ポケットストーブは、折りたたむと手のひらほどのコンパクトなサイズになるので、持ち運びしやすいのが魅力。ソロキャンプやツーリングなど、極力荷物を減らしたいシーンでの焚き火や料理などに便利なギアです。今回は、ハピキャン編集部が厳選したおすすめポケットストーブを紹介します。エスビットやダイソーなどの人気商品を一挙に紹介するほか、使い方や選び方も解説します。

ブランド『商品名』 収納サイズ 重さ イチオシポイント
Esbit(エスビット)
『ポケットストーブ』
9.8×7.7×2.3cm 85g 軽量&コンパクト
DAISO(ダイソー)
『ポケットストーブ』
7.2×10×2.2cm (約)98g 価格が手頃
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
『クライムストーブ』
(約)12×9.5×2.8cm (約)100g ゴトクを2段階に開閉できる
TAKAGI(高儀)
『折りたたみ簡易コンロ』
(約)9.7×7.5×2cm (約)100g オプション品が充実
TG.G.N.(ジージーエヌ)
『POKE STOVE(ポケストーブ)』
10.5×6.5×2cm (約)140g 固形燃料を収納できる
Can★Do(キャンドゥ)
『組立式コンパクト焚き火台』
(約)9.5×9.5cm (約)125g 折りたたむとスリム
SOTO(ソト)
『ミニ焚き火台 テトラ』
8.8×8.8×0.4cm 122g 収納時の厚さがわずか4mm
MiliCamp(ミリキャンプ)
『ポケットストーブ』
10×7.8×2cm 140g 風防・ゴトクカバーが付属
SOLO-ist(ソロイスト)
『ポケストミニ』
10×7×2cm (約)108g 薪や炭にも対応
LOGOS(ロゴス)
『ミニミニKAMADO』
8.6×8.6×2.5cm (約)230g 多機能

購入前に要チェック!ポケットストーブの使い方や選び方

ポケットストーブの存在は知っていても、どのように使うかや、どんな商品を選べばいいかなどがよくわからないという人も少なくないはずです。

そこでここでは、ポケットストーブの使い方や選び方のポイントを紹介します。

●ポケットストーブの使い方

ポケットストーブは、ポケットに入れて持ち運べるほどコンパクトな、いわばミニサイズの焚き火台。

使う際には、折りたたまれた状態のポケットストーブを開き、中央に燃料を置いて使用します。

フチ部分がゴトク代わりになり、そのままクッカーなどをのせて料理ができる便利なギアです。

商品によって使い方が異なる場合があるので、事前に説明書を読んでから使用しましょう。

●ポケットストーブの選び方のポイント

ポケットストーブにはさまざまな種類があるので、特に初心者はどれを選んだらよいか迷うことがあるかもしれません。

迷ったときは、以下のポイントを意識して選びましょう。

  • サイズで選ぶ
    持ち運びやすいか、安定感があるか
  • 使い勝手の良さで選ぶ
    組み立てや撤収が簡単か
  • 使用できる燃料の種類で選ぶ
    固形燃料、アルコール、木炭などに対応しているか

なお、固形燃料(25g)を使用する場合、1個あたり燃焼時間は20分前後。これは、メスティンを使って、ほったらかし炊飯ができるくらいの時間です。

ただし、同じ25gの固形燃料であっても、メーカーによって燃焼時間が異なるので注意しましょう。

ここからは、ハピキャン編集部おすすめのポケットストーブを一挙に紹介します。

【おすすめ1】ポケットストーブの代名詞!Esbit(エスビット)『ポケットストーブ・ミリタリー』

Esbit(エスビット)『ポケットストーブ・ミリタリー』は、ポケットストーブの代名詞といえるほど、日本でも愛用者が多いドイツ製のギア。

ストーブにセットしやすい、14gの固形燃料が6個付属します。なお、固形燃料1個あたりの燃焼時間は約12分です。

【スペック】

  • サイズ:収納時/9.8×7.7×2.3cm、組立時/11×7.7×5.5cm
  • 重量:85g
  • 素材:亜鉛メッキ鋼

Esbit(エスビット)の『ポケットストーブ』には、ミリタリーのほか、「スタンダード(※ミリタリーとストーブは同じ)」「ミディアム」「ラージ」などの種類があります。

【おすすめ2】手軽に購入できる価格帯!DAISO(ダイソー)『ポケットストーブ』

100均でおなじみのDAISO(ダイソー)で販売されている『ポケットストーブ』は、税込み330円で購入できる手軽さが魅力です。

同じダイソー製の「メスティン1合用」に収納して、コンパクトに持ち運べるのもうれしいポイント。

【スペック】

  • サイズ:収納時/7.2×10×2.2cm、組立時/7.2×9.7×5.5
  • 重量:98g(実測値)
  • 素材:本体/亜鉛メッキ鋼板、リベット/銅

【おすすめ3】ゴトクが2段階に開閉!CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『 クライムストーブ』

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『クライムストーブ』は、ゴトクを2段階に開閉できるポケットタイプのストーブです。

シェラカップやメスティンなど、使うクッカーの大きさに合わせてゴトクの開き具合を調整できます。

【スペック】

  • サイズ:(約)収納時/12×9.5×2.8cm、(約)組立時/12×9.5×6.8cm
  • 重量:(約)100g
  • 素材:鉄

【おすすめ4】組み立て簡単!TAKAGI(高儀)『折りたたみ簡易コンロ』

TAKAGI(高儀)『折りたたみ簡易コンロ』は、サイドを起こすだけですぐに使えるポケットストーブ。

底のスリットから空気が入るので、コンパクトながらパワフルな炎で料理できます。

1つ前に紹介したCAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)『クライムストーブ』と同様に、使用するクッカーに合わせて、ゴトクを2段階に調整可能です。

WORKMAN(ワークマン)やカインズの店頭でも販売されています!

