こんにちは。加齢のせいか、最近牛豚より羊がおいしい[くにぱぐ]です。我が家のファミキャンは私が設営撤収料理運転と何もかもやるので、実はあまり手の込んだ料理はせず、ほとんど夕飯はバーベキューのみです。そういうご家庭は多いと思うのですが、もしバーベキューに飽きてしまったら、手間はそのままで、お子様から大人までみんなが喜ぶ本格的なジンギスカンにチャレンジしてみませんか?

【ジンギスカン鍋】実はお手頃価格!まずは道具を用意して雰囲気を楽しもう!

ジンギスカンは言うまでもなく北海道の名物料理で、ラムやマトンといった羊肉を野菜と一緒に焼いて食べるメニューです。

ジンギスカン鍋と呼ばれる独特の鉄鍋を使用しますが、このジンギスカン鍋は羊肉から出た脂を野菜に絡めるための形状で、あると美味しさが増すだけではなく、雰囲気からして本格的になりますね。

ジンギスカン鍋を北海道以外で持っている人がどれだけいるか分かりませんが、意外とこの鍋は全国どこでもお手頃価格で売られています。だいたい通販であれば2000〜3000円程度。ホームセンターでは、もっと安いと思います。

これだけの価格で一生使えるので、ジンギスカンが好きと言う人は是非購入をおすすめします。

【ジンギスカンの肉】安いものでも美味しい! 面倒なら味付き冷凍肉がオススメ!

焼肉やステーキだと、「高い肉=うまい肉」というのが一般論ですが、ジンギスカンの場合、肉の質や価格は、牛や豚、鶏ほどは味に影響しません。安い肉を買って来ても、結構美味しく食べられます。

ジンギスカン用の肉は、冷凍の味付けされた肉や、生のラムロールなど、さまざまな種類が売られています。基本的には何を選んでもよいですが、一般的にはマトンよりラムのほうが万人受けはすると思います。

生の場合、焼肉のようにジンギスカン用のタレに焼いた肉をつけて食べてもいいし、自分で下味をつけてから焼いても構いません。

手っ取り早いのは味付けされた冷凍肉です。「運河焼肉」「松尾ジンギスカン」などが有名です。

解凍してから焼きますが、冷凍のままクーラーボックスに入れておけば道中の保冷剤になりますし、夏場なら1〜2時間もあれば自然解凍できるので使いやすいです。味も本格的で、お子様が苦手なくさみも少なめです。

生肉をそのまま焼く場合は、スーパーの焼肉のタレコーナーにあるジンギスカンのタレを買っておきましょう。

定番は[「ベルのたれ」]です。フルーティで酸味とコクにあるこの味わいは独特で、普通に焼肉に使ってもおいしいです。

生肉を自分で下味をつける場合、以下のレシピを参考にしてみてください。牛乳を入れることで、羊肉特有の臭みを消しています。

【漬け込み用ダレ ラム400g〜600g=2~3人前】

  • 牛乳 …100ml
  • 赤ワイン …100ml
  • 醤油 …大さじ3
  • ウスターソース …大さじ3
  • すりおろしリンゴ …1/2個
  • すりおろしタマネギ …1/2個
  • 砂糖 …大さじ1/2
  • はちみつ …大さじ1/2
  • チューブニンニク …3cm程度
  • チューブショウガ …3cm程度

こちらに1時間〜1晩ぐらい羊肉を漬け込んでおいてみてください。ジップロックなどに入れて漬け込んでおき、そのままキャンプ場まで持っていけば、あとは焼くだけ。これも簡単ですね。

もちろん味付けはいろいろと工夫をしてみても構いません。ジンギスカンって結構懐の広い料理だと思いませんか?

【ジンギスカンの用意】カット野菜があると簡単! 炭火で作るとより美味しい!

