気象庁は19日、関東甲信から、東海、近畿、中国地方の広い範囲で梅雨明けを宣言した。いずれも平年より2日早く、関東甲信地方では昨年に比べると10日早い。

 気象衛星ひまわり8号の観測画像を見ると、九州と北海道を除く西日本から東日本の広い範囲に雲がなく、高気圧に覆われて晴れ渡っている。九州北部では、大気の状態が非常に不安定な状態が続いており、今夜にかけて局地的に積乱雲が発生し、落雷や竜巻などの激しい突風が起こる危険があるという。

 一方、梅雨明けを迎えた東日本と西日本では今週から来週はじめにかけて高気圧に覆われ、最高気温が35℃を超える猛暑日が続く見込み。関東の一部の地域では、きょうは夕方にかけて光化学スモッグが発生しやすく、気象庁が注意を呼びかけている。

 気象庁によると、先月7日からきのうまでに関東地方で降った雨量は、東京で116.5ミリ(平年248.6ミリ)、千葉76.5ミリ(同212.8ミリ)、横浜165.0ミリ(同273.9ミリ)、水戸124.0ミリ(同214.0ミリ)と、平年を大幅に上回っていて、深刻な水不足が懸念される。