長年「小川テント」として親しまれてきたキャンパルジャパンのogawa(オガワ)から2021年新製品シェルターとして登場した「オーナーロッジ ヒュッテレーベン」。信頼と実績のロッジ型テントの流れを受け継ぐ、流れるような美しいフォルムのシェルターです。ogawa直営店の [GRAND lodgeの店舗]にて機能と設営方法などを取材してきましたので、詳しく紹介します!

ogawa(オガワ)「オーナーロッジ ヒュッテレーベン」とは

ogawaと言えばロッジ型テント。[ロッジシェルター]や[オーナーロッジ TYPE52R]に代表される、頑丈な鉄フレームを使った小屋型のテントです。

このロッジ型テントの血脈を受け継ぐ新作シェルターが、オーナーロッジ ヒュッテレーベンです。

設営サイズ 520×225×205(h)cm
収納サイズ 84×34×46cm
重量 総重量(付属品除く):約19.6kg
付属品重量:約3.8kg
(フライ:約9.7kg、ポール:約9.9kg)
素材 フライ:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)
T/C(耐水圧350mm)
フレーム:スチールΦ22mm、6061アルミ合金Φ13mm
カラー オフホワイトxサンドベージュxダークブラウン
付属品 張り綱、アイアンハンマー、スチールピン、
ライナーシート、スタンディングテープ、収納袋
本体価格(税込) ¥107,800
オーナーロッジ ヒュッテレーベン SPEC

大きく見えますが、フロアサイズは520×225cmとそれほど大きいわけではありません。狭めの8m区画サイトでもストレスなく設営可能です。

屋根を斜めに切り詰めスチールポール必要本数を減らすことで、総重量もロッジ型としては少し軽めになっていますよ。ただし強度は犠牲にしておらず、ワンポールテント並みに優れた耐風性を発揮sします!

センター開閉式の出入り口は、上にひさし付き。前後とも大型のメッシュパネルを備え、フルメッシュにして風通しをよくできます。左右もメッシュがあり、4方向全てをメッシュにすることが可能です。

壁面のT/C素材は通気性に優れ、夏は涼しく冬は暖かい空間を作れます。屋根は耐水圧に優れるポリエステルで、高温多湿な日本にはピッタリな素材構成と言えます。

左右はスカート部分の下がメッシュにできますので、多少の雨でも換気が可能。

こちらは出入り口にひさしの無い後面側です。出入口パネルは巻き上げて留めております。

巻き上げずにポールを入れて跳ね上げ、ひさしにすることも可能です。別売のALアップライトポール190cmがぴったりです。

サイドパネルのファスナーを開けて、日陰面積を増やすことも。後面ですが、こちらを焚き火などをするアウトドアリビング側にしても良いかもしれません。

後面側はなんと!トリプルファスナーになっています。ユーザーのアイディアを活かせる懐の深さですね。

メッシュにできる箇所が多く、夏でも快適に過ごすことができそうです。

両サイドの壁面立ち上がり高さは65cmあります。写真のように短辺側にローコットを置いて、就寝スペースにも。

専用の2人用インナーテントも別売オプションで販売されます。

リビング兼寝室としては、4人ぐらいまでが快適そうです。リビングだけの使用なら5人以上もいけますが、大家族の場合は寝室用テントを別に張った方が良いですね。

両側にインナーテントを吊るして4人用の寝室を作っても、中央には約2m四方のスペースが残ります。ここに4人用のイスとテーブルを置いてしまうと、さすがに狭いです。寝るまでは外に作ったリビングで過ごし、寝る時に真ん中のスペースに荷物をしまうという運用で夜露と盗難に備えられます。

収納袋は2つに分かれており、運びやすくなっています。袋1つは10kg弱。片手でも持てますので、両肩にかけて運べば1回の運搬で済みます。

こちらは付属品。ロープとハンマー、スチールペグです。他に説明書とスタンディングテープ、結露防止ライナーシートが付属します。

ogawa(オガワ)「オーナーロッジ ヒュッテレーベン」の設営方法

気になる設営についてご紹介します。先に結論を言ってしまいますと、けっこう簡単です!