ジンギスカン鍋とお好みの羊肉を用意したら、あとは野菜と火を入れるための熱源ですね。

野菜はスーパーならどこでも売っているカット野菜が簡単です。もやし、キャベツ、ニンジン、ピーマン、タマネギなどが入っている「焼きそば用」あるいは「バーベキュー用」がベスト。とはいえ、この辺はお好みで構いません。

コストを抑えたいならもやしだけでも構いませんし、我が家の場合は子供の好きなカボチャ、あとはパックのゆでトウモロコシなども用意していきます。

トウモロコシは既に加熱済みなので、表面に焼き色を付けて、醤油やジンギスカンのタレをつければ簡単に美味しく食べられます。

熱源はガスコンロでも構わないのですが、バーベキューグリルで炭火を起こすと遠赤外線効果でより美味しく食べられます。

我が家の場合はおなじみのユニフレーム[「ファイアグリル」]に[ヘビーロストル]を乗せて、の上にジンギスカン鍋を置いて使用します。

ジンギスカン鍋の底はくぼみがあって、グリルによっては不安定な置き方になり、危険です。しっかり安定することを確認してから使用するようにしましょう。

その他、必要なものとしては、牛脂などの脂があります。

私の場合はラードを使用します。間違ってこぼれたりするトラブルがなく、必要な量だけ出して使えるので、炒め物や炒飯など、ちょっとした量の油が欲しい時はラードは便利です(昔、山男はよく愛用していたようですね)。

それと、お子様がジンギスカンを受け付けない場合のことを考えて、フランクフルトなどもあるといいでしょう。

シメは冷凍うどんがオススメです。こちらも肉類と併せて解凍をしておきましょう。

【ジンギスカンの調理】焼くというよりは煮る! シメのウドンや「め丼」もうまい!

では、実際にジンギスカンを調理していきましょう!

●【1】炭火を起こし、ジンギスカン鍋を温める

フランクフルトなどはこの段階で焼いてしまいましょう。お腹をすかせたお子様が喜びますし、じっくり焼いているうちに、鍋が熱々になります。

●【2】ラードを少量ジンギスカン鍋に塗る

ラード(あるいは牛脂)を大さじ一杯ぐらい、全面に塗ります。焦げ付き防止の意味合いが強いですね。

●【3】鍋の外側に野菜、その内側に肉を乗せて焼く

羊肉の脂とタレで野菜を焼いていくようなイメージです。そのうち汁気で煮込んでいくような感じになります。

羊肉は適宜引っくり返して、両面に火が通れば食べごろ。野菜と一緒に食べましょう。

●【4】シメはうどん! 残った汁で味付けをしよう

ジンギスカンはシメにうどんを食べるのがオススメです。野菜と肉、タレの汁で味付けをしましょう。ベルのタレがあればそれもかけながら焼くといいです。

このうどんが実に美味しい! お子様も喜んで食べてくれると思います。

●【5】足りない場合は北見名物「目丼(めどん)」がオススメ!

ジンギスカンで足りない場合、あるいはキャンプの翌朝など、余ったジンギスカンのタレで作る「目丼」が美味いです。「目丼」は北海道北見市のソウルフード。簡単に作れ、クセになる味わいです。

作り方は簡単で、半熟に目玉焼きを作り、熱々のごはんに乗せて、ジンギスカンのタレと本だしを少量かけるだけ。仕上げは青のりが定番だそうですが、今回は青ネギで代用しました。

【ジンギスカンの片づけ】ジンギスカン鍋は重曹で煮込んで汚れを落とす!

キャンプでジンギスカンを楽しんだあと、我が家の場合は、キャンプ場でジンギスカン鍋を綺麗にするのは諦めています。というのは、それなりに洗うのが大変で、キャンプ場の水道で長々と洗っても気休めにしかならないからです。

片づけの方法ですが、鍋が冷めたらゴミ用の大きなビニール袋で包んでしまい、そのまま家に持って帰り、重曹で煮込みます。これで焦げ付きを落とすのがなんのかんので早いですね。ビニール袋はしっかりとくるみ、汚れやニオイが帰りの車中に拡がらないようにしましょう。

ジンギスカン鍋はめったに使わないのですが、たまに出した時にしっかり仕事をしてくれるように、手入れはしっかりと行っておくとよいですよ。数年に一回、不意にジンギスカンへの欲求が湧いてくる日があります!

コスパ最高のジンギスカンでキャンプのバーベーキューを楽しもう!

ジンギスカンは敷居の低い、お財布にも優しい料理なので、レパートリーに入れておくと、いつもとは一味違うバーベキューがコスパ良く楽しめます。

40を過ぎると、何やらものすごく美味しく感じますし、ビールなどにもよく合いますよ!

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