【スペック】

  • サイズ:(約)収納時/9.7×7.5×2cm、(約)組立時/9.7×7.5×5.5cm
  • 重量:(約)100g
  • 素材:亜鉛メッキ鋼板

別売りのオプション品として、ウインドスクリーン・簡易コンロ用ゴトク・ミニトングなどがあり、シリーズでそろえられるのも魅力です。

【おすすめ5】Amazon限定販売品!G.G.N.(ジージーエヌ)『POKE STOVE(ポケストーブ)』

Amazon限定ブランドであるG.G.N.(ジージーエヌ)から販売されている『POKE STOVE』は、ステンレス製なので錆に強く、耐久性が高いのが特徴です。

中に直径4cm×高さ2cm程度の固形燃料とライターを収納でき、コンパクトにまとまります。

持ち運びに便利な専用収納ケース付きです。

【スペック】

  • サイズ:収納時/10.5×6.5×2.9cm、組立時/10.5×6.5×6cm
  • 重量:(約)140g
  • 素材:ステンレス鋼

【おすすめ6】スリムに携帯できる!Can★Do(キャンドゥ)『組立式コンパクト焚き火台』

Can★Do(キャンドゥ)『組立式コンパクト焚き火台』は、名前の通り、パーツを組み立てて使用する小さな焚き火台です。

パーツをばらせるので、折りたたむとスリムなサイズになります。パーツをすべて収納できる専用の袋も付属しており、収納や持ち運びに便利ですよ。

税込550円で購入できるコスパの良さもうれしいポイント!

【スペック】

  • サイズ:(約)組立時/9.5×9.5×8cm
  • 重量:(約)125g
  • 素材:ステンレススチール

上記の記事では、Seria(セリア)の便利なキャンプギアも紹介しています。

【おすすめ7】収納時の厚さ4mm!SOTO(ソト)『ミニ焚き火台 テトラ』

SOTO(ソト)『ミニ焚き火台 テトラ』は、パネル4枚・ロストル・底板を組み立てるだけで完成するミニサイズの焚き火台。

小枝を使って焚き火を楽しめるほか、固形燃料を使用すればミニコンロとして料理もできます。

【スペック】

  • サイズ:収納時/8.8×8.8×0.4cm、組立時/8.8×8.8×7.9cm
  • 重量:122g
  • 素材:ステンレス

【おすすめ8】専用風防&ゴトクカバー付き!MiliCamp(ミリキャンプ)『ポケットストーブ』

MiliCamp(ミリキャンプ)『ポケットストーブ』は、ポケットストーブ本体のほかに、専用風防・ゴトクカバー・収納袋が付属する便利なギアです。

サイズも小さく、持ち運びや収納が便利であることから、防災グッズとして1つ備えておくのもおすすめ。

【スペック】

  • サイズ:収納時/10×7.8×2cm、組立時/10×7.8×5.5cm
  • 重量:140g
  • 素材:電気亜鉛メッキ鋼板

【おすすめ9】薪や炭にも対応!SOLO-ist(ソロイスト)『ポケストミニ』

SOLO-ist(ソロイスト)『ポケストミニ』は、固形燃料のほか、炭・薪・小枝なども使用できるポケットストーブ。

ウインドスクリーンも付属するので、風が強い日も安心です。

【スペック】

  • サイズ:収納時/10×7×2cm、組立時/10×7×5.5cm
  • 重量:(約)108g(本体/98g・ウインドスクリーン/10g)
  • 素材:亜鉛メッキスチール

【おすすめ10】網焼き料理も楽しめる!LOGOS(ロゴス)『ミニミニKAMADO』

LOGOS(ロゴス)『ミニミニKAMADO』は、かまど型の超小型の焚き火台です。

パーツを組み換えることにより、焚き火のほか、網焼きや串焼き料理を楽しめるのも魅力。ポケットストーブを使ってさまざまな料理を楽しみたい人にぴったりです。

【スペック】

  • サイズ:収納時/8.6×8.6×2.5cm、組立時/8.6×14.5×8.9
  • 重量:(約)230g
  • 素材:ステンレス

ポケットストーブはコンパクトで使い勝手が良い!ソロキャンプやツーリングのお供におすすめ!

ポケットストーブは、軽量であるのに加えて、収納時はコンパクトなサイズになるので、荷物になりにくく、携帯しやすいのがうれしいポイント。

ソロキャンプやツーリングで焚き火や料理などを手軽に楽しみたいときには、ポケットストーブが便利です。

また、省スペースで収納できるため、防災グッズとして備えておくのもおすすめですよ。

ぜひ今回の記事を参考に、自分にぴったりのポケットストーブを見つけてくださいね!

(ライター:hayase)