アメリカ在住のキャンプライター舟津です。昨年、キャンピングトレーラーが盗難され、失意の中、なかなかキャンプに出掛けられなかったのですが、2021年が始まりキャンプ熱が再燃!「久しぶりにテントキャンプを楽しもう」と思い、心機一転新しいテントを購入することを決心!そして、購入したのが、Kodiak(コディアック)のコットン製のガレージテントです。今回は、そのコットンテントを購入するまでの道のり、使い心地をレビューしたいと思います。

オールシーズン使えるテントを考え素材をコットンにすることを決意

盗難にあったキャンピングトーレラーの中に、6人用のテントを入れていたのですが、それを失い、我が家に残っているテントは、登山用の2人用のライトテントのみ。

ただし、これは軽量に特化したモノで寝るだけのシンプル構造。オートキャンプを楽しむためのモノではないため、新しくテントを購入することを決心しました。

テントを購入するにあたって、夫婦2人でお互い必要な条件をまずリストアップ。

★ 我が家の必要なテント条件 ★
■オールシーズン使えるもの
■テント内で人が立てるもの(高さがあるもの)
■設営が簡単

そして、この条件が当てはまるコットン素材のテントにすることを決意しました。

どのブランドのコットンテントにするか?候補は3つ

素材をコットンにすることを決めたものの、どのブランドにするかは結構迷いました。

アメリカではコットンテントを販売しているブランドがいくつかありますが、どこも小さなマニファクチャーで店頭で触って比べて見ることが難しく、使っている人のレビューやYouTubeをとことん視聴。そして、アメリカでメジャーなコットンテントブランドの3つに絞りました。

【1】 Kodiak Canvas /[https://www.kodiakcanvas.com/]

【2】Springbar / [https://springbar.com/]

【3】White Duck Outdoors / [https://whiteduckoutdoors.com/]

正直、この3つのブランドのキャビン型テントは、ほぼほぼカタチが似ており、値段もさほど違いはなく(アメリカでは)ネットで見るだけでは違いはわからず・・・。

とりあえず1つでも実物が見たいと思い、我が家から約400キロ離れたアウトドアショップに足を運んだのですが・・・。箱詰めされているテントの重さにびっくり。

ネットで重さを確認して重いことは承知していたのですが、実際箱に入っているものを触ってあまりの重さに、「もう一度素材を考えなおそうかな」と思いました。

しかし、コットンテントは手入れをちゃんとすれば長く使えるため、はじめは「10x14ft」のサイズにしようと考えていたのですが、少しでも軽くするためサイズを少し下げ、「10x10ft」のサイズのモノにすることに。

3つのブランドは多少機能・カラー・デザインが異なり、はじめはカラーが豊富な、Sprigbarのテントにしようかと思ったのですが、小さなマニファクチャー(工場)でコロナの影響もあり売り切れ状態。

いつ再販になるかわからず、「欲しい」と思った時にあったこと、アマゾンポイントで買えたことが決め手になりKodiak(コディアック)の「10x10ft キャンバステントデラックス」にしました。(今はコディアックのテントも売り切れでPre Orderになっています)

実際、Kodiak(コディアック)のキャビン型コットンテントを使用してみた感想は・・・

購入するとすぐ使いたくなりますよね。早速、キャンプに出掛けてみました!

●箱は重かったけど、実際使用してみると・・・。

重くて運ぶのが大変なことが一番の懸念材料でした。

実際、アマゾンで届いたときは「やっぱり重い!」と感じましたが、箱を開け、本体とポールを分けてみると、それぞれ重いモノの持てない重さではなく、それぞれに専用のバックがあり、別々に運ぶことが可能。懸念していたほど重さを苦に感じず、運べました。

●設営は?