まずはスタンディングテープを四角くなるよう広げます。このテープは黒とグレーに色分けされておりまして、グレーの面が出入り口となります。

屋根フレームになるスチールボールを並べていきます。組み立てながらポールを揃えていくよりも、先にポールを並べてしまった方が楽です。赤いジョイントが付いたフレームが中心で、青・白のものが横です。

左から見て青、赤、白と並ぶように置きます。

ジョイントに梁になるポールを差し込み、ロックがかかるまで回します。

ジョイントに開いた穴に、ポール側のバネが引っかかってロックされる仕組みです。

屋根フレームができました。続いては脚パーツを付けていきます。

脚は4本です。完全には組み立てず、末端の一節は折ったままにしておきます。

脚をジョイントに差し込んでいきます。

脚を1節組み立てていないので、屋根が低い状態で組み上がりました。これは屋根が低い方がフライシートをかぶせやすいからですね。

結露防止のライナーシートを引っ掛けています。低いと作業しやすいので先に付けているのですが、完成してから取り付けても問題ありません。

フライシートをかぶせて行きます。2人ですと楽ですが、1人でもできます。

フライシートは前後が違いますのでご注意。ポリエステルのひさしが張り出して付いている方が前です。後ろはひさしが張り出していない代わりに、パネルが跳ね上げられるようになっています。

他の見分け方として、前面にはこのヒュッテレーベンタグがあります。迷った時は探してください。

前面側のみ、ひさしを作る短いポールを差し込んでいきます。合計3本。

ひさしポールはフライシートの穴を通して、ジョイントと合体させます。

ひさしができました。続いては脚を組み立てです。

一節折ったままにしていた脚を連結し、組み立てていきます。

脚の先端にはピンが付いていますので、スタンディングテープのハトメに入れます。ここまで脚の連結から一気にいってしまいましょう。

1本組み立てたら、次の脚という具合に4つの脚を立ち上げます。

フレームが立ち上がり、小さい小屋ができました。

フライシートの裾に付いたラダーロックコードにもハトメが付いておりますので、これも脚のピンに差し込んでおきます。ハトメの穴まで届かない場合はコードをゆるめ、ピンを通してから締めます。

ここでスタンディングテープのループをペグダウンして、固定してしまいましょう。

ファスナーを開けてテント内に入り、フライシートとフレームをマジックテープで留めておきます。

後で付けても大丈夫ですが、幕体にテンションをかけてから付けようとすると巻けないこともあります。張り綱を打つ前には留めておきましょう。

四隅を伸ばし、ペグダウンします。長さ調整できるラダーロックコードで、しっかり締めてください。

両サイドが立ち上がっていない状態まで来ました。あと少しです。

この状態でも中央フレームが幕体をしっかり支えており、安定感があります。

四隅にサイドポールを入れていきます。サイドポールはフライシートの外側で、上はポケット。下はハトメに入ります。入りにくい場合はテープを軽く引っ張りながら差し込みます。

サイドポールの上部に付いたテープを伸ばし、ペグダウンします。ペグ位置はテント中心からおおよそ45°で、サイドポールが垂直に立つように張ると美しいです。

左右のひさしに付いたロープを伸ばし、同じペグに引っ掛けてテンションをかけて張ります。

もう完成です。写真を撮影しながらでも、約15分。建てたのがogawaの熟練者2人とはいえ、かなり速いです。

屋内なので張り綱は省略していますが、初心者でも1時間かかることは無いでしょう。

張り綱は上の写真のようなループに結んでください。全部で8箇所あります。張り綱を全て結ぶことで、強い耐風性を発揮できます。

一度結んだら、次回以降は結びっぱなしにしておいても良いと思います。

屋根の真ん中にあるループは、テンションをかけることで室内空間を少し広げてくれる効果もあります。忘れずに結びましょう。

ogawa(オガワ)「オーナーロッジ ヒュッテレーベン」は実は簡単で扱いやすいロッジ型シェルター

従来のロッジ型テントには、玄人向けというイメージが無いでしょうか。設営は実際それほど大変ではないのですが、重さと価格が高額という点からそう思われてしまいがちです。

このヒュッテレーベンはそういったイメージを覆す、初心者でも扱いやすいロッジ型です。フレームの組み立てなど、ポールをクロスさせて組み上げるツールームテントよりずっと簡単です。

重すぎず大きすぎず、設営撤収も簡単。価格もT/C素材を使用している割には控えめに設定。屋根を斜めにしたことで、雨風にも強くなっています。シェルターとしてはもちろん、インナーを吊るして2ルームテントとしても使いやすい商品ですよ!

▼取材にご協力いただいたogawa GRAND lodge所沢の詳細はこちら

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