨味と水分を吸わせる

ポイントは「ふじっ子 塩こんぶ」と「おかず畑 たけのこ煮」。

塩こんぶとキャンプって非常に相性が良いんです。

塩味がつくし、昆布のダシや旨味を手軽に加えられるので、いつも作るキャンプ飯の味がワンランク上がっちゃう。

「万能調味料」としてあらゆるシーンで重宝します。

たけのこ煮はすでに味がしっかり染み込んでいるので、アク抜きなどの手間もいりませんし、たけのこの旨味たっぷりのだしがいい味を出してくれるんです。

【本体】豚汁

お米の浸水を待つ間に、飯盒の本体で豚汁の準備。

材料

  • 「ふじっ子 塩こんぶ」
  • 豚バラ肉
  • じゃがいも
  • にんじん
  • ごぼう
  • 大根
  • 味噌

作り方

(1) 具材をすべて食べやすい大きさに切る

(2) 飯盒の外ぶたを使って、軽く炒める

具材全体に油をなじませるイメージで軽く炒めておくのがポイント。こうすることで食べたときに香ばしさを感じられますし、具材に味が染み込みやすくなります。

そして、飯盒の外ぶたで炒めるだけなのにこのかっこよさ。キャンプ飯を作ってる感最高!

(3) 「ふじっ子 塩こんぶ」を入れて再度炒める

豚汁でも旨味付けに塩こんぶを投入します。本当にこの塩こんぶがあるとないでは、仕上がりが大きく変わるのでぜひおすすめ。気持ち多めにいれて大丈夫です。

(4) 具材に火が通ったら、飯盒本体に移して、水を入れる

豚汁の下準備はこれでおしまい。

飯盒を焚き火にかけて ごはんと豚汁を同時調理!

豚汁の準備をしてる間にお米の浸水もいい感じになってきました。

飯盒本体にお米が入った中ぶたをセットし、外ぶたをしめて焚き火にかけます。

水蒸気炊飯の場合、お米が焦げる心配がないので、火力調節が簡単です。

強めに焚いた焚き火にそのままかけて、大体30分を目安に放置するだけで仕上がります。

手間がかからないにも関わらず、絵面はめちゃめちゃ強い。焚き火にかけられた飯盒、かっこいいなぁ。

【外ぶた】主菜も簡単に。ふじっ子チキン

ご飯が炊き上がったら、外ぶたをフライパン代わりにして主菜を作っていきます。

材料

  • 「ふじっ子 塩こんぶ」
  • 鶏もも肉
  • オリーブオイル

作り方

(1) 鶏もも肉を一口大に切り、保存袋に入れる

(2) (1)に「ふじっ子 塩こんぶ」とオリーブオイルを入れて揉みこむ

(3) 鶏肉全体にオイルと塩こんぶが馴染んだら、外ぶたで焼く

この時、鶏もも肉は皮目から焼くのがポイント。焼き色がついたらひっくり返してこんがりと焼いてください。

塩こんぶを揉みこんで焼くだけ。超絶簡単な調理工程ですが、これがびっくりするほど箸が進む驚異の旨さなのであります。

そしてやっぱり飯盒の外ぶたで炒める絵のかっこよさ。煤けてくるのもまたいいんですよねぇ。道具を使ってるこの感じが好きなんです。

ささっと副菜も。ふじっ子とサバ缶ときゅうり

主菜に副菜ついたらそれはもう定食オブ定食。リッチな気分です。

材料

  • 「ふじっ子 塩こんぶ」
  • サバ缶(水煮)
  • きゅうり
  • みょうが
  • 大葉
  • 煎り胡麻(白)

作り方

(1) みょうがと大葉は千切りにしておく

(2) きゅうりは食べやすい大きさに切る

(3) きゅうりを保存袋に入れて、味が馴染みやすいように手のひらで押しつぶす

きゅうりの食感を残す程度で大丈夫です。

(4) 塩こんぶを入れて軽く揉み込む

(5) 汁気を切ったサバ缶を器にほぐしつついれ、きゅうりと塩こんぶをのせる

この辺りで追い塩こんぶをしても美味しそうですね。

(6) 千切りにしたみょうがと大葉を盛り付けて、煎り胡麻をふったら完成

爆速でさっぱりおいしい「ふじっ子とサバ缶ときゅうり」のできあがりです。

これが超簡単激うま「キャンプ定食」だ!

というわけで、キャンプ定食が完成!

ワイルドに食らいつくのもキャンプの醍醐味ですが、今回は贅沢に盛り付けてみました。

では、いただきます!!!

豚汁はやっぱり優勝していました。具材の旨味がしっかり汁に溶け出しておる……塩こんぶがあることで他にダシを入れなくても十分すぎるほどです。うめぇ……

炊き込みごはんはエビの香りあとにたけのこの風味が合わさって最強に見える……たけのこ煮にしっかり味がついているので塩こんぶの優しい塩味が染みるんす……うめぇ……

主菜の「ふじっ子チキン」も塩こんぶで揉み込んだだけとは思えない完成度。

鶏肉にしっかり絡みつく塩こんぶの旨味旨味旨味……うめぇ。

箸休めに食べる「ふじっ子とサバ缶ときゅうり」がまた定食としてのバランスを整えてくれるんす。

豚汁、「ふじっ子チキン」でコッテリになった口の中を、薬味ののったシャッキリきゅうりがリセットしてくれる。サバ缶が入ってることで単体でも食べ応えもあります。うめぇ……

そんなわけで最後までバクバク食べ続けてしまった、飯盒の同時調理で作るキャンプ定食!

忙しいキャンプの合間でも手間がかからない飯盒調理は簡単なだけじゃなくめちゃくちゃかっこいい。

そして今回のキャンプ定食で大活躍だった、「ふじっ子 塩こんぶ」。

これひとつあれば味付けにも旨味足しにもなる「万能調味料」として、本当にキャンプと相性がいいんですよね。

飯盒と「ふじっ子 塩こんぶ」で、簡単・おいしい、でもなんかかっこいいキャンプ定食。

ぜひ次のキャンプで楽しんでみてください!