まず、本体のテントを設営する場所に広げ、ペクを打ちます。

その後、天井のポールをドッキングさせて

サイドのポールを立てれば設営終了。

設営は簡単ですが、ペグを本体に14カ所打たないといけないため(このペグ打ちが重要です)、ポップアップテントほど時間がかからないわけではなく、通常のテントと同じぐらいに時間はかかります。

しかし、骨組みがいくつもあるわけでなく、複雑な作業はなく、簡単。

ただし、サイドポールを立てるときは多少力がいるため、やはり男性の手があるほうがスムーズに立てられます。

●テントの中は快適

今までのテントは、中央部分は立てたものの、かがんで出入りするドーム型でしたが、このキャビン型テントは箱型で高さが2メートル以上あるため、出入りもスムーズ。中にテーブルとイスを置いてくつろぐことも可能です。

テント内に吊るせるオーガナイザーポケットやハンモック型収納付きで、天井が高いため、ライトを吊るしても邪魔になりません。

ドーム型テントはベッドルームという感じでしたが、キャビン型はベットルームとリビングルームが一緒になったワンルームといった感じ。

テント内でくつろげ、友達6人でキャンプに行きましたが、夜雨が降ってきたので、みんなでこのテント内に避難。大人6人(+犬1匹)が入っていても問題なく、酒盛りができました。

テントの付属品のほかに合ったほうがよいモノは?

Kodiakの「デラックステント」にはグランドシートが付いていなかったので、我が家にあった大き目のグランドシートを持参。テントより大きめのモノにすると、オーニング部分まで敷けるため便利です。

また、キャビン型テントは、床が一体型で掃除がしにくいので、床にホームセンターなどで$20前後で販売されているインナーマットを敷いておくことをおすすめします。

寒さ・雨に強い?最低気温5度のときのキャンプでは?

コットン素材は「寒い時は温かく、暑い時は涼しい」と言われているため、「春先のキャンプは寒くないかな?」と思っていましたが・・・。

いままで、トレーラーで寒い時は暖房、暑い時は冷房を使い、甘やかされた環境でキャンプをしていたため、やはりコットンテントとはいえ寒い季節は寒い!最適気温が8度以下の場合は、きちんと防寒が必要なことを実感しました。

ただし、雨には強く、布は水を弾き、中に染みてくることはなかったです。

コットンテントのメリット・デメリットは?

2回使用して感じた、キャビン型コットンテントのメリット・デメリットは?どんな人に向いているのかを総称すると・・・

●▼メリット

■テント内が広く、天井が高く立てるので家のように快適なテントライフが送れる
■設営が簡単
■雨・風に強い
■ポリエステル素材のテントよりコットン素材のほうが通気性が良く、夏場涼しい
■きちんとメンテナンスすれば寿命が長い

●▼デメリット

■重い
■通常のテントよりコンパクト性に欠けているため、車に積むときに場所をとる
■ペグが打ちにくいキャンプ場では設営がしにくい
■濡れるとさらに重くなり、メンテナンスに手間がかかる
■通常のテントより値段が高い

●コットンキャビン型テント向きのキャンパーは?

コットンテントは設営は簡単とはいえ、やはり設営に労力はいるため、1泊だけのキャンパーや寝泊りするだけのキャンパー向きではなく、最低でも3泊以上、ゆっくりテントキャンプを楽しむ人、冬もキャンプに行きたい人に向いています。

また、テントキャンプでもインテリアにこだわりたい人や、キャンプギアにこだわりがある人は、スペースがあるキャビン型コットンテントはアレンジが楽しめます。

ただし、重いため、車でアクセスできないキャンプサイト向きではありません。

総合的に見て、我が家はキャビン型コットンテントは正解でした!

2回使用しましたが、高さがあるテントはやはり快適!我が家はキャンプ場ではまったりしたい派で、キャンプに出掛けるときはいつも3泊以上。2匹の猫と一緒にキャンプに行きますが、猫たちもテント内でくつろいでいました。

Kodeiak(コディアック)のテントには、デラックステントのワンランク上に左右にも窓がある「VXテント」がありますが、夏の暑い季節にキャンプに行く人にはコレのほうが風通しがよく、涼しいと思います。

我が家は猫がいるため、できるだけスクリーンが少ないモノ(スクリーンをガリガリして穴をあける恐れがあるため)を選びましたが、夏キャンプをしたとき、もしかしたら「VXテント」にしておけばよかったかなと後悔するかもしれません。しかし、今のところ前後ドアがあるだけで風は通り抜けるので問題なし!

これから、キャンプシーズン。このテントならキャンピングトレーラーが無くとも、快適にキャンプが楽しめそうです。

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