こんにちは!アウトドア系YoutuberのFUKUです。今回は、2023年大手キャンプブランドの新製品特集の後半です。キャプテンスタッグ、SOTO、ロゴス、トランギアの商品をご紹介します。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)の2023新作ギア
まずはキャプテンスタッグの新作をご紹介します。
●キャプテンスタッグってどんなブランド?
キャプテンスタッグは新潟県三条市に本社があり、1967年に設立されたパール金属株式会社が大元になります。
今でもキッチン用品や鍋などを展開する有名なメーカーですが、1976年にジャンボバーベキューコンロA型を発売したのがキャプテンスタッグの始まりです。
●オーリックにぴったり!『本革製シングルバーナーケース』
ご紹介するのは、キャプテンスタッグのオーリック専用の『シングルバーナーケース』。税込3,625円です。本革製で良い質感ですね。ブラックの他にブラウンもありました。
このオーリック小型ガスバーナーは、キャプテンスタッグの代表的なロングセラー商品です。結構かさばるし、シングルバーナーの中ではそこまで軽くもないですが、丈夫にできていて、全然壊れないんですよ。五徳も大きいし、バーナーの口径も広いので、大きな鍋やフライパンも使えます。結構火力も強いです。
ケースごと入りますが、本体だけ入れてもいい具合に納まります。
かっこいいですね。オーリックを持っているキャプテンスタッグ好きの人におすすめの本革の専用ケースでした。
キャプテンスタッグシングルバーナーケースのポイント
- オーリック小型ガスバーナー専用のケース
- 本革製で高級感のある質感
- 本体だけでも、ケースごとでも入れられる
SOTO(ソト)の2023新作ギア
続いてのブランドはSOTOです。
●SOTOってどんなブランド?
SOTOは、愛知県にある新富士バーナーという会社が作っているアウトドア用品のブランド。新富士バーナーは1978年に工業用バーナーの製造会社としてできた企業です。
1990年に初めてポケトーチという小型バーナーを作って、風に強いことからアウトドア市場でも注目されたんですね。そして1992年にSOTOというブランドが誕生し、アウトドア用のガス器具を中心に様々な製品が今も作られています。
●キャンプ飯で活躍間違いなし!『炙りマスタープチ』
今回購入したのがこちら。SOTOの『炙りマスタープチ kc-402wh』、税込4,986円です。キャンプ専用ではなさそうですが、ガスバーナーで料理を炙ると種類豊富な調理ができるということで、これはキャンプ飯にも使えそう。
持ちやすくてコンパクトなサイズですね。
スタビライザーを装着すると、卓上に置いておけます。CB感を装着するタイプのガストーチと比べると全然大きさが違います。
レバーを使って火力調整も可能。さらに上には空気調整レバーが付いていて、これをプラスにしておくと1300℃の高温、マイナスにしておくと800℃の低温の炎が出せるそうです。
新品の状態だと空なので、カセットガスを使って底から燃料を入れます。
ちなみにライター用のガスも使えて、より寒い時期にはライター用のほうが火力が安定するそうです。ガスの充てん量は約7g、ガスの消費量は1分間に0.7gです。
火力を最大にして出してみます。すごい、思ったよりパワフル。
空気調整レバーをマイナスにするとこんな感じ。勢いがふわっとしましたね。アウトドアで使いたいなら、勢いの強いほうがいろいろ役に立ちそうです。
これは結構な火力がありながらも、コンパクトサイズで収納や持ち運びにも便利な炙り用のガストーチなんですね。一回の連続使用は3分までとなっています。これがあればコンパクト装備でも炙りキャンプ飯ができちゃいそうです。
SOTO炙りマスタープチのポイント
- 料理を炙ることでキャンプ飯の幅が広がる
- 持ち運びやすくコンパクトなサイズ
- スタビライザーを装着すると卓上で自立する
- 火力調整、空気調整が可能
- カセットガスやライター用ガスで使用可能
- パワフルな火力がある
ロゴス(LOGOS)の2023新作ギア
続いてのメーカーはロゴスです。
●ロゴスってどんなブランド?
