バックパックのブランドイメージが強い「ケルティ」。しかし、ケルティの誕生国アメリカでは、バックパックだけでなく、テント、スリーピングバック、キャンプチェアなどキャンプギアも人気があります。今回は、カルフォルニア生まれの「ケルティ」の人気の理由と、筆者も愛用するケルティのキャンプギアを紹介します。

「ケルティ」とはどんなブランド?

1952年、アメリカ南カリフォルニアでガレージから誕生した、ガレージブランドの先駆け的存在。アルミ製フレームとナイロン生地のフレームバックは革新的で「バックパックの生みの親」とも言われる創業者のケルティ氏。

その後、バックパッカーという新しい文化が誕生し、このケルティのバックパックを背負うのがステイタスになるほど人気になりました。

主流商品は今も昔も「バックパック」ですが、それだけではなく、その技術を生かしてテントやスリーピングバックなど、さまざまなキャンプギアを展開。創業者ケルティ氏の妥協なき商品へのこだわりと革新的なアイディアは、今も引き継がれ、アメリカでは多くのファンを持つブランドのひとつです。

ケルティの人気の「バックパック」は?

創業者の熱い思いがこもった「バックパック」は、今ではさまざまなタイプが販売。機能性はもちろん、時代に左右されないシンプルなデザインは老若男女問わず人気があります。

●カラーバリエーションが豊富な定番のデイバック

1970年に販売されたままのカタチを再現しつつ、使いやすく改良。レトロ調ですが、機能性があるディユースのバックパック。モカやセージなどのアースカラーから、マスタードやキャラメルなど明るいカラーもあり、カラー展開が豊富なところも人気です。

キッズやガールズ向きのサイズのデイパックもあり、親子コーデも可能。

●レンジャースタイルのバックパック「ウイングMR」

パークレンジャーを彷彿させる収納豊富なバックパック。

●ケルティの原点ともいえるバックパック「マウンテニア・フレーム・パック3」

ケルティ氏がガレージで1番初めに作成したフレームバックパックを原型にしたトレッキング用のフレームパック。ビンテージ感がありますが機能性は進化。武骨なデザインが人気です。

●登山の定番バックパック「コヨーテ」

登山向きに作られたバックパック。60~105と荷物の量によりサイズが選べ、コンパートメントも多く、本格的な登山向きのバック。

筆者一押しのケルティギアは「キャンプチェア」

アメリカでは多くのキャンパーがケルティのキャンプ用品を愛用しており、アメリカの大手アウトドアショップでもケルティのテントやスリーピングバックをよく見かけます。その中でも一押しの商品が2人で座れるキャンプチェア「ラブシート」です。

ちょっと照れてしまうようなネイミングのチェアですが、簡単にいうと「二人掛けのチェア」のこと。筆者はいくつかアウトドアチェアを持っていますが、今ではこのケルティのチェアが1軍。キャンプではほとんどこのチェアを使用しています。

●【オススメ理由1】設営が楽チン

コンパクトなアウトドアチェアは持ち運びに便利ですが、設営するとき組み立てるのに手間がかかります。その点、このチェアは「置いて、広げるだけ」。片づけるときも、縮めるだけで簡単です。

筆者はこのチェアのあとに、コンパクトなアウトドアチェアを購入しましたが、設営が面倒で、結局このチェアを主に利用しています。

●【オススメ理由2】2個のチェアを運ぶ必要なし

2人用のチェアなので、2個チェアを購入しなくともOK。大人だけでなく、子供用にも便利で、子供ならこのチェアで昼寝をすることだってできちゃいます。

●【オススメ理由3】しっかりしていて丈夫で座り心地抜群

決して軽量ではありませんが、フレームがしっかりしていて耐荷重180㎏とぽっちゃりさんでも安定したつくり。生地に中綿が入ってクッション性があり、長時間でも座り心地抜群。アームもしっかりしており、ボトルホルダーも完備。

●【オススメ理由4】キャリーケースに入れやすい

キャンプチェアのほとんどはキャリーケース付きですが、袋状のモノは入れにくい場合があります。しかし、このチェアは縮めた本体をクルクル巻いてラップ式に収納するので、簡単にキャリーケースに入れられます。

●【オススメ理由5】家でも利用できる

シンプルなデザインで骨組みもしっかりして座りやすいので、来客時のエクストラチェアとして家でも使用可能。家で必要ない時はコンパクトに収縮するので、場所をとらない点も◎。

●ただし、軽量ではない

近年のアウトドア用品は「軽量・コンパクト」をウリにしているモノが多く、アウトドアチェアも折り畳むと「ペットボトル1本分」になるほどのコンパクトなモノも登場しています。

そんな「軽量・コンパクト」なチェアに比べると、このケルティのチェアは折り畳めない分大きく、重量もずっしり。持ち運び用のバックがついていますが、軽量ではなくけっして持ち運びに便利なチェアではありません。

ですので、筆者はトレッキングやビーチに行くときなど、荷物を持って歩いて運ばなければならないときは軽量なチェアを利用。TPOによってチェアを選んでいますが、コンパクトなモノは設営や後片付けに手間がかかることや、座り心地がいまいちなこともあり、車で移動するときはケルティのチェアを使用しています。

軽量なモノだけがキャンプチェアじゃない!TPOでチェアを選ぼう

キャンプ用のチェアは、軽量でコンパクトな組み立て式のモノが主流になってきていますが、設営や片づけの面倒さを感じている人も多いはず。

もちろん、軽量でコンパクトなモノはキャンプでは便利ですが、車でキャンプに行く場合で荷台に多少余裕があるときは、設営が楽なモノで、手間暇かけず「リラックス」重視のキャンプを楽しむのもあり!

ケルティはシンプルなデザインで丈夫なので、長年使えるところも魅力です。