ロゴスには90年以上の歴史があるそうです。始まりは1928年。キャンプ用品の販売を開始したのは1983年で、ロゴスのブランド名が誕生したのは1997年とのこと。気軽に楽しめるアウトドア用品をコンセプトに親しまれてきました。
●人気のギアがカッコよくなって新登場!『the ピラミッドTAKIBI 2023limited』
ロゴスと言えばピラミッド型焚き火グリルが有名ですが、初代モデルは2002年と結構ロングセラー品なんですね。
そんな焚き火台の新バージョンが出ていたので買ってみました。ロゴスの『the ピラミッドTAKIBI 2023limited』、税込7,745円です。カラーとデザインが新しくなっています。
中身はこのようになっていました。多分土台のデザインが変わったんですよね。ラグジュアリーなデザインです。
ロストルとゴトクを置いて、しっかりした五徳付きの焚き火台になりました。非常にがっしりした造りで結構かっこいいですね。強度はかなりありそう。
8㎏のダッチオーブンも余裕です。大きなダッチオーブンで調理しながらも周りから薪を足していきやすい。
この灰受けの仕組み、よくできていますよね。片付ける時はこの灰受けを持って捨てに行くだけなのですごくラク。Mサイズで家族など複数でキャンプする時にも使いやすいんじゃないでしょうか。
実際に使ってみました!この焚き火台、今更初めて買ったんですがいいですね。まず火床が広いので、薪がくべやすい。ピラミッド型が安定感があるので倒れる心配もほとんどなし。そしてこの角度なので、薪が外にこぼれ落ちにくい。
初心者さんが使う焚き火台としてとても向いていると思います。灰受けもぶら下がっているので、下からも空気が取り込まれて良く燃えやすいし、遮熱版の役割もしていそう。いろいろな面でよくできていますね。
五徳を置いても面積が広いので、奥でお湯を沸かしても手前はまだ広く空いているので同時に焚き火もしやすい。後片付けもカンタンでした。
ロゴスthe ピラミッドTAKIBI 2023limitedのポイント
- カラーとデザインが新しくなって登場
- 火床が広く薪がくべやすい
- 安定感のある形で倒れる心配が少ない
- 角度が付いているので薪がこぼれ落ちにくい
- 灰受けの仕組みが良くできていて、片付けもラク
- 初心者さんにもおすすめの焚き火台
トランギア(trangia)の2023新作ギア
次はトランギアです。
●トランギアってどんなブランド?
トランギアは言わずと知れたスウェーデンの老舗アウトドアブランドですが、日本ではIWATANI-PRIMUS(イワタニプリムス)株式会社が正規の輸入元となっているようです。扱っているブランドは海外の有名ブランドがずらりと並んでいます。
●メスティンと組み合わせて便利になる『マルチボード』
そんなトランギアの新製品がこちら。『マルチボード』、税込1,383円です。
トランギアのメスティンと組み合わせて湯切りやカッティングボードとして使用できます。メスティンに入るカッティングボードは今どき100円ショップにも売っていますが、トランギアが作るとどうなるんでしょうか。
左が通常サイズのメスティン用の目盛、右側がラージメスティン用の目盛になっています。そして、これ自体がカッティングボードになっていて、湯切り穴も付いています。
通常サイズのメスティンに入れてみるとぴったり。
上に置くと溝がぴったりメスティンにハマるので、ズレずにカッティングボードとして使えます。
またお湯を切る時も上手く溝が機能してくれて、ずれ落ちることはありません。意外と便利です。現状売っている安いカッティングボードとは違う機能で差別化が図れていました。
トランギアマルチボードのポイント
- メスティンと組み合わせて湯切り、カッティングボード、計量に使える
- メスティンの通常サイズにぴったりのサイズ
- メスティンとマルチボードの溝が上手くハマり、ズレずに湯切りやカッティングボードとして使えて便利
2023新作ギアでキャンプをアップデートしよう!
今回はキャプテンスタッグ、SOTO、ロゴス、トランギアの2023新作ギアをご紹介しました。大手ブランドは品質が安定していて安心感のあるものが多いですね。新しいキャンプギアに出会えるとやっぱりワクワクするので、ぜひチェックしてみてくださいね!